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2009年4月10日 (金)

清水の夜桜

京都は、清水の舞台から三年坂あたりの風情が良い。Cimg7617

小物雑貨を売る小さな店や町家が立ち並ぶ雰囲気は、

京都ならではのものだ。

あの人混みの小道を歩く度に、そのことの不思議を思ったりする。

それに三年坂の名の由来である。Cimg7619

大同3年(808)に完成したから三年坂と呼ぶのだとか。

1200年も前の名前なのだ。

その坂を、今日も沢山の人が歩く。

もちろん、幕末の志士達も新撰組隊士だって歩いただろう。Cimg7618

そんな思いの去来する坂だ。

清水寺は、平安遷都間もない頃、坂上田村麻呂が開いたとされる。

蝦夷征伐から凱旋した田村麻呂の記念寺院とも言えるのだ。

だから古来、戦勝祈願の縁起寺で、Cimg7615

勝修羅能としても武士達に珍重されたと言う。

能楽の田村では、清水の桜は「誘う花と連れて 散るや心なるらん」と歌う。

京都は、何時の世も大きな時代転換の舞台となってきた。Cimg7612

その時代を旋回させた人々は、清水の舞台で「散るや心」と誓ったのだろう。

夜の清水は、一層そんな事を想起させてくれる。

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