« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月30日 (日)

お茶と日本人

中国の浙江省で6000年前の茶園が発掘されたそうだ。Cimg6746

その中国の茶が、

1200年前、留学僧の永忠らによって、この日本に伝えられる。

そしてお茶は、長い間僧坊の秘薬であった。Cimg6755

そのお茶が室町時代の後半から、庶民の段階にまで広がってくる。

上流階級iは茶の湯であり、庶民にとっては養生の妙薬(サプリメント)だ。

それにそのお茶も、中国から伝来した方式や製法を鵜呑みにしたのではなく、

少しずつ時をかけて日本化してきた。

結果として今日、日本のお茶と中国のそれとは随分違ったものになった。

喫茶文化も蒸製の緑茶も、日本流のものになったのだ。Cimg6750

とは言え、この国の多くの人々が日常的に茶を飲むようになったのは、

戦後のことかもしれない。

静岡駅の南口に、お茶プラザがある。

そこに行くと、日本茶インストラクターが丁寧にお茶を淹れてくれる。

恐らく、世界中何処の国にも無い淹れ方だろう。Cimg6748

そういう意味で、日本茶は最も日本的なものの一つではなかろうか。

或いは、日本人の何物かが感じられるものかもしれない。

不況風が強まって、ゆとりはどんどん失われていく。Cimg6753

でもそんな忙しなさとは別に、

「ホッとする一息の味わい」を楽しむもの大切なことだ。

金沢ゆうさんの「東京の日本茶カフェ」出版記念シンポで、

そんな事を思っていた。

恋愛とは、二人でお茶を飲むこと、

結婚とは、二人でお茶を淹れることだそうだ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月29日 (土)

努力の報い

多くの人は、努力がそれなりに評価されると信じている。Cimg6714

だからせっせと励むし、希望も失わない。

米国がこれまで発展できたのも、そうした努力が評価される国だったからだ。

それに多くの場合、努力の積み重ねが人物を作るのだ。

とは言え、努力の割には報われない人や、Cimg6702

逆にそれほど努力しなくても見返りの多い人もいる。

人はそれぞれ能力も資質も違うのだから、それもある程度仕方ないだろう。

ところが近年、「負け組み」なる分類が登場した。

努力しようが何しようが、負け組みなのだ。Cimg6686

這い上がろうにも、その道が見えなくなってしまっている。

その鬱屈した感情が、とんでもない事態を引き起こす。

元厚生省事務次官襲撃事件も、その類かもしれない。

卑劣な事件を起して、平然と「襲撃に悔いは無いなどと言う。Cimg6585

46歳そこらの男が、その異常さは尋常ではない。

ムンバイの事件を起したイスラム過激派にも、

深層には格差社会への反抗がある。

いずれも暴力の正当化など出来ようも無いが、

「異常な事件!」では済まないと思うのだ。

夢もチャンスもある社会の維持こそ、

私達の目指す社会でなくてはならない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月28日 (金)

駅前地下広場

ここ数年工事が続いていた広場が完成して、Cimg6715

やっと政令市の玄関らしくなって来た。

老人ボランティアの大御所案内所の開設、

マルチビジョンの映像もそれらしさを醸している。Cimg6713

バスストップだって、随分と分かり易くなった。

11月から12月にかけて、

この広場で「HOTひといきコンサート」が始まった。Cimg6712

昼休みの一時を、プロの演奏で楽しもうと言うのだ。

来年秋に開催される国民文化祭の前触れでもある。

静岡のこのコンサートは、浜松の賑やかな演奏と違って、Cimg6711

幾分上品で、この街のしっとり感とマッチしている。

今日の奏者は、ジャズクインテットBIANCAであった。

こんな陽気なジャズで、不況風を追いやってもらいたいものである。Cimg6710

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月27日 (木)

景気ってやつ

仕事の関係で、経済動向に関係することが多くなった。Cimg6700

景気動向の帰趨は、システムの影響があるにしても、

その多くが人々の気分に左右される。

一人ひとりの反応は僅かでも、それが世界中を巻き込んで巨大な渦になる。Cimg6669

今、個人や企業の支出削減が寄り集まって、

奔流のような不況を発生させつつある。

米国のリーマン・ブラザーズの破綻が9月の15日。Cimg6676

この僅か三ヶ月で、日本も世界の景気も劇的に悪くなった。

日本の株価時価総額は半分近くになったし、

韓国のウォンなぞは、対円で半分の価値になってしまった。Cimg6672

三ヶ月前に10万円で日本に旅行できた韓国人が、

今では20万円必要なのだ。

製造業もサービス産業も、仕事が減るから人員整理をする。

失業者が増えるから、消費は一層落ち込んでしまう。

それがまさに「景気」と言うものなのだろう。

世界中の政府が需要を喚起している。

だが、先進諸国では新たな需要拡大は限られている。

この点BRICS諸国には、やることが一杯ある。

人口だって増えているし、若い世代には開かれた活力がある。

景気の回復は、新興国に期待する他ないのかもしれない。

そう考えると今回の金融危機は、

新興国に市場や優秀な人材が移動し、

新興国を中心とした新しい経済社会への転換期になるのかとも思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月26日 (水)

食堂かたつむり

小川糸という、まだ35歳の女性作家の本である。Cimg6709

主人公「倫子」と母との確執が主な筋書きなのだが、

それが何とも温かく、母子の絆を取り戻していく。

その仲立ちが、彼女の作る料理なのだ。Cimg6575

倫子は母の住む里に戻って、「かたつむり」を始める。

土地の素材で、その客に合わせた料理を出すのだが、

彼女の料理を食べると良いことが起こると評判になる。Cimg6699

そんな料理を作って、次々と人をハッピーにしていくのだ。

その母親と癌で死別することになるのだが、

その間際、憎んでいたその母の本当の愛情に気づくのだ。Cimg6687

本を読んで、少しばかり感傷的になった。

何しろ、本の内容のほとんどが料理なのだが、

料理が人を幸せにするってことにである。

食べた人が、優しい気持ちになれる料理を作ろう。

そう決意する主人公に、ホロリと涙がこぼれそうになった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月25日 (火)

人生いろいろ

自分の生き様は、自分で納得するしかない。Cimg6688

所詮人生は、思うが侭になんてなる訳が無い。

「人生それぞれ」の発言で物議をかもしたのは小泉元総理だ。

その小泉さんも引退して、自分の人生のピークは、Cimg6697

「自民党をぶっ壊す」と言っていた頃だなって思ってるかもしれない。

人にはそれぞれの起伏もあるし、幸運や不幸もある。

時代の風に流されてしまう人だっている。Cimg6699

そして誰もが、一生懸命に生きているのだ。

誰もが「自分の人生」しか生きられないし、

それを他人の人生と比較しても詮無い事だ。Cimg6702

人は、自分の体温や脈拍で物事を感じる。

自分の体温よりも低いものを冷たいと感じるし、

脈拍のテンポで遅速を測っている。

自分の地位とか仕事、家庭環境や日々の生活が基本なのだ。

そして、昨今の不況風と格差社会というやつが、

「人生いろいろ」と言ってられなくさせつつあるようだ。

昨今の意味不明な凶悪事件は、その露頭かもしれない。

人は、いつも澄んだ気持ちでいる訳ではない。

落ち込むような病気にだってなる。

だけど、後々充実した日々だったと思えるように生きたい。

人生いろいろあるけれど、高望みしたって始まらないのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月24日 (月)

夫婦

11月22日は、良い夫婦の日だったそうな。Cimg6667

夫婦にも色々とあって、なかなか良い夫婦は難しい。

苦楽を共にしているはずなのに、

何時の間にかそれぞれの道を歩いていたりする。Cimg6685_2

勿論それぞれ完璧な人間なんている訳も無く、

お互いの欠点を見ない振りをして同居している場合も多い。

とは言え、鳥だって獣だって、つがいで巣を作る。Cimg6666

子孫を残して、生涯を終える。

それが最小限の役割だろうか。

夫婦生活に苦労が有るからって、結婚すらしない若者が増えている。Cimg6682

きっかけが無いのか、踏ん切りがつかないのか?

人生、苦もありゃ喜びもある。

その苦楽共に分かつのが、夫婦なのだが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月23日 (日)

汽車に揺られて

大井川鉄道は、SLの運行で観光客を集めている。Cimg6674

この晩秋は、紅葉を求めて満席が続いている。

そのSLに乗って千頭でトロッコ列車に乗り換え、接阻峡まで向かう。

勿論、汽車の中は宴会状態である。Cimg6678

車掌がハモニカを吹きながら、サービスに回ってくる。

その車掌さんと一緒に盛り上がるのも、この旅の醍醐味だ。

さて接阻峡に着いてからは、温泉に入って、それから又宴会である。Cimg6684

囲炉裏を囲んでの温かな談笑は、得がたいものだと思う。

今回の紅葉マラニックは、アットホームな大会になった。

参加者が総勢8名なのだ。Cimg6694

人数は、少ないほうが良い。

主催者の萩田さんには申し訳ないが、私はこんな大会の方が楽しめる。

ともあれ、早朝の6時にはそろってスタートである。Cimg6695

月が空高く輝いている中を、寸又峡に向かって走る。

長い上り下りが限りなく続く。

紅葉を愛でようと思うのだが、足の方がそんな余裕を与えてくれない。Cimg6696

紅葉は、もう終盤を迎えている。

それでも今シーズン最高の人出なのだそうだ。

寸又峡から千頭、そして川根温泉へと60kmの旅である。Cimg6698

温泉への到着は、16;47になった。

何と、10時間近く走り続けたことになる。

風呂に入って、またまた宴会。Cimg6701

余事を考えなくて済んだ2日間だ。

私にとって、代えがたい休日である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月22日 (土)

棒ガラ

農作物は、虫にとってもよほど美味しいものと見える。

つくづくそう思う。Cimg6610

雑草は、まつたく見向きもしないくせに、私の作る野菜を食べる。

お陰で白菜もキャベツも、ホウレン草も棒ガラ状態である。

農薬を使わずに作ろうと思うのだが、

チョツト目を離すとご覧のとおりなのだ。

もう既に、如何ともし難い。Cimg6609

そもそもこれは、農薬散布を前提に育種した結果ではないか。

元来の植物には、それ自体を防御する一定の機能が有る。

その機能がある故に、生存できたのである。

私達は、その自然防御機能を取り去って、Cimg6665

美味や多産を追求してきた。

結果として今日の私達の食生活は、

農薬によって支えられるようになったのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月21日 (金)

浮月

静岡駅の程近くに、豊かに水たたえた閑静な庭がある。Cimg6657

明治の国学者中村秋香はその庭を、

「いにしえの その面影も 池水の 心に浮かぶ 宿の月かな」と詠んだ。

もともとここは、徳川幕府の代官屋敷であった。Cimg6656

明治二年、その屋敷に手を入れて住んだのが徳川慶喜だ。

徳川最後の将軍慶喜は、ここに移り住んだ当時33歳であった。

Cimg6655れから20年の間、油絵や写真、自転車や狩猟に夢中を装い、

この屋敷から明治日本の移り変わり様を眺めていたのだろう。

彼自身、幕末の動乱から明治への変貌を、どの様に考えていたのか? 

記録として、何らの回顧録も残されていない。Cimg6662

ともあれこの屋敷は、明治23年市から払い下げられて料亭となる。

その後、明治25年、昭和15年の静岡大火で建物は焼けてしまう。

だがその庭だけは、昔のままの風情で残され、慶喜の日常を偲ぶことができる。Cimg6654

浮月亭当時には、明治の元勲である伊藤博文や井上馨なども、

ここを訪れている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月20日 (木)

浪費の価値

2兆円規模の定額給付金の話である。Cimg6659

残念ながら、これまでの日本経済は輸出によって成り立っていた。

それがこの10月、貿易収支が28年来の大幅な赤字になった。

世界の金融恐慌で、生命線の輸出が駄目なのだ。Cimg6663

本来資産大国のこの日本は、もっと消費をしなくっちゃいけないのだが、

年金不安とか生来けちであるとか、あんまり贅沢をしない。

この恐慌に突入しようかという刹那、何とか内需を喚起するしかない。Cimg6646

それが今回の給付金である。

だが、こんな嬉しい話は無いのに、何故か不評である。

それはこの2兆円が、一時しのぎでしかないことが分かるからだ。Cimg6638

瞬く間にその効果は消えてしまうし、その後が無い。

本当の内需拡大は、年金制度を磐石にしたり、

国土を限りなく活かして価値を生み出すことだ。

仮に、2兆円を呼び水に、年金の大部分を税金で賄う仕組みを作ったとする。

将来消費税の引き上げがあったとしても、国民は財布の紐を緩めることが出来る。

2025年には、人口の三分の一が65歳以上になるのだ。

彼らの心配事を払底してやるのが政治ではないか。

将来のこの国の有り様を見出すのが、内需拡大であるべきなのだ。

このままじゃ、この国はどんどん衰退するね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月19日 (水)

非日常

規則正しい日常と言うものは、実に大切なリズムだ。Cimg6630

だが私達は、それだけで満足するようには出来ていない。

未知のゾーンを求めて、日々歩き回っているようなところがある。

それは美味・珍味であったり、四季の花々だったり、Cimg6631

魅力的な空間や出会いであったりもする。

旅行は、その非日常の典型だろう。

だから観光地は、あれこれと非日常を演出工夫する。Cimg6632

そのサプライズの提供こそが、誘客の源泉だからだ。

そうした適度な刺激を糧に、私達は心を豊かに出来るのだ。

そいつは、小さなことでも良いんだ。Cimg6633

日々の生活の中に、小さな非日常を探してみよう。

やがてその探索が、日常になれば良い。

浜松の街外れに、ドゥソールと言うレストランがある。Cimg6634

看板すらなくて、探し当てるのに苦労するのだが、

そのレストランの窓からの景色がいい。

奥まった道の一角が、南フランスを思わせる。

そして調度も建物も十二分に非日常で、その異空間に驚く。

ゆったりと非日常を味わうには、手ごろな空間だろうか!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月18日 (火)

人が真ん中

都市は人が集まるところ。Cimg6620

しかも、余暇を楽しみに集まる所。

それが、ヨーロッパの一般認識かもしれない。

観光地は言うに及ばず、Cimg6621

街のチョツトした路地や広場には椅子テーブルが広がり、

人々が食事したり読書するのが普通の風景だ。

ところが私達は、箱庭に閉じこもりがちな農耕民族だ。Cimg6622

それに日本はモンスーンの国で、夏冬はそんなスタイルには無理がある。

ならば春と秋には、思いっきり街を楽しめばよいのだが・・・。Cimg6647

イベントには足が向くのだが、私達は外でゆったりとは過ごせない。

要するに、時間と空間を楽しむのが下手なのだ。

今、静岡市の呉服町で「連日歩行天」を試している。Cimg6648

今月限りのようだが、生活文化というものは、

月日の積み重ねて初めて出来るものだ。

思い出が出来るほど何年も続けてこそ意味がある。Cimg6649

まず、思いつきでやってみても駄目だな!

それに、駿府公園にへんてこな造形が出来ている。

素人の芸術モドキで、「こりゃ、何だ?」と思わせる。

鑑賞は無理だが、????だけ良いと思う。

私達も、何も遠くまで出かけることは無いのだ。

近回りで、結構楽しむことが出来るかもしれない。

それには、人に楽しい空間を演出することだ。

そして、しつこく続けることだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月17日 (月)

古刹

紅葉が見ごろだと言うので、引佐の龍潭寺を訪ねた。Cimg6639

小雨にも関らず、訪客は絶え間ない。

小堀遠州の造園と伝わる心字池の庭も、

落ち着いた変わらぬ風情の中にあった。Cimg6635

古来寺社と言うものは、その寺社領からの上がりで運営されてきた。

この点、この龍潭寺は恵まれていたのかも知れない。

浜松市北部のこの井伊谷は、徳川譜代の井伊氏発祥の地である。Cimg6637

そうしてこの寺には、井伊直政など三代が葬られ、

井伊家の菩提寺として大切にされてきたからだ。

信長が武田勝頼を討伐した後、Cimg6640_2

家康は井伊家に武田の家臣団を受入れさせる。

その武田の騎馬軍団は、赤い鎧がシンボルであった。

武田の軍団を丸ごと抱えた井伊氏は、以後赤備えをもつて知られるようになる。Cimg6643

徳川の軍法が秀吉との確執で武田式に改まり、

井伊の軍団は徳川の最大の軍団になる。

関ヶ原以後、井伊家は彦根に移るのだが、Cimg6644

この在所の菩提寺は、井伊家によって大切にされてきたのだろう。

今も、往時を偲ばせる程に良く手入れされている。

庭を覆うモミジはまだ緑を残し、これから徐々に色合いを変えていくのだろう。

暦の移ろいは弛むことなく、何百年の古刹にも訪れていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月16日 (日)

晩秋

あの夏の青葉が、錦の彩りになって散り始めている。Cimg6626

紅葉を愛おしく思うのは、幾ばくかの自分の人生の反照であろうか。

人も植物も、自然の摂理の中で生きている。

かつて、それは私達のずうっと昔の先祖の頃の話だ。

山の赤黄への彩りは、冬の訪れを告げる危険のシグナルだった。Cimg6643

全山、真っ赤に紅葉する。

それは、人々に冬支度を催促する印だった。

人々は、薪を集め、食料を蓄え、

収穫の途絶える冬のための備えをしたのだ。Cimg6628

着る物も暖房もささやかで、幼子はその冬を越せないかもしれない。

恐らく祖先の人々は、そんな生活を繰り返したはずなのだ。

そんな先祖の思いと、やがて訪れる自らの晩秋とを重ね、

私達は毎年、この紅葉を愛でるのだ。Cimg6625

今年も、今夜から一気に冬に向かうらしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月15日 (土)

蜜柑とメタボ

昭和40年代だろうか。Cimg6629

この国が高度経済成長を始めようとしていた頃だ。

あの頃は、猛烈に蜜柑を食べた。

剥いた皮を積み上げて、手足が黄色く「黄疸」になる程食べた。

当時果物は、蜜柑の他はすっぱいリンゴくらいで、Cimg6628

バナナなどは貴重品の部類ではなかったか。

然るに今日、巷に甘いものがあふれ、果物だってより取り見取りである。

俄然、蜜柑を食べなくなった。

一人当たり年間購入量も、4.5kg程度に過ぎない。Cimg6615

平均して一人40~50個も食べないのだ。

その位の量は、かつて私が2日で食べた分量だ。

ともあれその温州蜜柑には、

抗産か物質のβクリプトキサンチンが多量に含まれている。Cimg6627

この物質はかねてから、癌の抑制効果とか肝機能への効能が知られていた。

それが今回の農研機構の疫学調査で、

蜜柑を食べない人には、食べる人に比べて、

4~6倍のメタボリスクが有ることが分かった。

一日に2個食べれば、血中のβクリプトキサンチン濃度が高まって、

予防効果が十分あるらしいのだ。

ミカンが美味しくなる季節だ。

よし私も、改めてミカンを食べることにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月14日 (金)

職業

職業が、その人を作る。

それに職業は、他人を真似ることによって始まる。Cimg6614

だから人間は、その人の関わっている仕事によって決まってしまう。

昔なら、大工さんは大工のように、番頭さんは番頭らしくなっていく。

勿論今日だって、その職業によって思考も行動も、

日常の生活だって一定の傾向を持つようになる。Cimg6616

職場環境という鋳型に、自分をはめ込む事で適応しようとするからだ。

そういう意味で職業選択は、自分の生き方を決めるのに近い。

私は大学のある時期まで、農業をやろうと思っていた。

ところが、級友がそれぞれ就職活動をしている。Cimg6617

それにつられて、就職試験を受けたことから、

私の人生もその目標も全く変わってしまった。

時に「もし仮に農業を選択していたら・・・」と思うことがある。

今伊勢市で「全国農業担い手サミツト」が開かれている。Cimg6618

全国の認定農業者の大会で、皇太子殿下も出席されている。

政府は、40%に過ぎなくなった食料自給率の向上を叫んでいる。

だがその生産者は激減を続けて、静岡県でも中核農家は9千戸足らずになった。

その他は、爺ちゃん婆ちゃんの片手間仕事だ。

自給力を高めようにも、職業としての農業があまりにも希少なのだ。

静岡市内の認定農業者の皆さんのフェアーを覗きながら、

果たして私が農業者だったら、今頃何処にいるだろうかと考えてしまった。

職業は、単なる生活の糧ではないのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月13日 (木)

機嫌を言う!

忙しい人ほど、仕事が出来る。Cimg6608

それは、次々と仕事を片付けなくっちゃならないからだ。

その必要に迫られた機敏さが、又あの人に頼むと言う事になるからだ。

必要が効率を生むのだ。Cimg6583

繰言は、小生のことである。

この四月以降、仕事が変わって時間に拘束されることが少なくなった。

要するに、幾ばくかの余裕を感じているのである。Cimg6551

俄然、これまで出来なかったことが色々と出来るはずであった。

ところがである。

「何時でも出来るさ」と言う慢心が生まれた。

否、生来の怠惰が露出したと言うべきか。Cimg6580

結局のところ、始めることさえままならないのだ。

十年以上書き続けてきた「農の風景」への寄稿だって中断している。

時間の密度が、どんどん疎になっているのだ。

あの無常観の持ち主だった吉田兼好ですら、

「必ず果たし遂げんと思わんことは、機嫌を言うべからず。」と徒然草にいう。

けだし愚昧な小生、心して期限を定めずばなるまいと思っている。

「一行なき一日もなし」とは、マルチン・ルターの言葉だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月12日 (水)

木と生活

この国は、山また山の森林国である。Cimg6565

国土の七割、大方が山林だといえる。

そして古来から、日本人は木と共に生きてきた。

毎週私が走っている小笠山などは、江戸時代は十文山と言われた。

入山料十文を払って、薪炭の採集をさせたからだ。Cimg6605

人々は、その枝葉でもって煮炊きをした。

だからかつては、小笠山はマツタケの山だった。

今、その里山は荒れ果て、マツタケなぞは見る影も無い。

押し並べて、全国の山林が放置されて久しいのだ。Cimg6606

それは、海外の安い材が安定して入ってくるようになったからだ。

それに、薪炭は言うに及ばず、

住宅にしても家具にしても、木材を使わなくなった。

プラスチックなどの人工素材の普及で木材を使わない。Cimg6607

学校の机だってスチールになった。

それで山が荒れ、住む人さえ希少になってしまった。

静岡は、かつて木工の町であった。

下駄や家具、雛具などの職人も多かった。

しかし、下駄も家具も衰微の一途である。

もう既に、地場産業というよりも伝統工芸になってしまった。

釘の不要な、あの精緻な木組みの造形も廃れようとしている。

森林資源は、国土の産み出す巨大な富ではなかったのか。

それを工芸に留めてしまうのが、日本の知恵なのかどうか?

「木のぬくもり展」を覗いて、溜息をつくばかりであった。

木は、単なるぬくもりでなく、私達の生活であるはずだが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月11日 (火)

新自由主義の終焉

リーマン・ブラザーズの破綻間際のことだ。Cimg5639

米国の財務長官は、「国の支援など、考えたこともない」と言い放った。

それから10日もしないうちに、

AIGやらメガバンク、大手証券の経営危機が次々と明らかになる。Cimg6546

そしておっとり刀で、考えたことも無い程巨額の資金注入が始まった。

さらに、それだけでは済みそうに無い。

GMなど米国を代表する企業が、瀕死の危機に陥っている。Cimg6471

恐らく、政府の支援なくして再建は不可能だろう。

規制緩和と放任こそ、経済発展の源泉のはずだった。

その新自由主義が、ついに世界中を震撼させる危機を引き起こしたのだ。Cimg6495

新自由主義とは、世界中を赤裸々な市場原理で覆うことだった。

その結果、世界の交易は活発になり、米国の覇権は広がった。

極めつけには、原油や穀物などの資源価格の大高騰にもなった。

そうして、市場原理に対応できない部分、

農業や発展途上国は、塗炭の苦しみを味わってきた。

日本の医療制度問題だって、

「医者の勝手でしょ」とする規制緩和の結果だ。

無原則的な市場原理の適用で、

地方の病院には医者がいなくなったのだ。

その新自由主義経済が、

住宅資金返済の滞りを契機に逆回転を始めた。

オバマ次期大統領のChangeは、新自由主義の終焉を意味する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月10日 (月)

石を穿つ

既に巷では、クリスマスセールが始まっている。Cimg6602

急き立てられると言うよりも、少しばかり反省を強いられる気分だ。

「お前、この一年で何が出来た? 」と問われているようなのだ。

思えば、人生の節目にも拘らず、Cimg6603

何程の事が出来たかと問われると、はたと困ってしまうのだ。

十年一日の如く仕事に追われていた頃と違って、

歳時への感覚が随分変わってきたのだろう。Cimg6575

今年の十ヶ月余を振り返っても、何をしたという感慨が無いのだ。

只、遮二無二、これからの人生を模索してきたに過ぎない。

反省は、明確な目標の欠如にある。Cimg6564

人生のグランドデザインと言っても良いだろう。

そいつが希薄で、鮮明な像を結んでいないのだ。

人間にとって必要なのは、

何をしようかということであり、何をしたかということである。

「点滴、石を穿つ」と言う。

力は無くとも、継続が物事を成さしめるのだ。

クリスマスのイルミネーションを見上げながら、

自分に、そう問いかけてみている。

それにしても、

生涯の時間は誰にとっても短く、かつ取り返し難いものなのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 9日 (日)

怨嗟の林

完成間近な静岡空港である。Cimg6593

今日も数万人が集まった。

こもごもに「皆で行って伐って来よう」とか、

「知事も頭さげりゃいいのに」と聞こえてくる。Cimg6598

アクロバット飛行や様々な航空ショウの繰り広げられる中、

その滑走路の西端に、百本ほどの林が霞んでいる。

実はその林が、不思議なことに、この空港の開港を阻んでいる。Cimg6590

その持ち主の頑迷な某は、空港設置許可取り消し訴訟の原告である。

何とかして、この空港をつぶそうとしている。

それにしても、何故この林を土地収用からはずしたのか?Cimg6597 

まったくもって理解に苦しむ。

一人狂喜しているのは、某のみである。

知事が頭を下げれば許してあげる。Cimg6600

某は、何を許すと言うのだろうか。

「御免なさい。空港設置は誤りでした」そう書面で出せと言っているのだ。

それに某は、あの怨嗟の林を切った週間に、Cimg6601

「俺など誰も見向きもしなくなる」ってことを知っている。

だから、あの林は某にとっての生命線なのだ。

だから某をヒーロー扱いしなくなるまで、あの林は無事だろう。

静岡県も、馬鹿な男を相手にしたものだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 8日 (土)

そぞろ寒

昨日はl立冬である。Cimg6589

そう聞かされたら、俄かに寒くなったが。

これまで暖冬気味に推移してきて、紅葉もかなり遅れている。

だが暦は、淡々と冬になってしまった。Cimg6588

そして暦だけではなく、経済も冬の時代に突入しようとしている。

カリフォルニアあたりでも、失業率が8%位になってしまった。

質素に暮す事の大切さを知るチャンスだとか、Cimg6587

祖父達に物の無い時代を学ぶ機会だとか、

破れかぶれの処世が聞こえてくる。

この流れは、冬の訪れと共に、この列島にも押し寄せるだろう。Cimg6576

そんな冬が当分続くんだろうが、

冬の後には必ず春がやってくる。

私達は、その春のために生きよう。

人と人の心を暖めあって!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 7日 (金)

人望

フッと、「人望」と言うことを思った。Cimg6582

人には、信頼に足るとか包容力の大きな人格がある。

自分にはあまり縁のないことだが、それは確かにある。

歴史上の人物を上げるなら、

北条早雲とか武田信玄、西郷隆盛あたりだろうか。Cimg6583

人望と言うものは、正しいことを言えば言うほど無くなったりする物で、

その人の地位でも身分でも、出自でも学歴でもない。

一生懸命が人望になる訳でもない。

清濁合わせて、第三者を褒められるかどうかが一つの要素になる。Cimg6461

その為には、自分自身と自分の人生に、ある程度納得してなくちゃならない。

流れに棹差せば・・・と言うように、人間は難しいもので、

嫉妬や自惚れ、優越感や劣等感の中で生きている。

それに現代は、隣人の顔さえ知らずに生きられる時代だ。

エリート社員もいれば落ちこぼれだってもいる。

そんな社会で、尊敬に足る人はどんな人なのだろうか。

それは地味でもコツコツと、人のために努力を続けている人だろう。

還暦を過ぎた私も、そんな真似事をしなくてはと思うのだが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 6日 (木)

Change !

Yes We Can.

新聞各紙はオバマ一色で、何処の国か分からないほどだ。Cimg6516

米国の良い所は、大きな転換が比較的容易なことだ。

米国民は、オバマ氏のそのチェンジへの可能性に掛けたといえる。

だけど変化とは、何かを失って何か別のものを得る事だろう。

卑近な例を上げるなら、国の権限を地方に委譲する。Cimg6541

そうすれば、地方農政局や整備局はいらない。

当然、そこで働く人々もお払い箱である。

そこに様々な便益を供給していた人達も不用になる。

関係者にとってみば、有ってほしくないチェンジなのだ。Cimg6526

米国が産業保護的な色合いを出せば、

当然日本の産業にも影響が及ぶ。

それはそれで、大きな試練になるのだ。

元来人間は保守的なもので、過去の経験の延長線上に生きている。Cimg6524

例えば、明治維新のような革命的変化を考えてみたとする。

仮にそれが正しい変化であったとしても、

変化への対応は誰にとっても難しいものだ。

ともあれ、私達一人ひとりも、

日々、チェンジしなくては進歩がないのだが・・・。

明日から、晩酌を少し減らそうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 5日 (水)

脱藩の志

幕末、国を思う草莽の士が各地に輩出した。Cimg6466

彼らは生活も命も捨てて、国事に奔走した。

そして人は、彼らを脱藩浪士と呼んだ。

彼らの大方は、若くしてその生を全うすることは無かったのだ。

今、世上に「脱藩官僚の会」なるものが登場した。Cimg6468

「脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告」などと、本まで出している。

その論旨は、省益優先とか政治家の誘導、

お手盛り人事だとか天下りはけしからんと言ったものだ。

その話題の本を読んで、一理あるとは思った。Cimg6464

だが、本当にそうだろうかとの疑問も多い。

各省庁が、その組織のことを考えるのは当たり前のことで、

民間企業だって皆同じで、人間の性でさえある。

それぞれの担当分野を必死に追求することで、Cimg6530

組織間の相克はあるにしても、初めて進歩も生まれる。

そのことに問題があるなら、それを調整・軌道修正するのが政治だ。

官庁を足場に政治家なり学者になっていて、

脱藩はないでしょうと言いたくなる。

自ら組織の欠陥を正す事を放棄して、

それで、真の改革者は自分だと言っている。

「そりゃー、分かれた亭主の悪口でしょ」とも言いたくなる。

今、一部の不祥事のためもあって官僚パッシングが続いて、

官僚はすっかり悪者になってしまった。

お陰で、優秀な学生の官庁志望がぐんと減っているそうだ。

それでこの国は良いんだろうか?。

今本当に必要なのは、政治家に見識と力をつけることだ。

問題は、どぶ板を専らとする政治家を作ってきた選挙民にある。

There is something. Happening.  Change!は、私達の責務なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 4日 (火)

内需が日本を救う

金融不安で世界中の株価が下がった。Cimg6558

中でも日本の株価は、被害が少ないと言われながら、

米国よりもEUよりも下がり方が顕著だ。

その理由は日本の産業が、輸出に多くを依存しているかららしい。

日本の製品を買う国がダメージを受ければ、Cimg6552

それ以上に困るのが日本の企業と言う訳だ。

だがこの国は、世界中に投資する一大富裕国なのだ。

それにも拘らずこの国は、本当の豊かさを考えなかった。

そうしてひたすら、紙切れになってしまうかもしれないドル札を溜め込んできた。Cimg6526

まさに、発展途上国の発想そのものだった。

その結果が、今日の苦境である。

もういい加減に、ハード・ソフト両面での国家・国民の豊かさを求めるべきだ。

その中味は、高齢化社会に向けてのインフラをとことん創り上げるとか、Cimg6514

環境に優しい国土の再構築、食料自給の向上などの抜本策だろう。

それに国の腑存資源をとことん活かすことだ。

未利用資源は、農地や森林ばかりではない。

人材はもとより、水や風、景観やリサイクル資源、Cimg6469

観光や交流など無限だ。

例えば些細なことだが、水田稲作を考えてみよう。

近頃、籾殻から高能力の「活性炭」が開発された

油の硫黄分除去とか様々な浄化材として期待されると言う。

ひょっとして、環境資源として輸出が可能かもしれない。

藁はエタノールとして燃料になるし、繊維素材にもなるだろう。

米は微粉末にすれば、パンにもパスタにもなる。

「国内の水田を徹底的に活かす」と決めただけで、

結果として、自給率向上や地域活性化、環境保全や景観形成にもなるのだ。

然るに現状は、日本の水田の半分近くは荒廃している。

今、この国の将来のための同様な方向転換が、

各方面で必要なのだと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 3日 (月)

小笠山堪能

エコパスタジアムの前に、五十人余が集まった。Cimg6561

遠くは兵庫や千葉からやってきている.。

この丘陵を一日かけて、唯走るために!

エコパをぐるりと一周すると、直ぐに急な登りが始まる。Cimg6562

山頂のまでのこの8.6kmに、私は二時間少々も費やしてしまった。

左側は切り立った崖で、掛川の市街地が見下ろせる。

息せき切って上り詰めると、そこのエイドには美味しいカレーが待っている。Cimg6565 

ビールも少々戴いて、チャピア近くまでの6kmを往復する。

この時点で先頭集団とは、一時間半も差がついていた。

緑に覆われたそま道は、ランナーを柔らかく包んでいる。Cimg6568

緑のトンネルを、どこまでも走り抜けていく気分である。

小笠山神社からは、つま恋に向けて今度は下っていく。

山道が途切れるころには、足の疲れも相当なものになっているのだが、Cimg6572

何だか少し名残欲しいような気分さえする。

ともあれ、午後四時過ぎに嬬恋のゲートにゴールできた。

たったの26.4kmを、6時間半かけて走ったのだ。Cimg6574

やはり山道は、楽しみながらゆっくり走るものだ。

その意味では、今日も山を満喫できた。

あとは、つま恋で何時ものパーティーである。Cimg6579

第二回小笠山トレイルランが無事終わりました。

皆さん、今年もありがとう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 2日 (日)

準備万端

明日は、第二回小笠山トレイルランである。Cimg6557

この大会、私達が余りにも素晴らしいコースを走っている。

是非全国の皆さんに、この自然のときめきを知って欲しい。

そんな気持から始まった大会である。Cimg6556

明日9時30分、エコパをスタートする。

全長 26.4kmである。

だが、侮ってはいけない。Cimg6555

エコパからの8.6kmは、エキサイティングコースと名づけられている。

その名の通り、命がけでゆっくりと走るコースだ。

小笠山は標高264mの丘陵だが、北側が隆起したために、Cimg6554

この最初のコースは、左側の断崖に沿って走ることになる。

まかり間違って、谷側に転ぶと、命を落とす危険性もある。

8.6km地点にエイド・ステーションがある。Cimg6553

が、そこまで二時間近くを要するだろう。

そこにはカレーの昼食が待っている。

そしてそこからが、私達の日々のランニングコースだ。

ともあれ今日は、皆で手分けしてコースの最終チャックをした。

みなさん!、明日はこの山の尾根道をタップリ楽しみましょう。

小笠山RC一同、歓迎モードで待っていますよ。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 1日 (土)

化ける

静岡市が良い街になったと思う。Cimg6549

街は歴史によって創られる。

城下町としての静岡、その上にどんな歴史を積み重ねるのか。

その一つが、大道芸ワールドカップだった。Cimg6547

十数年前の評判は、決して芳しくはなかった。

だが今、大道芸が、この古い町に実にフィットしている。

世界各国から百五十余組のパフォーマーが集まってきて、Cimg6540

もちろん観客も、全国各地から来ている。

だが私はそれよりも、

600名余のボランティアが素晴らしいと思う。Cimg6538

そして、その二割ほどはピエロなのだ。

街のそこここで、ピエロが愛嬌を振りまいている。

観客は、もうそれだけで十分満足してしまう。Cimg6537

あなたも、「別の人格に化けたい」と思ったことが無いだろうか。

どこかに、そんな願望があるはずだ。

化けてしまうと、実は色々な事が出来てしまう。Cimg6534

ピエロになった瞬間に、自分ではなくなるのだ。

そんなボランティアピエロの表情に、

この街の将来を見たような気がした。Cimg6531

この街は、良い街になる・・・・と言う感想だ。

人々が、楽しんで街づくりに参加できる・・・・それはこそ素晴らしい。

そういう人たちが、この町の歴史を創るのだ。Cimg6536

唯、誰が抵抗にもめげずに、

そうしたことを創始するのかが肝心なのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »