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2009年4月 1日 (水)

釣耕苑の主

私なぞ、そんな心境には成ろうとしてもなれない。Cimg7550

その屋敷の名の由来は、雲を耕し月を釣るのだそうである。

稀有壮大と言えば、それまでだが・・・。

苑主のTさんは、年の頃は70歳と少々であろうか。Cimg7551

川根の山間にあった庄屋屋敷を買い取って、この島田市の北部に移設した。

同時に二つの能舞台や茶室をも併設。

荘厳とも言える時代の景色を作り出した。Cimg7552

以来、そこで釣耕の生活を楽しんでいるのがTさんである。

かといって、一人悦にいっても面白くは無かろう。

だから時々、月見の会やら襖絵のご開帳やらと人集めをする。Cimg7553

何の不自由が無くとも、やはり人の中でこその釣耕なのだろう。

私達がマラニックのゴールにしているのが、この釣耕苑だ。

ここに三本目の荘川桜が有るからだ。Cimg7554

この日Tさんは、私達の到着を容易万端して待っておられた。

風呂をたき、おでんに甘酒を温め、

前山で掘りたての竹の子を茹で、

酒におにぎりは勿論である。

驚いたのは、私達であった。

55kmの終着点だから、疲労衰弱は当然のことだ。

それが期せずして、この馳走にありつくことが出来たのだ。

何と言う果報であろうか!

感謝は当然のこととして、

Tさんの釣耕の何たるかを、少しだけ悟ったような気がした。

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