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2009年9月 9日 (水)

ダーチャ

自留地、言うならばロシアの市民農園である。Cimg8625

ソ連時代には、このダーチャの生産力がソホーズなどを凌駕した。

この国では、土地は有り余るほどある。

それで、郊外にそれぞれ小屋つきの10a位の土地があって、Cimg8626

そこで野菜を作ったりしている。

ドイツではクラインガルデンと呼ばれ、余暇を過ごす場で、

重要な市民のコミュニティーになっている。Cimg8627

ところがこの国では、

かつてはこのダーチャが市民の暮らしを支えていた。

今でも市の郊外には、あちこちにこのダーチャが広がっている。Cimg8628

収穫物も、道端で売られていたりする。

その一つ、ナナイ族のイーラさんのダーチャを訪ねることができた。

が、先ずはその粗放さに驚いた。Cimg8629

有機農法といえば聞こえは良いが、

とにかく草ばかりで、作物はその下でやせ細っていた。

周りのダーチャもCimg8630似たようなものである。

ロシアになって、物資も豊かになった。

その影響なのか、

国を支えた市民農業はかつてのものになりつつあるようだCimg8632

しかし、毎朝、アムール河の船着場に大勢の人々が集まってくる。

何かと思ったら、船で中瀬にあるダーチャに行くのだと言う。

帰りには、バケツに茄子やトマトを一杯にして帰ってくる。Cimg8600

年金生活者たちの日課らしいのだ。

ロシアになってから支給される年金は、

なんと月に400ルーブルに過ぎない。Cimg8721

一人が生活する最低必要額の三分の一に満たないのだ。

ハバロフスクでも、高齢者の物乞いを散見した。

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