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2008年9月16日 (火)

人の居所

リーマン・ブラザーズの破綻で、私達も多少の影響を受けるように、

人間は、一人では生きようもない。

それにも拘らず、孤独な生き方を強いられている人は数知れない。

東京の無差別殺人もその吐け口だったが、何故そんな人間が増えるのか?

それは、孤独で生きようもない人間が、孤独を強いられているからだ。

職場の人間関係だって縦糸が切れてみれば、共通の話題すらなくなってしまう。

或いは案外、その職場自体の虚飾を自覚しながら生活しているのかもしれない。

祭りもその吐け口なのだが、場合によってはその祭りだって孤独を際立てかねない。

かつての農耕社会では、孤独などという言葉すら不用であった。

人々が力を合わせなければ、生きていけなかったからだ。

今の社会、家族ですらそれぞれ別の社会に生かされている。

けっして、運命共同体ではないのだ。

その繰言はともかく、これからの高齢化社会では、

この居場所をどうするかは、厄介な問題だと思う。

人間の精神は、TVや新聞だけを相手に暮す訳には行かないのだから。

この点私なぞは、走友の存在に随分と助けられている。

一昨日のウルトラマラソンだって、電話やメールの励ましが続く。

励ましたり心配したり、時には喧嘩も出来る。

誠に得難い仲間なのである。

人には、自分の巣というか、心の居場所がどうしても必要だ。

その居場所をつくるのが、人の生涯の目的と言っても良いかも知れない。

だが、その人に与えられた時間は限られていて、

釈迦力になって自分の居場所を広げようとしても、自ずと限りがあるだろう。

それでも、共に馬鹿になれる仲間を作らなくっちゃいけない。

それが、人の居場所なのだ。

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