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2009年5月18日 (月)

苦闘

八ヶ岳は、朝から一日嵐だった。Cimg7861

朝五時、強い寒風と雨を突いてのスタートになった。

山梨学院大のチアリーダー達の笑顔に送られて、2,600人が山に向かう。

八ヶ岳は、圧倒的な唐松である。 Cimg7910

その唐松の針のような葉が濃い緑に染まって、

その合間にダケカンバやシラカバ、ミズナラの新芽が伸びだしている。

その木々の緑を透かすように、主砲の赤岳や横岳、硫黄岳が聳えている。Cimg7911

だが、クリーム色のガスと雨で、後ろのランナーすら見えない。

主催者の坂本雄次さんは、「絶好のコンディションになりました」と言った。

最も過酷な条件になったと言う意味だ。Cimg7912

体が元気なうちはまだ良い。

70kmを過ぎた馬越峠では、疲れた体に氷の様な風が吹きつける。

手はかじかんで、ちょつとでも休むと体が震えだす。Cimg7913

とにかく走り続けるしかない。

エイドのボランティアが震えながら「皆さんも雨の中、物好きねェ」と呆れていた。

が、こちとら雨だからって、人生止める訳にゃいかねぇんだ  !。Cimg7914

頭はガンガン痛くなるし、

既に足は棒のようである。

それでも1kmを9分くらいのスピードで走り?続けた。Cimg7915

何時かこの苦しみも終わりが来る。

13時間32分、荒れ狂う風雨の中をゴールである。

心身ともに嵐のような一日が終わった。

100kmは、かくも遠いものなのだ。

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コメント

雨の中
今年も完走おめでとうございます。
厳しかった分、いい経験されたと思います。

投稿: ヒロボー | 2009年5月19日 (火) 01時09分

山草人さん、完走おめでとうございます。
 あと私事ながら、主人の完走も大変うれしく思っています。一緒に走ってくれたお仲間の皆さんにとても感謝しています。

投稿: がんもどき | 2009年5月19日 (火) 07時06分

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