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2008年9月25日 (木)

人生の旬

猛暑が去って、稔りの秋を迎えている。

一年で最も、旬の食材が豊富になる時期だ。

リンゴや柿、栗や柑橘などの果実は勿論のこと、地味な野菜にも注目したい。

特にサトイモやナス、ゴボウ、キノコは、殊更な旬だろう。

里芋のあの独特のぬめりの成分は、ムチンという解毒作用のある酵素で、

肝臓や腎臓を丈夫にしてくれる。

秋茄子のあの紫は、アントシアニンでコレストロール値を下げてくれる。

牛蒡だって、植物繊維の塊だ。

茸は、ビタミンやミネラルの宝庫だ。

要するに旬の野菜には、夏の疲れを癒す素材が揃っている。

ところで話は、人の生き方である。

養生訓で有名な貝原益軒が、人間の秋について書き残している。

彼は「人間は、60歳からが収穫期なのだ」と言っている。

事実彼は、60歳からの26年間に52冊の著作を残している。

人生色々と経験してきて、落ち着いて物を見極め、

着実な仕事が出来るのが60歳からという見本でもある。

つまり人間の旬は、60歳からだと思わなくっちゃいけない。

旬の野菜を頂きながら、随分と元気が出たような気分である。

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