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2009年5月26日 (火)

唐松

私のように暖地に住む者には、Cimg7950

唐松のリンと整った樹形には独特の情感を感じる。

唐松は落葉松とも書き、針葉樹でありながら落葉する。

それに唐と書くからといって中国原産ではなくて、

日本古来の木なのだ。

雪深い長野県ではこの木が圧倒的に多くて、Cimg7936

人工林の半分は唐松なのだそうだ。

私達のウルトラマラソンも、その唐松の林を縦横に走る。

風に吹きちぎられた未だ柔らかなその枝葉が走路に散っていて、

そこはかとない哀れを思ったりした。

そう言えば北原白秋の「落葉末」に、Cimg7935

「からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き

からまつは寂しかりけり 旅行くは寂しかりけり

世の中よ哀れなりけり 常なれど嬉しかりけり

山川に山川の音 からまつにからまつの風」とある。

今改めて、あの八ヶ岳の唐松を思い出している。

唐松は、冬の試練に耐えて立つのだと。

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