« 新茶マラソン | トップページ | 雑報「縄文」 »

2009年4月27日 (月)

世界すし博

数年前、「静岡で世界すし博覧会を開きたい。」Cimg7731

清水の宮城島さんからそう聞かされた時、

「この人、誇大妄想か? 」と思ってしまった。

大変失礼な話だが、私の認識がその程度だったのだ。Cimg7728

だが良く考えて見ると、材料には事欠かない。

まず、寿司は今や世界が共有する地球食になりつつある。

それに静岡県は全国第6位の水産県で、Cimg7727

特に清水港のマグロの水揚げは日本一だ。

肴の他にも、春夏秋冬すしネタは極めて豊富だ。

脇役だけれどワサビは、江戸中期に静岡市有東木で栽培が始まって、Cimg7726

今でも生産額では全国最大だ。

勿論、お茶が全国最大の産地で有ることは言うまでもない。

肝心の米だが、かつて江戸前と言われた時代には「関取」と言う米だった。Cimg7722

関取は、江戸時代から明治中期にすし米として珍重された。

この米が、化学肥料の登場と共に絶えてしまった。

その肥料不要の関取米を、種を探してこの博覧会のために復元した。Cimg7716

そうして遂に実現したのが、先週末に開催された世界すし博だ。

浜松のメネギなども含めて、各種のすしネタや静岡ちらし、

6ヶ国の寿司職人もそのお国振りを遺憾なく発揮した。Cimg7713

さすがは食い物である。

そのすし博に、毎日朝から大変な人々が押しかけた。

宮城島さんの執念が、寿司と地域の新たな段階を切り開いたのだ。

|

« 新茶マラソン | トップページ | 雑報「縄文」 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 世界すし博:

« 新茶マラソン | トップページ | 雑報「縄文」 »