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2009年10月26日 (月)

秋深し

ムベの実が紫に色付いて、風に吹かれている。Cimg9149

萩だって、その小さな花で精一杯の存在を主張している。

照葉樹の多い小笠山でも、秋は静かに深まりを増している。

木漏れ日の間をそよぐ風は、秋風そのものである。Cimg9081

その照葉のそま道を、サクサクサクと小気味良い音と共に走っていく。

晩秋の山は、鳥のさえずりも虫の声も静かだ。

心気は自然と体の中に篭っていく。Cimg9148

無我の夢見心地と言えるかも知れない。

そんな時、忽然と目の前に紅葉が現れる。

数少ない広葉樹は、この時期に最もかがやく。Cimg9082

緑の中に照りかがやく紅葉の美しさは、

間もなく色あせてしまう儚さの故に心を打つのだろうか。

里に下りれば、二郎柿がたわわに熟している。Cimg9085

「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、

柿はビタミンCが多い果物だ。

その栄養豊富な柿を、今ではモズが食べている。Cimg8856

「柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺」(子規)

今日は「柿の日」だそうである。

秋は、駆け足で通り過ぎようとしている。Cimg9088

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