« 努力の報い | トップページ | モミジは池のほとりに »

2008年11月30日 (日)

お茶と日本人

中国の浙江省で6000年前の茶園が発掘されたそうだ。Cimg6746

その中国の茶が、

1200年前、留学僧の永忠らによって、この日本に伝えられる。

そしてお茶は、長い間僧坊の秘薬であった。Cimg6755

そのお茶が室町時代の後半から、庶民の段階にまで広がってくる。

上流階級iは茶の湯であり、庶民にとっては養生の妙薬(サプリメント)だ。

それにそのお茶も、中国から伝来した方式や製法を鵜呑みにしたのではなく、

少しずつ時をかけて日本化してきた。

結果として今日、日本のお茶と中国のそれとは随分違ったものになった。

喫茶文化も蒸製の緑茶も、日本流のものになったのだ。Cimg6750

とは言え、この国の多くの人々が日常的に茶を飲むようになったのは、

戦後のことかもしれない。

静岡駅の南口に、お茶プラザがある。

そこに行くと、日本茶インストラクターが丁寧にお茶を淹れてくれる。

恐らく、世界中何処の国にも無い淹れ方だろう。Cimg6748

そういう意味で、日本茶は最も日本的なものの一つではなかろうか。

或いは、日本人の何物かが感じられるものかもしれない。

不況風が強まって、ゆとりはどんどん失われていく。Cimg6753

でもそんな忙しなさとは別に、

「ホッとする一息の味わい」を楽しむもの大切なことだ。

金沢ゆうさんの「東京の日本茶カフェ」出版記念シンポで、

そんな事を思っていた。

恋愛とは、二人でお茶を飲むこと、

結婚とは、二人でお茶を淹れることだそうだ。

|

« 努力の報い | トップページ | モミジは池のほとりに »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

先日の講演会では、お世話になりました。
実は、いつもの事ですが、顔見知りも居ない時に、見かけて思わず声を掛けてしまいました。 女性グループ参加の方が多く、妙に疎外感が生まれまして、、(小心者ですので、笑)

 色々と多岐にわたるブログ内容で、これからも訪問させて頂きますので、よろしくお願いします。

投稿: まるひ | 2008年12月 2日 (火) 20時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お茶と日本人:

« 努力の報い | トップページ | モミジは池のほとりに »