« 高山病 | トップページ | 天ぷらそば »

2008年8月 4日 (月)

大自然と蟻

最初に富士山に登ったのは、奈良時代の「役の行者」らしい。 Cimg6122_4

当代随一の奇人だった彼(小角)は、

夜のうちに登って、翌朝には里に帰ったと伝えられている。

私達富士山頂往復マラニックの参加者は、役の行者並みの奇人なのだろうかな?

高山病に苦しめられたお陰で、ラッキーなこともあった。 Cimg6123

下山道の御殿場口で、富士登山駅伝に遭遇したのだ。

御殿場陸場競技場と富士山頂間の駅伝だ。

空気の薄い斜面を駆け登るなど、役の行者顔負けの離れ業だろう。

案の定、登って来るランナーの顔は、いずれも真っ赤であった。Cimg6124

その反対に下りのランナーは、度胸勝負でもある。

その速さと言ったら、転げ落ちるよりも早そうだ。

例年の優勝チームは、何と言っても自衛隊で、今年も滝が原自衛隊だった。

実は自衛隊は、このレースの支援のために、 前夜から訓練を兼ねて相当数が登っている。 Cimg6125

登山道にそれぞれ散開して、レース道を確保しているのだ。

自衛隊も含め、眼下に広がる広大な自然の中で、 人々の姿は蟻のようであった。

余談だが、富士山に最初に登った外国人は、万延元年(1860)のイギリス公使オールコックである。

それに富士山は明治五年まで、女人禁制の山だった。 Cimg6126

その山に最初に登った女性は、慶応元年(1867)の英国大使パークス夫人であった。

幕府は、日本人には禁制の登山を異人には許可したのだ。

この国には、そんな旧弊がいまだに残っているような気がする。

|

« 高山病 | トップページ | 天ぷらそば »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

2008 富士山頂往復マラニックも
無事終了しました。
お疲れさまでした。
そして・・・残念でした。

今年の完走率は昨年より下がりました。
いかに
富士山が厳しいか・・・

でも
挑戦しがいのある日本一の山です。

来年また挑戦しましょう。
詳しくは結果表を見て下さい。

安達さんが
執念の完走を果たしました。
制限時間5分前のゴールです。

投稿: ヒロボー | 2008年8月 5日 (火) 08時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大自然と蟻:

« 高山病 | トップページ | 天ぷらそば »