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2008年10月 3日 (金)

能登・輪島

昨日から輪島を訪れている。Cimg6335

能登地震のあったのは、一昨年の3月だったろうか。

輪島塗りの工房など、ふるい建物が甚大な被害を受けた。

その被害もかなり復旧されて、小奇麗な輪島になっていた。Cimg6341

しかし、重蔵神社には鳥居がなく、片隅に無残に倒れていた。

泊まった旅館の仲居さんが、「地震で人が見えた」と言っていた。

どう見えたのかと聞くと、自分のためだけに行動した人、Cimg6340

人助けに走り回った人、そんな姿があからさまになったと、

事例を上げて説明してくれた。

誰のもとで働くべきかも考えたと言う。

危機管理というよりも、そんな時こそ人間の本然が露出するのだろう。

この震災で、伝統工芸の輪島塗も大きな転機を迎えた。Cimg6334

もともと手間かけ暇かけ、時間を凝縮させたような産物だ。

既に実用品としてではなく、工芸品になってしまっている。

地震が、廃業・転業の引き金になったのだ。

伝統工芸の保存・伝承は、限りなく難しい。

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