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2008年9月10日 (水)

再読

司馬遼太郎の本を読み始めたのは、私が40歳を過ぎた頃だ。

たちまちにして、歯切れの良い文章と、歴史を担った人々の生き様に、

引き込まれてしまった。

そうして「もっと早く、司馬さんの本と出合っていれば・・・」と悔やんだりもした。

以来、司馬さんの書いたものは、無条件に手に入れるようになった。

だから、短編だろうが対談だろうか、ほとんどの著作を読んでいる。

司馬さんの本だけの書棚もできてしまった。

当然、ものの見方考え方だって、司馬さんから相当に影響されているはずだ。

ふとその書棚を眺めていて、この本を改めて読み直してみようと思い立った。

するとこれが又、初めて読んだ時以上に新鮮なのだ。

司馬さんの筋書きの工夫を辿ると、司馬さんが何を言いたかったのかが分かってくる。

勿論、司馬さんの人間を見る目が、行間から生き生きと伝わってくる。

筋を追っかけて読み漁ったの頃とは、相当に味わいが違っている。

すべて読み返すには10年近く要するだろうが、

「人間とは何か」ということを、改めて学ぼうと思っている。

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