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2008年11月16日 (日)

晩秋

あの夏の青葉が、錦の彩りになって散り始めている。Cimg6626

紅葉を愛おしく思うのは、幾ばくかの自分の人生の反照であろうか。

人も植物も、自然の摂理の中で生きている。

かつて、それは私達のずうっと昔の先祖の頃の話だ。

山の赤黄への彩りは、冬の訪れを告げる危険のシグナルだった。Cimg6643

全山、真っ赤に紅葉する。

それは、人々に冬支度を催促する印だった。

人々は、薪を集め、食料を蓄え、

収穫の途絶える冬のための備えをしたのだ。Cimg6628

着る物も暖房もささやかで、幼子はその冬を越せないかもしれない。

恐らく祖先の人々は、そんな生活を繰り返したはずなのだ。

そんな先祖の思いと、やがて訪れる自らの晩秋とを重ね、

私達は毎年、この紅葉を愛でるのだ。Cimg6625

今年も、今夜から一気に冬に向かうらしい。

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