« 軽やかマラニック | トップページ | 笑味ちゃん »

2009年3月30日 (月)

艱難の地

人間の一生は分からない。Cimg7546

三河生まれの犬千代(家康)は、

尾張に送られる途中、詐略にあって今川の人質となる。

それで幼年期から成人するまでの期間、Cimg7547

現在の静岡で、言うならば不遇の時代を過ごすのだ。

この駿府での時間が、彼の処世の術を育むことになる。

やがて今川義元が京に向かって、悠々と進軍する。Cimg7549

が、それが桶狭間で信長に討たれてしまう。

結果、家康は自立の道を歩むことが出来る。

やがて信長の弟分として地歩を固め、Cimg6525

遂には江戸に幕府を開くに至る。

その家康は、草々に征夷大将軍を秀忠に譲り、

大御所として、かつての駿府の地で徳川体制を確立させる。Cimg6517

駿河湾を臨む有度山(307m)の山頂に、久能山東照宮が有る。

75歳で波乱の生涯を閉じた家康は、

そこに安置され徳川の世を見守り付けた。Cimg7548

264年を経て、最後の徳川将軍慶喜も、この地で生涯を終えている。

その家康の犬千代時代、壮年時代、そして大御所時代、

それぞれの像が市内に建てられている。

隠忍自重、律儀、周到、そんな処世を育んだのが駿府の時代だ。

彼にとって、静岡は故郷であり、自分の原点であったのだろう。

|

« 軽やかマラニック | トップページ | 笑味ちゃん »

歴史」カテゴリの記事

コメント

やぁ~、ご無沙汰です?マルト神戸屋 鈴木啓司です。農の風景みて 検索してみました 山草人 と 千日行 で トップに出ましたよ。 私には無理ですね・・今のところ(爆) 又機会がありましたら 拝見させて頂きます。ご活躍を

投稿: 鈴木啓司 | 2009年3月31日 (火) 09時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 艱難の地:

« 軽やかマラニック | トップページ | 笑味ちゃん »