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2009年3月10日 (火)

塩梅

あんばいと読む。塩加減のことだ。Cimg7280

かつて、梅酢を使って味を加減したことに由来する。

私達と塩は、味付けはもとより食物の貯蔵や生活習慣とも不可分だ。

清めの塩や玄関先の盛り塩もある。

大相撲の力士も土俵に塩を撒く。Cimg7278

この塩は、日本では久しく政府の専売だった。

明治38年に、日露戦争の財源確保のためだった。

以来日本人は、専売公社の単品の塩を使わせられた。

その法律が平成8年に廃止されて、沢山の塩が売られるようになった。

これは小泉改革の、功だったろう。Cimg7243

ところで中国に「塩は牛を招く」という故事がある。

秦の始皇帝の時代である。

咸陽の宮殿には、後宮に三千人の美女を擁したと言う。

始皇帝で無くとも、どの女の所に行くべきか迷うではないか。

そこで一計を案じた。Cimg7123

馬車の歩み?に任せ、牛の止まった部屋に泊まることにしたのだ。

美女の戦いは熾烈で、知恵比べが始まる。

ある利口な美女が、暗くなるのを待って門口に塩を盛った。

すると牛は、その門口に止まって動かない。

牛が塩を好むことを利用したのだ。

やがてその美女は、始皇帝の寵愛を一身に集めたという。

政治も万事、塩加減を塩梅良くやってもらいたいものである。

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