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2009年1月29日 (木)

民族の食

戦後の日本人の食は、まことに「豊か」になった。Cimg6786

その豊かさと共に米の消費は減り続け、

一人平均一年に60kgも食べなくなった。

江戸時代には一人一石(150kg)と言われたのだから、

激減と言うべきだろう。Cimg6984

そうして米が減った分、輸入小麦で作ったパンやウドン、

ハンバーガーやフライドチキンなんてのを食べるようになった。

要するに和食離れである。

学校給食だって、中華やスパゲッティに洋食となって、和食は付けたしだ。Cimg6915

そうなったのは、はたして和食に原因が有った訳じゃない。

スローライフの発祥地イタリアには、マクドナルドの店は皆無だ。

イタリア人が「俺達の食べるもんは、俺達が決める」と無視したからだ。

イタリア人にとって、食とは正に民族のアイデンティティーなのだ。Cimg6811

これはフランス人にも言える。

あのひょろ長のパンとワインは絶対なのだ。

それぞれの民族が、独特の食を磨きあっていて、

そいつが民族の印でもあるのだ。

日本人は、日本食を無国籍化させられてしまった。

多分、米国の占領が大きいだろう。

この日本食の崩壊の一方で、この国の農業は崩壊の危機に瀕している。

この間、癌やアトピーも激増した。

恐らく、この国の将来と足元は危ういだろう。

まもなく、中国製冷凍ギョウザ事件から一年になる。

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