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2009年3月16日 (月)

海老茶式部

卒業式シーズンである。Cimg7330

就職内定率が86%とかで、かなり厳しい世情である。

それでも、駅頭や街中は、海老茶色の袴姿の女性で華やいでいる。

それも、大正時代に紛れ込んだかのような数なのだ。

この女性が袴をはく姿は、時代劇の女流剣士を想起するのだが、

実は、明治の女学校の制服として始まったらしい。Cimg7332

当時の女性の自立と自己主張の象徴でもあったようだ。

道理で、着物と違った颯爽とした活動感がある。

女性の跋扈に幾ばくかのやっかみがあったのだろうか、

彼女らは、紫式部ならぬ海老茶式部と呼ばれた。

しこうして洋装の今日では、単なる懐古趣味のファツションでしかない。Cimg7331

世は正に、男女共同参画の時代である。

今後の労働力の減少や高齢化を考えれば、

女性の活躍なくしてこの国の未来は考えられない。

卒業証書の筒を手にはしゃぐ彼女らを眺めつつ、

新しい式部達の感性こそ、これからの時代の求めるものではないかと思った。

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