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2009年4月23日 (木)

時代と技術開発

かつて私は、県の農業試験場長をしていたことがある。Cimg7395

当時の私の最大の課題は、研究内容を時代のニーズにフットさせることだった。

工業であれ農業であれ、産業は日々激しく変化を続けている。

だが、その発展に真に資する時宜を得た新しい技術を提供することは、Cimg7418

実はそんなに簡単なことではない。

殊に、民間において最先端まで達している時なのだ。

当然ながら研究機関の研究者には、

先見性だけでなく発想の大いなる転換が求められる。Cimg7419

この点、先日訪れた筑波の中央農研センターの適時性には、

何時もながら感心させられる。

今回のコンセプトは「20世紀農業への反省」と「未来への種」であった。

そして具体的な研究成果は、Cimg7420

田植ロボットであり、肥料を半減させる畝たて機、

それに超多収稲の開発などだった。

なぁ~んだと思わないでほしい。

農業で最も遅れているのはロボット技術だし、Cimg7426

環境と低コストは至上命題だ。

それに低コスト多収はエネルギー生産などにも繫がる。

つまりその中には、新たな発想の芽がしっかりと入っている。

もとより技術開発は、一朝にして成るものではない。

だけれども技術開発には、時代を変えていく力がある。

そんな技術開発にこそ勇気を持って取り組む。

それが、緑提灯の提唱で著名な丸山清明所長の思想なのだ。

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