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2009年10月15日 (木)

旅心

電車が通勤の手段となって久しい。Cimg9089

昔は、電車に乗るとどこかにワクワク感があった。

何所か知らない所に行き着くという期待だ。

そこには名所旧跡やら名物があった。Cimg9100

そこここの駅弁だって、旅人からすれば大変な名物だった。

あそこには釜飯があって、そこはうなぎ飯でと言った具合だ。

未知との遭遇、それが旅心であり観光だった。Cimg9069

そういう意味では、便利さがそいつを無くしてしまった。

昔の道中歌は、旅心そのままだ。

♪お江戸日本橋七つ立、初上がり。・・・行列揃えて、あれわいさのさ、Cimg9057

・・・恋の品川女郎衆に、袖引かれ、のりかけお馬の鈴ヶ森、

こちゃ大森細工の松だけを。・・・鶴と亀との米まんじゅう。・・

と五十三次を歌うのだが、全て卑猥歌なのである。Cimg9058

そいつが明治33年の鉄道唱歌になる。

汽笛一声新橋を・・・♪~となるのだ。

だがこれも、特急が出来て新幹線になると、誰も歌わなくなった。Cimg9056

名物駅弁も消え果てしまった。

何処に出かけても同じと言うことで、国内の観光地は衰微する。

未知との遭遇がなくなったからだ。Cimg9101

新幹線は毎日通勤に使っている。

でも、私はこの新幹線には、やはり幾ばくかの旅心を覚えている。

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