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2009年2月 6日 (金)

官僚いじめ

時流に逆らうことだが、敢えて書こうと思う。Cimg7092

国会も世論も、霞ヶ関の官僚にとって四面楚歌のようだ。

天下りに渡りに渡りと呼ばれる慣行が、槍玉にあがっている。

そもそもそれは、人件費の抑制とポスト不足のために、

50歳そこそこで退職させることに原因がある。Cimg7085

それを止めさせるのも良いけれど、

その前に優れた人材確保とその処遇の有り方を考えるべきだろう。

明治以来、この国をリードしてきたのは、明らかに優秀な官僚群だ。

時に行き過ぎがあったとしても、Cimg7084

様々な調整をしつつ政策立案をしてきたのは彼らだ。

しかも、多くが東大法科出のキャリアにとって、

民間と比べれば待遇はおよそ薄給だろう。

それでも彼らが必死に仕事をしてきたのは、Cimg7080

恐らくこの国の指導者としての誇りだったはずだ。

先日の新聞に、「民主党が1億7千万円の所得を追及」とあった。

この官僚が52歳で退職し、幾つかの団体を渡り歩き、

18年間に退職金や給与で1億7千万円を得たのだというのだ。

大変な金だと思うが、年間の所得にすると一千万円に満たない。

この金額は、中企業の役員程度ならどうだろうか?

果たして、高すぎるだろうか?

今こぞって、官僚イジメで溜飲を下げ得たとしても、

近い将来、そのツケが回って来やしないだろうか?

この国の政治家が、自己の利益をさておいて国の未来を考えるだろうか。

その時々の人気取りが、彼らの得意芸ではないのか。

官僚のやる気を削ぐことは、決してこの国のためにならない。

今日の官僚たたきは、かつての軍部の跋扈のようにも見えるのだが・・・。

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