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2009年9月14日 (月)

シベリア鉄道

  1. モスクワからウラジオストクまで、9,288kmの長大な鉄道だ。Cimg8621

全線を通して乗るなら、8昼夜ほどもかかるだろう。

私達が乗ったのは、ハバロフスクからウラジオストクまでの800kmだ。

ハバロフスクの駅前には、エロフェイ・ハバロフの大きな銅像が立つ。Cimg8742

駅舎は白いネオ・ロシア様式の時代がかった建物だ。

20時30分、その駅から領事館の皆さんに見送られて出発した。

私達のコンパートメントは2人用で、比較的ゆったりとしている。Cimg8744

やがて太った女の車掌がやってきて、黙ったままキップをチェックし、

TVのスイッチを入れていってしまった。

とにかく、この国には愛想と言うものがない。Cimg8745

外には、広大な大地にシラカバの林が続いている。

タタン、タタンという規則正しい車輪の音が響く。

やがてその音に誘われ、何時の間にか寝入っていた。Cimg8746

翌朝、時差の関係でこの地の朝7時はまだ暗い。

が、窓の外に海が見え始めた。

ウラジオストクが近いのだ。Cimg8749

ちなみに、シベリア鉄道全線で海の見えるのはここだけである。

1891年5月、皇太子だったニコライ二世は、

日本訪問の帰りに、ウラジオストクで、Cimg8751

この鉄道の東側からの起工式を行っている。

その礎石を置き、軍事的要請の元で敷設に拍車をかけたのは彼だ。

そして重く暗い流刑と悲劇の地だったシベリアは、

この鉄道によって拓かれていったのだ。

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