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2009年3月21日 (土)

集団催眠

春爛漫になろうとしているけれど、Cimg7344

世上は給料も上がらず、雇用さえ怪しい昨今である。

そのもやもやを、手ごろなどこかに転化して憂さを晴らしたい。

それには、官僚パッシングが打ってつけである。

文句を言わないから「悪いのは官僚で善良なのは市民だ」との構図を作りやすい。Cimg7343

テレビのワイドショーやTVタッ・・などは、その典型と言える。

視聴者を、正義の味方の気分にさせてくれる。

それに、一見分かったような気分にもさせてくれる。

だが本当は、問題の本質から目を背けただけである。Cimg7345

例えば、簡保の宿である。

毎年40億円余の赤字を出している事業を、

職員ぐるみそっくりオリックスに売ることにした。

民間出身の社長の事業感覚として、それなりの決断だった。Cimg7340

それにケチをつけたのが、鳩山総務大臣だ。

「安く売りすぎる。不正だ。」と言う。

それにマスコミも飛びついた。

郵政官僚の不正だという次第である。Cimg7346

それで遂に、この縁談を潰してしまった。

結果として郵政株式会社は、今年も40億円余の部門赤字を背負うことになった。

それで鳩山大臣は、4分社化という郵政民営化をストップさせることが出来た。

損をしたのは、郵政と国民だ。

それにしても、あの過熱報道の最中には、

誰一人として、その事実を指摘する声はなかった。

これが、かつて戦争に突き進んだのと同じ、

日本人の集団催眠なのだろう。

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