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2008年11月26日 (水)

食堂かたつむり

小川糸という、まだ35歳の女性作家の本である。Cimg6709

主人公「倫子」と母との確執が主な筋書きなのだが、

それが何とも温かく、母子の絆を取り戻していく。

その仲立ちが、彼女の作る料理なのだ。Cimg6575

倫子は母の住む里に戻って、「かたつむり」を始める。

土地の素材で、その客に合わせた料理を出すのだが、

彼女の料理を食べると良いことが起こると評判になる。Cimg6699

そんな料理を作って、次々と人をハッピーにしていくのだ。

その母親と癌で死別することになるのだが、

その間際、憎んでいたその母の本当の愛情に気づくのだ。Cimg6687

本を読んで、少しばかり感傷的になった。

何しろ、本の内容のほとんどが料理なのだが、

料理が人を幸せにするってことにである。

食べた人が、優しい気持ちになれる料理を作ろう。

そう決意する主人公に、ホロリと涙がこぼれそうになった。

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