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2009年4月19日 (日)

日本人と香り

平安王朝の光源氏は、香りで女性を聞き分けた。Cimg7561

それぞれの局が独特の香りを焚き染めていたからだ。

色香に迷うなどと表現されるように、香りは本能に通じている。

そのほのかな香りが、恋心を沸き立たせたのも雅な王朝ならではだ。Cimg7355

シャネルやディオールのファツションも、香水と密接不可分だ。

間たるブランドになったのは、香水との融合の故とも言えるからだ。

日本人が香りと縁遠くなったのは、江戸時代からだろうか?Cimg7358

儒教の影響や武士の徳目として、感情表現が極力抑制されるようになった。

それに質素倹約が奨励された訳で、

紛々とした香料などはもっての他と言うことだろう。Cimg7643

と言う訳で、私達日本人はほのかな香りを良しとするようになった。

日本茶だって香りよりも味だ。

この点、紅茶も中国茶も香りが全てと言っても良い。Cimg7655

それに日本語には、香りを表す言葉が極めて少ない。

だから、スミレのような香りとか、沢庵の匂いなどと表現するほか無いのだ。

磐田市香りの博物館を訪ねて、しばし香りと戯れた。Cimg7357

私達もそろそろ、香りを楽しむ感性を覚醒させても良いのではないか。

香りは、光源氏がそうであったように、ゆとりの心だろう。

それで早速、茶香炉の埃を払って食卓に置いてみた。

これが、なかなか・・・!

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