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2009年5月31日 (日)

囲碁

第30回世界アマチュア囲碁選手権大会が袋井市で開かれた。Cimg7961

毎年日本のどこかの都市で開かれてきたのだが、

今年は、69ヶ国・地域から69名の選手が出場した。

日本で開かれるのだが、優勝はほとんど中国か台湾、韓国の選手だ。

日本ではプロの世界があるからだろうか、アマであんまり強豪がいない。Cimg7960

大会を覗いてみると、言葉の通じない相手同士が無言で対局している。

碁の世界は不思議なもので、盤面で会話が出来るのだ。

実は私は、日本棋院の初段だ。

学生時代に熱くなって碁を打った。Cimg7959

それで30年ほど前、やっと初段の免状を手に入れた。

この点、どこのかの知事とは訳が違う。

だがその初段取得後は、とんと囲碁の世界からは遠ざかってしまった。

だから今、どの程度の碁が打てるか自信は無いが、Cimg7958

あの対局の緊張は良く分かる。

盤面を見詰めていて、足から血が引いて冷たくなっていく。

全ての血流を脳に集めるのだ。

対局していると、そんな気分になる。Cimg7571

だが碁は、人と人とを相当に親密なものにする。

この国の基礎を創った大久保利通は、島津久光に近づくために碁を使った。

短期に久光と互角に打てるようになったのだから、相当な頭脳と言える。

やがて彼はその殿上の力を使って、明治維新へと時代を動かしたのだ。

碁は、世界観を養うものでも有る。

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2009年5月30日 (土)

借金

いやさ、国の借金の話だ。Cimg7952

財務省の発表では、08年度末の国の債務残高は846兆円だそうだ。

そいつが09年度末には、924兆円になる。

日本の人口は、1億2,760万人だから、

一人当たりの借金は、724万円になる。

さしずめ家族五人なら、3,600万円の借金である。Cimg7939

いくらなんでも、限界と言うべきだろう。

借金は普通、返済計画を立てて月々返済していくものだが、

この国の借金は、何故か自転車操業で増える一方だ。

それに担保も保証もない。

それでも国民は、安い金利で国に貸し続けている。Cimg7953

実は国の借金は、いずれ税金で返済する他無い。

その税金は、所得税や法人税、消費税だったりする。

が、消費税以外は上げてももう限りがある。

とすると近い将来、消費税を思いっきり上げる他ない。

つまり、ツケは国民が払うしかない。Cimg7607

そいつを主導しているのは、政治屋だ。

お上が何とかしてくれるなんて思っていると、

何ともしてくれなくてさ!!

政治家こそは、疑ってみたほうがよさそうだ。

彼らが辞職したって、責任にも何にもならないんだから。

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2009年5月29日 (金)

朝の輝き

私の朝は、ブドウ棚の下で始まる。Cimg7955

この時期ブドウは粒も急速に肥大するし、

枝だって少しでも伸びようとしている。

その無駄な枝を除き、混み合った粒を摘除するのが朝の作業だ。

作業始めてしばらくすると、太陽が昇り始める。Cimg7956

この旭日の鮮光が、枝の隙間からビームのように差し込んでくる。

その眩しさを、ブドウ達と共に味わっている。

そして潅水作業を始めると、

蛇口からほとばしる水の粒がガラス玉のように輝く。Cimg7957

それらは、印象派の画家達の描く光の点描のようですらある。

正に、旭日の生気を実感する一時なのだ。

やがて、ひとしきりの作業を終えて朝食となる。

食卓の朝刊の上にも朝日は届いている。Cimg7954

だがそれは、既に光の粒が拡散してしまっている。

そんな光の変化に促されて、勤務先への動きを始める。

光は、全ての始まりである。

言うまでも無く植物にとっての光は、エネルギーそのものだ。

そして私達人間も、

その植物と同様に光をエネルギーにし、

活力を再生する時代なのだ。

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2009年5月28日 (木)

住民自治

日本人に、自治なんてことが馴染むのかどうか疑問に思っている。Cimg7635

幕藩の昔から、上意下達はこの国の倣いであった。

年貢減免を求める一揆こそあったが、人々は民でさえなかった。

明治中期に議会代議員制が導入された。

だがそれは統治の仕組みであって、自治とは程遠いものだった。Cimg7432

今でも議員には、当局のチェック機能しかない。

それでさえ、何時の間にか職業化してしまっている。

高給を食んでいるにも係わらず、賛否の徒でしかないのだ。

畢竟、議員が住民自治だとはとても思えない。Cimg7633

それでは、自治会か?

自治会には連合会があって、しきりに活動の活性化を叱咤している。

さりながら、その受け手の住民に、

どれ程の自治意識が育っているだろうか?Cimg7565 

むしろ受身の姿勢だ。

自分の生活第一は当然としても、

ボランティアの自治活動に動くのは役員ばかりだ。

連合会からは、Cimg7604

地区福祉推進協議会、地区安全会議、地区防災委員会etcを作れと、

せっつかれている。

暴力的投票で役員にさせられた私は、

この四月から二ヶ月、既に14日もの会合等に引っ張り出されている。

これはもう、ボランティアの域を超えていると思う。

手当ては月二千円、年間で二万四千円が支給される。

果たしてこの国に、こんな自治なるものが必要なのかどうか・・・?

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2009年5月27日 (水)

ミツバチ異変

ミツバチの社会が崩壊を始めている。Cimg7773

群れの失踪や大量死が相次いでいるのだ。

思えば近年、ミツバチを取り巻く環境は激変した。

花が減ったと言うことではなくて、労働過多になったのだ。

旧来からのミツバチは、春から秋まで花を追って移動し、Cimg7948

冬には冬眠する仕組みだった。

ところが近年では、ハチは一年を通じて貴重な労働力になった。

10月頃から花の咲くイチゴ栽培にとって、

花粉交配の作業にミツバチは欠かせない。Cimg7813

トマトやスイカ、メロンだって同じだ。

つまり施設園芸のお陰で、ミツバチは年中働かされる羽目になった。

勿論、激務で冬眠なんてしてる暇は無い。

それにハウスの中は同じ花ばっかりで、つまり栄養が偏ってしまう。Cimg7949

高温多湿なハウスの中は、ミツバチにとって果たして快適かどうか?

当たり前のことだが、病気にだってなり易くなる。

と言う訳で、ミツバチが激減しているのだ。

この話、何だか私達にも身につまされるよね。

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2009年5月26日 (火)

唐松

私のように暖地に住む者には、Cimg7950

唐松のリンと整った樹形には独特の情感を感じる。

唐松は落葉松とも書き、針葉樹でありながら落葉する。

それに唐と書くからといって中国原産ではなくて、

日本古来の木なのだ。

雪深い長野県ではこの木が圧倒的に多くて、Cimg7936

人工林の半分は唐松なのだそうだ。

私達のウルトラマラソンも、その唐松の林を縦横に走る。

風に吹きちぎられた未だ柔らかなその枝葉が走路に散っていて、

そこはかとない哀れを思ったりした。

そう言えば北原白秋の「落葉末」に、Cimg7935

「からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き

からまつは寂しかりけり 旅行くは寂しかりけり

世の中よ哀れなりけり 常なれど嬉しかりけり

山川に山川の音 からまつにからまつの風」とある。

今改めて、あの八ヶ岳の唐松を思い出している。

唐松は、冬の試練に耐えて立つのだと。

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2009年5月25日 (月)

米の生産調整

田植の真っ最中である。Cimg7931

が、その風景は随分変わった。

かつて農村は、学校が休みになったほどの繁忙期だった。

その転機となった休耕政策は、昭和45年に始まった。

食糧増産が一転して、米が過剰になったのだ。Cimg7946

原因は、食生活の変化だ。

パンや麺、肉や油脂類を食べるようになったからだ。

勿論そのほとんどは、輸入農産物である。

当然食料自給率も下がって、40%になった。Cimg7930

それでも米の生産調整は、40年も続いてきた。

生産を減らすことのために、何と40年も金と労力を費やしてきた。

それでも、基本的に何も解決を見ていない。

農家はこの間、水田に不向きの麦や大豆を補助金付で作ってきた。Cimg7944

その生産調整を、農林水産大臣が見直したいと言い出した。

ところが、農業団体までが反対だと言う。

米価が下がるから反対だと言う。

しかしだ、こんなことを何時までやりゃ良いのか?Cimg7933 

米価が下がれば、主食も米粉も消費が増えていく。

生産者だって、直播を含めて生産性を上げるだろう。

その上で、一定水準の所得を政府が保証すれば良いのだ。

世の中、百年河清を待つでは進歩はあるまい。Cimg7943

基本的に水田は、水稲を栽培するところなのだ。

そして、日本の歴史と日本人を育てたのは、弥生以来の稲作農耕なのだ。

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2009年5月24日 (日)

ダム湖

私が高校生の頃の話だ。Cimg7942

友人と二人で、佐久間ダムを見に行こうと言うことになった。

早朝のまだ暗いうちに家を出て、自転車で佐久間に向かった。

片道60km程かと思うが、当時はまだ舗装がなかった。

トラックの土煙に閉口しながら、坂道を登っていって、

やっと午後二時頃にダムに到着した。Cimg7947

その時の巨大な堰堤と、無機質なコンクリートの感覚を今でも忘れない。

佐久間ダム建設は、高度経済成長への号砲となった事業だ。

水と電気の確保は、産業の発展には必要不可欠な条件だったからだ。

ダム湖で握り飯を食べて折り返し、帰宅はもう夜になっていた。

友人は、その時の土煙と過労が原因でしばらく胸を患った。Cimg7941

それはともかく今、ダムを巡る環境は著しく変わった。

試験淡水で満水になった太田川ダムを眺めながら、

45年も前のことを思い出してしまった。

しかし、ダムは地域を一変させる。

新しい自然と環境を作り出す。

佐久間だって、ダムが無かったら只の過疎の山里でしかない。

反対すりゃ良いってもんじゃないよね。

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2009年5月23日 (土)

隠居考

少子高齢化の時代である。Cimg7927

年金も65歳までは満足に出ないし、当今では隠居どころではない。

20年ほど前には、その年金だって55歳から支給されていた。

それに圧巻は、江戸時代の隠居制度だ。

親父が隠居しない限り、武家奉公の息子の出番はない。Cimg7852

だから大抵は、随分若くして隠居となった。

隠居すれば、もう老いては子に従えである。

変化の少ない時代とは言え、呑気に晩年を過ごすことができた。

晩節と言う言葉が有る。Cimg7798

老後若しくは、晩年の節操のことを言う。

人間、晩年を爽やかに生きられる人は幸せだ。

ところが、大抵は物事に執着するようになる。

特に権力を握って居たりすると、大変な失態をやらかすことになる。Cimg7797

秀吉や毛沢東はその典型であろうか。

はてさて、90歳位までは生きられる時代である。

金も権力もないし、楽隠居も出来ない私なぞは、

やはりアレだね。

世のため人のため、死ぬまで生きることだな !

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2009年5月22日 (金)

季節の感性

二十四季節の小満、草木長じて満ちる頃となった。Cimg7851

で、我が家のヤマホウシが満開である。

同じ仲間のハナミズキと違って、質素で涼やかな和風を感じさせる。

この花が咲くと梅雨入り間近になるのだが、

花が例年よりも少しばかり早いようだ。Cimg7929

一方ハナミズキは、最近では街路樹としてよく見かける。

この木は、日本が贈った桜の木の返礼に米国から移入された。

だがこの木は、戦争で敵国の木とされて一旦は姿を消してしまう。

当時の日本人の精神風景の一断面として、象徴的な出来事だろう。Cimg7934

ともあれ今年の気象である。

私の作っている葡萄も10日ほど開花が早かった。

既に2回目のジベ処理を終え日に日に粒が膨らんでいる。

植物は、気象を素直に受け取っているのだが、Cimg7850

その現象を起こしている異変の原因が気になる。

日本上空の二酸化炭素濃度が、観測史上最高値を記録したそうだ。

よもや私達は、自然や気象を支配できると思っているのだろうか。

それとも、ただの無責任か。

私達人間も、その自然の一部だと言うことを忘れてはなるまい。

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2009年5月21日 (木)

生き様と習俗

私達の信仰心は、薄れていく一方だ。Cimg7924

勿論イスラムのジハードなぞは、とても真似のできないことだ。

しかしながら近世までのこの国は、

大方が信仰心に満ちた生き方をしてきたようだ。

明治9年に起こった熊本の「神風連の乱」などは、Cimg7925

刀を神道の象徴として、廃刀令などの欧化に反対するものだった。

彼らは決死の蜂起だったし、事実皆死んだ。

人間などと言うものは本来、

極端に宗教化しない限り自ら死ねるものではない。Cimg7926

それよりも人々は、自然を崇めることで自然とつながって生きてきた。

人為よりも自然の営みにこそ畏敬を感じてきたのだろう。

だから山の頂には神社を配し、

水辺には水神を祭った。Cimg7928

道端には羅漢や馬頭観音を配した。

自分達の生活を取り巻く全てのものが神だった。

そんな痕跡が、山間部には色濃く残っている。

俗化した都市周辺部は、明らかに人間が勝ち誇っている。Cimg7932

その分、多分に風情と言うものが無くなった。

神は、人間のおごりを戒め律するものだったのだ。

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2009年5月20日 (水)

富士の芝桜

本栖湖近くの芝桜を見てきた。Cimg7856

ナスカの地上絵の例を上げるまでもなく、

大地をキャンバスに壮大な絵を描くのは、

私達の遊び心をこよなくくすぐるものだ。Cimg7859

それも桜と違って、あの小さな芝桜である。

限りなく手間隙のかかる作業を繰り返して、

そうして、この春の一瞬を迎えるのだ。Cimg7853

私達が訪れたのは、もう花の盛期を少し過ぎた頃だった。

それでも休日とあって、大変な人々の群れが押しかけていた。

だが、何分地上絵である。Cimg7858

人々の群れが蟻のように絵の上を這っている。

俄然、ただ一人でこの花の広がりを眺めたい気分になる。

しかしながら、このパノラマを整えた人たちのことを思えば、Cimg7855

天晴れと言う他あるまい。

富士山から吹き降ろす霧は、

この地域の自然そのものなのだ。Cimg7854

富士山麓の人々の営みと遊び心に感謝しよう。

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2009年5月19日 (火)

嵐後

一夜明けた八ヶ岳は、メイストームが嘘の様に晴れ上がっていた。Cimg7919

体の節々の痛みだけが、昨日の苦闘を思い出させている。

人間と言うものは不思議なものだ。

あんなに苦しかった事をすっかり忘れてしまっている。Cimg7916

冷雨や風は、私達の思い出を鮮烈に彩っただけなのだ。

鋸の歯の様な赤岳や横岳の残雪と唐松の緑は、

あそこを走ったのだと言う感慨を、Cimg7921

より一層印象深く伝えているようだ。

木の葉のそよぐ軽い音の中に、鳥達の声が交じり合い、

枝から枝えとリスが走り、カケスが飛ぶ。Cimg7920

嵐から開放されて、彼らも私達を見物するかのようにはしゃいでいる。

仲間達は、乗り越えてきた困難を語らっている。

それは驕りでも何でもなくて、明日への力なのだ。Cimg7922

語ることをしない仲間だって、その顔は充実感に満ち満ちている。

人間とは不思議なものだ。

万全の準備をして困難に立ち向かった者には、Cimg7923

結果の如何を問わず明日があるだけなのだ。

体と心はつながっている。

困難の後にこそ喜びがある。

人間とは不思議なものだ。

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2009年5月18日 (月)

苦闘

八ヶ岳は、朝から一日嵐だった。Cimg7861

朝五時、強い寒風と雨を突いてのスタートになった。

山梨学院大のチアリーダー達の笑顔に送られて、2,600人が山に向かう。

八ヶ岳は、圧倒的な唐松である。 Cimg7910

その唐松の針のような葉が濃い緑に染まって、

その合間にダケカンバやシラカバ、ミズナラの新芽が伸びだしている。

その木々の緑を透かすように、主砲の赤岳や横岳、硫黄岳が聳えている。Cimg7911

だが、クリーム色のガスと雨で、後ろのランナーすら見えない。

主催者の坂本雄次さんは、「絶好のコンディションになりました」と言った。

最も過酷な条件になったと言う意味だ。Cimg7912

体が元気なうちはまだ良い。

70kmを過ぎた馬越峠では、疲れた体に氷の様な風が吹きつける。

手はかじかんで、ちょつとでも休むと体が震えだす。Cimg7913

とにかく走り続けるしかない。

エイドのボランティアが震えながら「皆さんも雨の中、物好きねェ」と呆れていた。

が、こちとら雨だからって、人生止める訳にゃいかねぇんだ  !。Cimg7914

頭はガンガン痛くなるし、

既に足は棒のようである。

それでも1kmを9分くらいのスピードで走り?続けた。Cimg7915

何時かこの苦しみも終わりが来る。

13時間32分、荒れ狂う風雨の中をゴールである。

心身ともに嵐のような一日が終わった。

100kmは、かくも遠いものなのだ。

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2009年5月17日 (日)

松原湖の宿

かつて冬季の松原湖は、天然のスケート場だった。

それが今では、それほど厚い氷が張らなくなってしまった。Cimg7361

それで田んぼを均して人工のスケート場が出来た。

勿論、電気で凍らせるのだ。

このあたりは甲斐の国のすぐ隣で、諏訪神社の末社があったりする。Cimg7768

武田信玄の政略の地だったようだ。

昨日も例年のように、そんな雰囲気に浸りながら湖を一周した。

100kmマラソンは、野辺山駅近くをスタートして、標高1,800mくらいまで登る。Cimg7771

そこから林道を下ってくるのだが、その途中にこの湖があるのだ。

スタート地点から43km付近で、いよいよウルトラの世界が始まる所だ。

民宿の叔母さんが、毎年、宿の門口で私達を待っていてくれるのだが、Cimg7360

この15年の間に、宿の方もすっかり代替わりした。

年寄り夫婦は亡くなったし、赤ちゃんだった娘が民宿を手伝っている。

15年という時の経過が「風と共に去りぬ」なのだ。

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2009年5月16日 (土)

15年目の八ヶ岳

この15年、毎年八ヶ岳東麓の100kmを走ってきた。Cimg7806

14回のその度に、忘れられない様々なドラマがあった。

流れる涙でゴールの光が、すりガラス越に見えたこともあった。

朝からの雨の中を走り続けた一日もあった。Cimg7848

気の遠きなるような峠坂では、座り込んだ走友を励まし続けたっけ。

落雷と冷雨の中で、リタイアを覚悟した時の事も忘れられない。

あの道の途中の、「今年も来たねっ!」って励ましてくれたお婆ちゃん達は元気だろうか。Cimg7849

そんな思いと共に、また八ヶ岳に来ている。

定宿が、松原湖の近くにある。

松原湖のほとりには、ゆっくりと早春の時間が流れている。Cimg7786

明日の天気が心配だが、今夜は早く寝て午前三時には宿を出よう。

そして明朝五時、八ヶ岳を目指して坂道を駆け登るのだ。

きっと、走り通して見せよう!。

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2009年5月15日 (金)

貿易収支

昨年の日本の貿易黒字が、前年から9割減ったそうだ。Cimg7415

国際収支速報の数字である。

経常収支では50%の減少で止まったようだが、

貿易黒字そのものは、9%ではなく90%減少なのだ。Cimg7393

貿易統計ベース(運賃、保険抜き)では、既に7,253億円の赤字である。

世界的不況だから仕方ないとの見方もある。

だが極論すると、欧米の家事用ナ消費が無くなった為だろう。Cimg7620

米国は、国ぐるみ借金消費を続けてきた。

それが崩壊した訳で、借金生活が無限に続く訳が無い。

その米国消費の復活を期待しているとしたら、Cimg7814

お人好しもはなはだしい。

もう既に、発展途上国の清朝と先進国の需要減は基調なのだ。

日本の海外貿易は、1859年の横浜開港から始まった。Cimg7834

茶や生糸を輸出して、機械や武器を買ったのだ。

もちろん大幅な赤字だった。

今年は、ちょうどそれから150年目になる。

貿易立国なるものの、在り方そのものが問われているような気がする。

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2009年5月14日 (木)

未来創成

某大学のビジョンである。Cimg7847

オランダのライデン大学創設の由来を上げるまでもなく、

大学と言うのは人々の未来への期待の星であった。

そうして事実、大学からは新しい考え方や、

科学が次々と産み出されて来た。Cimg7843

だが時代の変化は著しく加速し、何時の間にか大学のイメージが変わった。

大学は、単なる教育機関と考えるようになったのだ。

大くの若者が挙って大学に行くようになって、

時代の創造なんて言ってられなくなった。Cimg7846

それに大学も、生徒が集まらなくては経営できない。

大学の変質は、止む無い物だったかもしれない。

未来を切り開く研究には、金も時間も必要な訳で、

それに、優れた研究者が優れた教育者とは限らない。

またその逆も真なのだ。Cimg7844

それでも、大学は未来創成を理念として掲げ無くてはならない。

それには大学が社会や産業から学ぶことだ。

社会連携にこそ研究や発見の種が有るのだ。

大学の存在価値は、既に孤高ではなくなっている。Cimg7845

人材育成や産業創造に汗をかいてこそ、大学の未来があるのだ。

先日、大学のシンポジュームでそんな事を喋った。

ちょつと、真面目過ぎたかな ! !

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2009年5月13日 (水)

異空間

私達は普段、見慣れた景色に囲まれて生活している。Cimg7794

通勤の途上にしても、毎日の事でその微妙な変化にも気を払わなくなっている。

時に農村や山村に出かけたりすると、

その古くからの生活のにおいを懐かしく思ったりする。

日頃の自分の生活空間と異なった何かを感じているのだ。Cimg7795

浜松市の西区和地に、ドゥソールと言うレストランがある。

南フランスの古い農家のような建物が幾つか建っていて、

そのレストランが、まるで地中海の一角に在るかのような雰囲気になっている。

年を経て湾曲したかのような屋根にも、Cimg7796

ケーキを売る納屋のような小さな小屋にも、

分厚い板で作られたドアにも、

数百年前の南仏やトルコの生活を感じてしまうのだ。

その異空間に身を置いていると、Cimg7797

仮にフランス語などが聞こえてきたりしたら、

それは日本だとは思えないのかもしれない。

その小さな小屋でケーキを一つ買って、Cimg7798

その異空間で春の穏やかな一時をゆっくりと味わってみた。

雑念を払底したその一時は、琥珀の味がした。

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2009年5月12日 (火)

永久の価値

江戸期の270年は、限りなく変化を抑止した時代だ。Cimg7765

徳川家の転化を維持することが最大の眼目だったから、

人の移動も制限されたし、発明や改変は罪に問われもした。

が、全てが停滞していたかと言うとそうでもない。Cimg7769

文化や芸術はむしろ発展した。

それに、結構心豊かで無駄の無い社会だったようだ。

翻って明治以降は、変化と発展こそが価値になった。Cimg7764

石油や石炭を掘り出してこれを湯水の如く使うことで、

無限の成長が出来ると思い込んできた。

企業は、毎年の成長度合いが最大の価値基準になった。Cimg7763

不況下の今日だって、経済の成長率は大きな関心事だ。

だけど、資源の底はもう見えてきたし、地球の環境限界も分かりつつある。

人類にとって、経済成長が本当に必要なのかどうかが問われるようになった。Cimg7609

経済成長じゃなくて、本当の幸福度の充実を競うことが出来ないか。

どうもそれは、持続可能なシステムの中にありそうだ。

そして農林業は、無から有を生む最大の産業かもしれない。

江戸時代というのは、その有る意味でのモデルと言うべきだろう。

企業なり社会の持続力こそが、

やがて最大の価値になるだろう。

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2009年5月11日 (月)

安息

まったく、不思議な感覚と言うべきだろう。Cimg7804

毎朝、九時頃から始めるジベレリン処理が楽しいのだ。

ぶどう棚の下を、満開の花を探しては浸漬していく。

ほぼ二時間、この作業が続く。Cimg7840

それが無性に楽しいのだ。

気分は、これからの稔りに乾杯する感じだろうか。

と言うのも、このところずっと棚付けやら花房整理に追いまくられてきた。Cimg7803

枝葉伸び放題になるし、房も巨大になってしまう。

そいつをちゃんと整えてやらなくっちゃいけない。

その際限もない作業を終えての、安堵感が有る。Cimg7802

小さな達成感だろうか。

葡萄作りは根気勝負だ。

棚付けにしても、玉抜きにしても苦にし始めたら気が遠くなる。Cimg7841

だけどこのジベレリン処理は、とりあえず追われるということがない。

「乾杯」で済むのだ。

ジベ処理を終えると、日一日と粒の膨らみが感じられるようになる。

やがて又、雀やハクビシンとの戦いが始まるのだ。

そうしてみるとこの時期は、しばしの安息なのだ。

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2009年5月10日 (日)

丸子の茶

今日は、静岡市丸子の村松二六さん宅を訪れた。Cimg7824

村松さんは、丸子紅茶のパイオニアである。

その村松さん宅で、香春の釜炒茶と紅ふうきの紅茶を造った。

お茶と水研究会の例会なのだが、例によって楽しい一日になった。Cimg7816

前日から萎調させてほのかな香りを放つ茶葉を、

ドーム状の釜で20分程炒って殺青する。

それを圧揉して乾燥させれば、薫り高い釜炒茶になる。Cimg7818

紅茶は、最初に揉んで、その後二時間ばかり醗酵させる。

この間にポリフェノールが重合して褐色になっていく。

それを乾燥させると、僅か半日で紅茶が出来てしまった。Cimg7828

それが又、それぞれ天下一品の味わいなのだ。

お茶と言うものは、私達にとって実に不思議なものだと思う。

かつては薬でありミネラルであったが、Cimg7833

今では程よい嗜好品である。

凝ればこるほど不思議な味わいに遭遇できる。

その味わいが、微妙であればあるほど、Cimg7837

人生の妙味にも比肩する。

私なぞ、浅薄な歩みしかしてこなかったのだが、

それでも少しはお茶の味が分かるようになってきた。Cimg7835

これもひとえに、先輩諸氏のご薫陶のお陰と思っている。

ところで丸子は、日本紅茶の発祥の地である。

幕末、驀進だった多田元吉が住み、

紅茶製法をインドに学んで輸出茶の振興に努めた所だ。

その紅茶を復元したのが村松二六さんだ。

はてさて、昼食には丸子名物のトロロ汁を頂いて、

先輩諸氏のご高説も有り難く拝聴できた。

美味しい一日であった。

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2009年5月 9日 (土)

私の小笠山

小笠山との濃密な付き合いは、もう20年にもなる。Cimg7805

丘陵は、東海道線の直ぐ脇にありながら、

6,000haもの自然林が広がっている。

標高264m、隆起した三角州が雨水でえぐられて、Cimg7811

その幾つもの尾根が、南に向かって手の指のように伸びている。

江戸時代には、横須賀藩が入山料を取って薪炭を刈らせたらしい。

それが今、土砂流出防備保安林として、二次林化が進んでいる。Cimg7809

その尾根道を、もう20年も走り続けているのだ。

その尾根には、姥目樫の蒼林が続いている。

小笠山は礫で出来ている山だから、Cimg7810

ことさらその尾根の部分は乾燥し易い。

結果として、乾燥に強い姥目樫が生き残ったのだ。

痩せ尾根にしがみ付くようにして生きているのだが、Cimg7808

何れも大木とは言えない。

果たして、何時の頃から生きているのかと思ったりする。

木の太さでは計り知れない苦労を、彼らに感じるからだ。Cimg7812

その独特の山の空気を吸って、林間の小道を躍動していく。

天空からは、緑のステンドグラス越しに曙光がさしこんでくる。

その照葉からの木漏れ日が心を浮き浮きとさせてくれる。Cimg7807

小笠山は、私のこよなく愛する山なのだ。

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2009年5月 8日 (金)

ちびまるこ

大型補正予算百億円余を投じて、漫画とアニメの殿堂が出来るそうだ。Cimg7709

果たして如何なるものが出来るのか!!

電車でも、立派なオジさんが漫画本を開いていたりする。

私は活字派だから漫画は苦手だが、

文字と形が同時に知覚できる訳だから、Cimg7711

よりイメージが広がるのかもしれない。

それに孫達にとっては、アニメは飯よりも大切と来ている。

殊に、アンパンマンは絶対の人気だ。

ドキンちゃんのキャラクターも、実に心憎い設定ではないか。Cimg7710

あのアンパンマン、実は日本神話に原点があるのだとか?

ともあれマァ~、漫画文化と言うものをもっと評価すべきかもしれない。

JR静岡駅に、ちびまるこの観光案内が帯状に続いている。

あのトツトツとしたまるこチャンのイメージと、Cimg7708

次郎長や富士山、安倍川餅や茶の街が微妙にフィットしている。

そう、ちびまるこの作者は、清水出身のさくらももこさんなのだ。

アニメの殿堂を、漫画喫茶だと目くじら立てるのも大人気ないな。

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2009年5月 7日 (木)

大学と職業と

先日、日本の大学教育が産業発展にあんまり貢献していない。Cimg7778

もう少し、制度として何とかすべきじゃないかと書いた。

だけど一方、一生の間における大学生活は、何にも代え難い貴重な時間だ。

幅広い教養を得ることと学友との交流は、Cimg7785

専門の学習を別にしても大いに意味のあることだと思う。

入試の圧迫からも親元からも解き放たれて、

まったくの自由を謳歌出来るのだから。Cimg7775

ただしかし、大学の専門教育が産業発展に役立っていない。

4年間と言う貴重な時間が、それで良いのかどうか・・・。

一般教養を別にすれば、Cimg7779

大学で学んだことが就職後に役立つことは極めて少ない。

特にこのことは、理系の学部に顕著なのかもしれない。

最も大学は、企業そのものではない訳で、Cimg7774

そんな教育は無理でしょと言ってしまえばそれまでになる。

先日の「産業教育」に、175さんからコメントを頂いた。

175さんのように、大学で一生の糧になる教養を得る方もいるだろう。

だけど4年間もの間、役に立たないような講義を強いられているとしたら、

その個人にも社会に、大いなる無駄ではないかと思う。

教養と実学、そして研究を提供できるのが大学だと考えるのです。

少子化の折、そんな大学も生まれつつありますよね。

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2009年5月 6日 (水)

自然と技芸

モネの庭には、睡蓮の花が咲き始めていた。Cimg7777

ガーデンパークのモネの庭は、何時行っても風情がある。

四季折々に、草花が少しずつ景色を変えていく。

水面に映る光だって少しずつ変わっていく。Cimg7781

今は、白い藤の花が佳麗な香りを漂わせ、

その姿を池に映していた。

人間の不思議なのは、その景色を来る日もくる日も描き続けたことだ。Cimg7782

モネは、池の睡蓮を飽くことなく描き続けた。

何枚も何枚も、僅かに雰囲気の違いは有るにしても、

同じような絵をず~っと描き続けた。Cimg7783

確かに自然は微妙だし、

一時だって同じ顔なんてしてやしない。

だけど、人間の思いの置き所なんてそんなものかも知れない。Cimg7784

あれこれと思い惑うよりも、一点を凝視し続けることの凄さが大切だ。

それが出来たから、モネなんだろうなと思う。

ひるがえって、あれもこれもの私なぞは、唯の凡人と言うことだろうな。Cimg7776

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2009年5月 5日 (火)

数奇と庭

江戸期の大名や御家人などは、暇を持て余していた。Cimg7766

町人だって、若くして隠居したりして、結構時間がゆったりと流れていた。

で、何をするかと言うと盆栽や江戸植物などを育てていた。

日本の独特の園芸の成長だ。Cimg7767

朝顔や観音竹、万年青やマツバランなどの粋が生まれていく。

小さな庭を造って楽しんだりもしていた。

もちろん小堀遠州の心字池なんてのは無理だ。Cimg7787

対してヨーロッパでは、庭は邸宅を飾るものだ。

今でも庭は、道に向かって造られている。

そんな東西の文化の違いを思っていた。Cimg7788

浜名湖ガーデンパークのガーデンコンクールである。

世界各国の庭師が庭造りを競っていた。

だが私達日本人は、日本の庭が心にピンと来る。Cimg7789

どうしてもヨーロッパのそれは散漫に感じてしまう。

やはり日本人には、数奇者の心が流れているのかな。

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2009年5月 4日 (月)

産業教育

一度出来上がった制度なりシステムを改めるのは容易ではない。Cimg7600

日本の産業教育にも、その弊害が顕著に現れている。

農業高校で学んで農業をやる。

自家の商売を発展させるために商業高校へ行く。Cimg7257

工業高校を出て熟練工になる。

などと言う高校生は貴重な存在で、多くが大学を目指すようになった。

その大学にしても、各学部の入試の難易度は有っても、Cimg7321

日本の各産業をサポートしているかと言うと、かなり疑問がある。

言うまでも無く職業は、自分の一生の拠り所で有る。

その道を伝道するのが、高校や大学だったはずなのだが・・・。Cimg7334

何時の間にか形だけになって、実質は何所かに行ってしまった。

仕方ないから、インターンシップで企業研修となる。

企業も、新入社員教育に汗をかくのが当たり前になった。Cimg7354

これ、青春の大いなる無駄(又はモラトリアム)と言うべきか。

そんな訳で経済産業省が、大学に産業人材の育成を呼びかけている。

大学は、産業の担い手を育てる所なのであって、

卒業すりゃ良いってもんじゃないんだ。

実は私も昨年から、少しばかりこの面でお手伝いをしている。

だが根っこは、この国のシステムそのものに問題が有るのだが・・・。

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2009年5月 3日 (日)

内国人

私の住む磐田市には、外国人市民が9,371人住んでいる。Cimg7760

不況の影響で、昨年の12月からこの3ヶ月間に500人減った。

それでも人口の5.3%は、外国籍なのである。

その彼らが、公園で音楽会を開くと聞いて出かけてみた。Cimg7759

そこは、当然ながら国内の外国だった。

言葉は通じないし、売られている物も違う。

音楽界と言うふれこみだけれど、まあ仲間同士の縁日だな。Cimg7758

何とか接触をと試みたのだが、所詮私は外国人だった。

こんな場に入ると、日本人同士で群れるしか方法が無くなる。

せめて言葉が、万国共通なら何とかなるのにな~。Cimg7757

彼らもこの国で、必死に生きている。

仕事がなくなれば、生活できない訳だし、

治安だって悪くなるだろう。Cimg7756

低賃金のショックアブソーバー。

企業にとっての好都合は、地域社会に不可解な波紋を広げていく。

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2009年5月 2日 (土)

本物を問う

骨董の99.9%は偽者だそうだ。Cimg7631

あの中島誠之助さんがそう言っている。

「世の中、本物ばっかりだとつまらない。

偽者があるから活力が出てくるのです」と。

ふた昔ほど前になるが、「本物つくり運動」と言うのを提唱したことがある。Cimg7719

今で言うところのブランド化推進と言うことなのだが、

ある新聞記者から、「偽者をはっきりさせろ」と迫られて困ったことがある。

要するに、世の中には幾ばくかの誤魔化しが溢れていて、

それを明確に指弾するのは容易ではなかった。Cimg7303

今では「景品表示法」などの運用も厳格になって、

偽装表示なんてのも随分少なくなった。

それはともあれ、政治家は偽者ばっかりだね。

官僚政治の打破なんて言ってるけど、Cimg7359

官僚に対して実力の無さの裏返しだね。

第一、政治家が如何ほどの勉強をしているだろうか?

私の知る限りでは、マァ~、我田引水はしても国の将来なんて考えないな。

徒で動くのは、地震だけらしい。Cimg7416

対して人間は、下心が有るから動く。

要するに損得勘定で動くのが99.9%の政治家だろう。

そう言えば、例外も有るのかな~ ?

西松建設に2億円もらって、何もしなかったって言ってる党首がいたっけ。

だけど、それを普通は詐欺って言うよネ。

やっぱり、政治家は偽者か ! !

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2009年5月 1日 (金)

非日常

規則正しい生活と言うものは、何よりも有り難い物だ。Cimg7297

決まった時間に起きて、朝の諸々を済ませて職場に向かう。

仕事が終われば、帰宅して夕食を囲む家族団欒が有る。

口喧嘩や擦り傷などと、チョツトした事件があってもそれが日常だ。

だが人は、そんな日常の中に非日常を求めている。Cimg7736

何か、良い事はないかな~。

美味しいもんが無いのかな。

新聞に出ていた、ホラ、あれを見てみたい。

旅行に行きたいな~・・・と言った具合である。Cimg7660

この連休は、日頃の非日常希求を満たす絶好の機会だ。

私もふらりと何所かに出掛けたいのだが、

葡萄の誘引と花房整理で追われている。

既に葡萄の花も咲き始めてしまった。Cimg6678

時間よ止まれ ! と叫びたい心境だ。

非日常どころではないか ! ! 

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