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2010年1月31日 (日)

実年人生

団塊の世代が、次々と定年退職している。

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それがこの不景気と重なって、次の仕事もままならない。

当分様子を見るかと言う雰囲気だ。

かと言って、自由な時間を謳歌するほど安気でもない。

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退屈ほど、苦痛なものは無いのだから。

そもそも事業所への勤務は、生活の手段であるべきだった。

だが団塊の世代の多くは、そこに実も心も入れ込んできた。

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さて、新しい人生をと言う段になって、その準備が出来ていない。

仕方ないから、あたら油の乗った実年者が余生なんてことを考えてしまう。

余生ではなくて、これからが実年なのだ。

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仕事は、楽しく出来るならボランティアだって良い。

あちらこちらにコミュニティーを創る。

少しは、世の為人のために体を動かす。

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未知の所や歴史の地にも足を向ける。

これまで出来なかったあれもこれも、もう一度掘り下げてみる。

そう人間は、灰になる直前まで目的に向かって走るべきなのだ。

人生は、まだまだ永いぞ。

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2010年1月30日 (土)

喪失と人生

考えてみれば、人は生きていく過程で様々なものを失っていく。

幼くは、あの母親の乳房を取り上げられ、

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学校を卒業することで、あの自由な環境を失った。

無限にあった筈の夢も、現実の前に陽炎のように消え去った。

40年余りの間、その大半を注入してきた職場だって、

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定年と言うルールの前に粛然として引き下がった。

時とともに、アクティブな体の動きだって鈍っていく。

この間、知己友人の不幸にも何度も遭遇させられた。

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確かに、年齢を重ねると言うことは、そういう事だと納得せざるを得ない。

だが私達は、何かを失う度に必ず何かを得てきている。

退職すれば自由な時間を得、新たな自分を開拓できる。

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可愛いペットを失ったとしても、又新たな出会いが求められるだろう。

またそれ以上に、様々な思い出や確かな充足を残している。

もう童心には戻れないし、全てを消去させるのはかなり先のことだ。

しかして今は、新たな何事かを創り続けることだ。

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2010年1月29日 (金)

人生を楽しむ

あんまり、ムキになるなよ!

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最近、そう思うように努めている。

所詮人生の多くのことは、少しの努力と大部分の偶然の結果なのだ。

例えば夫婦にしてもそうだ。

出会いは、それ程必然であったはずも無い。

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それに愛情とやらも、所詮儚いものでしかない。

親が児を愛するのは本能だろうが、

女は男の価値を、金を運んでくる能力でしか認めていない。

仮に妻が尽くしてくれるように見えたとしても、それは人為的擬態に過ぎないのだ。

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あまり過大な期待をしなけりゃ、腹も立たないだろう。

そうして、日々楽しむ気分で過ごしたい。

ここの生活の中での「やっさもつさ」は、それこそ余禄なのだ。

夫婦喧嘩の最中でも「おっ、オマエ、そう、来るか!」などと、

感動する余裕が欲しい。

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その人生の余禄を楽しむ気分にならないと、恐らく損をする。

人間は、ほどほどに鈍感であるべきなのだ。

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2010年1月28日 (木)

農を起こす

かつて「農学栄えて農業滅ぶ」と揶揄された。

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産業が滅びて学問だけ残っても、

それは砂上の楼閣でしかないことは明白だ。

もちろん、農業と言う産業の盛衰には様々な要因がある。

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だからその攻めを、ひとり農学に負わせるのは酷なことだ。

ただしかし、農業経営とその経営者を育てる始点が十分だったかどうか?

そのことは十分反省する余地が有ると思う。

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そんな大学のあり方に一石を投じる試みに、一昨年来関っている。

静岡大学の農業ビジネス企業人育成講座だ。

昨日、その第一期生の卒業発表が行われた。

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このプロジェクトの一年半の試みには、

農学・工学・理学など大学の知力のみならず、

幾つかの企業の積極的な協力もあった。

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目的は、農業をイケてる産業にする、その為の人材を育てることだ。

19名の受講生の皆さんの発表からは、

講座を通じた様々な刺激と新たな跳躍台を得たのが感じられた。

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もとより目的を持って講座に臨んだ方々だから、当然かもしれない。

だが彼らの何人かは、既に新しい事業法人を設立し、

次の時代の農業のビジネスモデルを模索しつつある。

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そうして彼らは、大学を身近なものにしただけでなく、

その知的資源を活用することも学んだのだ。

同様に大学も、彼らから研究ニーズを含めて多くを学びつつある。

この夜の懇親会の席でも、話題は自然と今後の事業展開へと向かっていく。

今回の講座の波紋は、恐らくこれからの何事かへとつながって行くはずだ。

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2010年1月27日 (水)

平らな道

週末には、小笠山の尾根道を走っている。

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尾根は大小の起伏が続いていて、平らな所など無い。

日常的にそんな道を走っているから、坂道が得意になる。

マラソン大開でも、坂に差し掛かると

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次々とランナーを抜き去ることが出来る。

本来苦しいはずの坂道を、快調なペースで走れるからだ。

人生の道行きも、同じようなものではないかと思う。

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平々凡々と安楽な道を歩いている人は、

僅かなストレスで落伍してしまう。

あれこれと挑戦しては苦労を重ねていると、そいつが苦労と思わなくなる。

たれに第一、変化の無い道なんてあくびが出るだけだろう。

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人生は、次々と現れる難題をクリアーしていくから面白いのだ。

就活であれ婚活であれ、悲観することは何も無い。

恐らくこの時代が、次の世代を鍛錬しているのだと思う。

混沌の中にこそ、次の時代のチャンスがある。

禍福はあざなえる縄の如しだろう。

「可愛い子には旅をさせよ」とは、けだし名言である。

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2010年1月26日 (火)

山草人

私のペンネームだ。

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8年ほど前、自分の書きとめていた文章を本にしようと思った。

しかしながら、当時の私は公務員であった。

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それに立場上、本名で出版するのは何かと憚られた。

それで色々と思案した挙句、山草人を名のることにした。

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ともかく、ビクビクしながら印刷したのだ。

やがて、その「知命・男のモノローグ」が書店に平積みされた。

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「作家」である私は、恐る恐る店頭を見に行ったのだが、

密かに思慕する人を遠巻きに見るような不思議な感じだった。

本はそれほど売れた訳ではないが、

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それまでの心配は杞憂で、予期せぬ好意的な反響が広がった。

仲間が出版記念パーティーを盛大に催してくれたし、

何よりも出版そのものが大きな自信になった。

そんな訳で、それ以後山草人で通している。

「農の風景」や「縄文」等への寄稿も山草人だ。

まぁ~、山に生えるぺんぺん草のように生きられたら本望でもある。

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2010年1月25日 (月)

七癖

自分に癖は無い。Cimg9705

大抵の人が、そう思っているようだ。

でも、無くて七癖くらいはあるらしい。

もとより動物は、自分を基準に物事を感じている。

例えば、寒暖は自らの体温よりも熱いか冷たいかだし、Cimg9707

テンポの遅速は脈拍が基礎になっている。

同様に人は、その人生の過程で様々な基準を身につける。

しかもその経験は、人によってそれぞれ皆違うのである。

当然、人と違った習慣の7つ位あって当たり前なのだ。Cimg9509

そう、自分の癖が何時の間にか当たり前になってしまうのだから。

しゃべり癖、買い癖、潔癖症、喫煙や飲酒、神仏依存や怒り癖などなどである。

緊張や苦境に接すると、そんな圧力を緩和する転移活動として、Cimg9697

特にそんな癖が出てくるのだ。

スポーツ選手が、試合の前にくちゃくちゃガムを噛むのと同じだ。

初対面の方と会って、相手が腕組をしている。

そんな時「あっ、この人緊張してるし了見も狭いな」って思ったりする。Cimg9510

人のそんな様々な癖を眺めるのは、それはそれで結構面白い。

とは言え、私にも無くて七癖なんだろうなぁ~。

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2010年1月24日 (日)

平山郁夫という人

仏教画やシルクロードで著名な、あの平山画伯です。Cimg9699

昨年亡くなった画伯には、「日本の心を語る」という著作がある。

2005年の出版だから、遺著と言えるんでしょうね。

というより、平山さんの自叙と遺言なんだろうと思います。

瀬戸内海の小島での出生から書き起こし、Cimg9693

旧制中学校時代の原爆体験。

偶然救われた命と自己形成への遍歴。

日本文化の成り立ちを掘り下げることから未来へ。

アジアに立脚した日本のあり方へと続く。Cimg9672

まさに、平山さんが描いてきた世界そのままだね。

実は画伯は、とてつもない天才だろうと思っていた。

でもこの本を読んで、

彼自身が「才能とは継続すること」と言っているように、Cimg9709

極普通の努力人だったことが分かりました。

勿論彼は、ただ漫然と継続したわけじゃない。

だけど、何だかこの方が身近に感じられました。

平山さんは、続けることによって確固たる思想を形成し、Cimg9671

数々の私達の心を揺さぶるような絵を残したのです。

そう、彼の考えたことそれが全て形になって残ったのです。

画家として一人の人間として、

素晴らしい生き方だと改めて思いました。

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2010年1月23日 (土)

夜郎自大

馬鹿野郎の野郎ではない。Cimg9547

この野郎は、「いなかもの」と言う意味だ。

中国の漢の時代、西南の辺境の地に夜郎と呼ばれる夷がいた。

隣に漢という強大な国があったのだが、

彼らはそんなことは知らずに、「自分ほど強勢はあらじ」と威張っていた。Cimg9522

それで「自分の力量も知らずに、

内輪で幅を利かす者」を野郎自大と言った。

と、そう辞書にある。

深い井戸の中で、Cimg9492

殿様蛙がそっくり返っているような図を想像すればよい。

何故か最近、この夜郎自大と言う言葉を思い浮かべてしまう。

ところで、話は変わる。

米調査会社のユーラシア・グループが、Cimg9502

世界の注目のリーダーを発表した。

第一位は中国の温家宝首相、二位がオバマ大統領だ。

そうして日本から、第三位にあの小沢一郎氏が上げられている。

疑惑で失脚せねばとの条件付だが、すばらしい快挙だ。Cimg9491

一刻も早く疑惑を晴らし、名実ともに世界の指導者になってほしいものだ。

そんな大切な人を取り締まる、検察をやっつけよう !

アッ!  このグループは、

今年の世界のリスクに鳩山政権の退陣も上げてるぞ!

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2010年1月22日 (金)

虎児

今年の干支は、虎である。Cimg9696

虎は、その子供をとても大切にするらしい。

それで、自分の大切なものを「虎の子」と言ったりする。

虎の子は、大事に育てていくものだ。Cimg9488

同時に、その大切にすべき虎児を得ようとするなら、

私達は虎穴に入らなければならない。

虎穴は、虎の虎口でもある。Cimg9673

つまり、虎児を得るには大変なリスクが伴うと言うことだ。

それって人生の大事だから、虎の尾を踏まないように深長にやるよね。

ところで、私達の虎の子って一体なんだろうか?Cimg9694

思い当たるとすれば、差し当たりなけなしの貯金だろうかな?

これも低金利で、さっぱり増えないねぇ。

それにしても、自宅の箪笥に7億円も入れて何年もほっとくなんて、

そんな剛毅な気分になってみたいもんだな~。Cimg9503

それにさ、7億円ってどの位の量なのかなァ~。

多分自宅にゃ、相当大きな金庫があるんだろうなァ~!

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2010年1月21日 (木)

性比と草食化

乳牛を育てる育成牧場には「まき牛」がいる。Cimg9418

沢山のメスの中に放牧される、ほんの少数の優秀な雄牛のことだ。

普通、一頭の雄が100頭の雌牛に種付けする。

何とも羨ましいような、同情するようなハーレムである。

しかしこれ、優秀な後継牛を残すための合理的な方法なのだ。Cimg9612

自然界にあっても、魚のフナの性比は圧倒的にメスが多い。

場合によっては、オスのいない池もあるそうだ。

それでもフナは、絶えることなく増殖している。

無性生殖なのだが、何のことはない。Cimg9546

ドジョウなどの精子を刺激剤にして、卵のDNAだけで発生しているらしい。

問題なのは、この国の人間である。

普通はオスと雌の比率は1対1のはずだ。

だけど、何故か男の方が多く生まれる。Cimg9468

ところがオスは、生まれても育たないことが多かった。

わたしの子供の頃は、どのクラスも女の数が5~6人は多かった。

だから男には、自然と安心の気持ちがあったようだ。

ところが今日、どの世代も男が女の数を圧倒している。

医療の発達で、夭逝する男子が減ったからだ。

結果として、自然の摂理に反してしまった訳で、

その諦めが、草食系男子の発生へと繫がっているのではないか?

これ、奇説かなァ~。

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2010年1月20日 (水)

右往左往

昨日まで、駅前で政党のアジ文を読んでた人が代議士になった。Cimg9449

そして政権交代で、大量の議員がにわかに政府要因になった。

そうして、官僚依存を止めると言う。

官僚機構は、そもそも必要から生まれたものだ。Cimg9448

官僚機構がフル回転することで、この国は曲がりなりにも機能してきた。

その回転を、脱官僚と言う言葉とともに止めてしまう。

官僚には、記者会見はおろか、大小を問わず判断させない。Cimg9445

それで行政組織は、指示待ちする他無くなった。

ところが、指示は一向に出てこない。

何故って、判断できる人がいないからだ。

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このままでは、この国はやがて機能不全に陥るしかないだろう。

そもそも政治家は、行政運営のプロではない。

そんなことより、票集めの方が大事だったからだ。Cimg9453

官僚は活かして使うべきで、まずその意見をちゃんと聞くべきなのだ。

取り込まれるというのは、その者がだらしない証でしかない。

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2010年1月19日 (火)

軽妙でありたい

最近、エッセーを相当に数多く読んでいる。Cimg9668

楽しいのやら退屈なのやら、軽いのやら色々である。

「・・。つまりあれかい。・・ってことかい? なんつーか、・・・」なんて、

わざと若者言葉で書かれていたりもする。Cimg9652

だが総じて、さらりと読めるのだが何の記憶にも残らない。

多くが週間誌的なのだ。

天丼を食おうと思って、すー丼食わされたような感じだ。

つまり、あれだね。Cimg9625

エッセーで、気に入った文章に遭遇するのは希だ。

私は、根が貧乏性なんだろうなぁ。

「読むからには、何か為にならないとね」と思ってしまう。

このブログも、書きゃ酔いとは思っていない。Cimg9624

何がしかのメッセージを伝えたいと思っている。

そいつを軽妙洒脱に書ければ最高だが、

そんな天分は、何処を探したってありっこない。

そんな訳で、これからも地味にシコシコと書く他ないと思っている。Cimg9487

ともあれこの四年余の間に、15万回のアクセスを頂いた。

その皆さんに感謝しつつ、無駄でも努力を続けようと思う。

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2010年1月18日 (月)

帰属意識

かつて苦楽をともにしてきた諸先輩との再会は、Cimg9683

一種の戦友のような感覚になるのだろう。

一年に一度の再開にも拘らず、

その背景の40年もの歳月を一瞬にして再現してしまう。Cimg9681

話柄もついつい昔の苦労などに向かってしまうが、

退職後の活躍にも話の花が咲く。

矍鑠として第一線で活躍されている方が多いからだ。Cimg9685

そんな皆さんを見るにつけ、60歳までのステージは、

まだまだ助走期間ではなかったかとも思われてくる。

奇術や日本舞踊の道を謳歌している方さえもいる。Cimg9686

何れも自己満足で終わってはいない。

自己完結の人生をひたすら追及しているのだろう。

人間は、伊達に馬齢を重ねてはいない。Cimg9688

そんな多士済々の人々とともに、

何十年も過ごせた自分の幸せを思う。

かつての職域への帰属を誇りに思う。Cimg9682

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2010年1月17日 (日)

剪定

今日は一日、葡萄の選定である。Cimg9692

暖冬が続いて、ついこの間まで緑の葉が残っていたが、

この寒さで、やっと眠りについた様子だ。

葡萄は、その年に伸びた新しい枝に実を着ける。

だから、古い枝を取り除いてやらないといけない。Cimg9691

力の有る枝や芽を確認しつつ、今年の枝の配置を考える。

剪定には結構迷いが生じるのだが、こいつには思い切りが必要だ。

迷っていると、短い陽がすぐに暮れてしまう。

剪定した枝の始末も大変だ。Cimg9690

枝の乾燥を見計らって、少しずつ焼却する。

小山ほどもある枝を燃すのに、タップリ一日かかってしまう。

それが全部終わると、今度は堆肥をタップリと運び込む。

葡萄の栽培は、事前の準備だけだって大変なのだ。Cimg9689

それに昨年は、長雨で散々の収穫だった。

今年は、何とか上手く作りたいなぁ~。

と思って、毎年悪戦苦闘わ繰り返している。

でも、やがて芽を出して実を稔らせていく過程は、

私の一年そのものなのだ。

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2010年1月16日 (土)

狼少年?

もはや日本の農業は、高齢者によって辛うじて支えられている。Cimg9678

かつての土地本位の経済や米偏重の価格政策が、

農業経営の成長を妨げてきた結果だろう。

政府は、その米生産に1万5千円/10aを一律支払うらしい。

はたして、それで農業経営が育つのかどうか? Cimg9680

今、各地に地産地消のファーマーズマーケットが出来ている。

その生産者だって、多くが生き甲斐生産だ。

マーケットは増えたが、生産者は一向増える兆しは無い。

先日、我が家の大根をファーマーズに出荷した。Cimg9626

寒風の中で水洗いして、袋に入れて値段をつける。

20本の大根は重い。

それを車で運んで、一本100円で売った。

初日に12本ほど売れて、手数料を引いて900円が手に入った。Cimg9679

これ! 良かったと喜べるだろうか?

出荷者の多くはその僅かな収入に甘んじている。

八百屋さんごっこは楽しめる。

しかし、これでは限界がある。Cimg9622

おりから中国の農産物価格が高騰している。

上海万博を控えて、玉葱やゴボウなどは前年の倍の価格になっている。

途上国の食糧需給は、その経済とともに拡大しているのだ。Cimg9687

私達は、何時まで食料を買い続けられるだろうか。

「狼少年」と言われようが、あえて言い続けなくてはならない。

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2010年1月15日 (金)

忘却の達人

人間は、忘れることによって救われる。Cimg9649

認知症だって、死を過剰に意識させないための神の仕業だ。

例えば、メンタルなスポーツと言われるゴルフである。

その前のホールの失敗を気にしていると、次々とミスを重ねることになる。Cimg9644

筋肉もドンドン萎縮していく。

そこはおおらかに、カラリと忘れるのが肝心なのだ。

諸事同じことで、心のダメージは自分で傷口を広げてしまう。Cimg9631

何故なんだろう? 

ああではないか?

多分嫌われたんじゃないかなどと際限もない。Cimg9573

特に対人関係においては、修復が容易でなかったりもする。

それに辛いこと苦しいこと、悲しいことの方が、喜びよりも鮮烈に残る。

人生の達人は、おおらかな人なのだろう。Cimg9572

おおらかで有るにゃぁ、忘れることが肝心だ。

過ぎ去った過去に拘泥するなぞは、愚の骨頂である。

向後の人生は、忘却の達人でありたいと思っている。Cimg9512

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2010年1月14日 (木)

陽だまり

もう、二十年になるだろうか。Cimg9654

小笠山山頂付近の尾根道を走り続けてきた。

四季折々に、花が咲き紅葉があり、茸が顔を出す。

自分の体を、その自然に同化させてきた年月である。Cimg9599

しかしながら、この厳寒期には殊更寒風が強く吹き付ける。

西風が麓から谷沿いに吹き上がってくるからだ。

その寒さの中で着替え、走り始めて2kmも行けば、Cimg9601

手足も体もポカポカと、汗すらもかいている。

走り終わると、仲間が集まって日向ぼっこをする。

崖の東側に風を避けると、そこは陽だまりである。Cimg9605

四方山話に花が咲くのだが、

日頃の職業会話から脱して、極自然な談笑になる。

勿論、何の屈託も無い。

人は本来、こんな微風を求めているのかもしれない。

陽だまりは、人々の心をも温かくする。

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2010年1月13日 (水)

座敷芸

今時、宴席に芸者を呼ぶなんて事は絶えて久しい。Cimg9676

特別な場合でも、コンパニオンがせいぜいだろう。

お客が無ければ、芸妓も枯渇していく。

京都の舞妓さんは、例外なんだろうなぁ。Cimg9674

機会があって、静岡市内で芸妓の名残に接することが出来た。

三味線に日本舞踊である。

もちろん、それなりにお年を召した方々なのだが、Cimg9677

その舞のシナをつくる所作がキリッと美しい。

そもそも日本舞踊は、人間の動作を美しく極めたところにある。

恐らくは、長い歴史の中で磨かれてきた結晶なんだろう。Cimg9618

うっとりと眺めながら、竹下夢路の画を思い出した。

「そうだ。夢路はこんな風情を切り取ったのだ」と。

それにしても、古き美しき風情が滅びていく。Cimg9506

経済社会の変化とは言え、残念なことである。

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2010年1月12日 (火)

詣でる

人は本来か細い存在だから、Cimg9666

神の加護は無いより有った方が良い。

それに神社仏閣は、人々の営みの歴史でもあり、

その前に詣でるだけで敬虔な気持ちになる。Cimg9667

と言う次第で、賎機山の麓にある静岡浅間神社に詣でた。

実は静岡浅間神社は、神部神社、浅間神社及び大歳祖神社の総称である。

来歴は千古の昔、登呂遺跡の時代にも遡ると言われ、Cimg9669

駿河国総社として広く信仰を集めている。

殊に徳川氏はこの社に重きをおいてきた。

現在の社殿群の多くは、Cimg9670

1804年から60年を費やして造営されたものだ。

左甚五郎の龍や叶馬の彫り物なども含め、

日光東照宮を髣髴とさせる佇まいである。Cimg9665

恐らくはその昔、徳川家康が何度もこの社に詣でたのではないか。

裏手の百段を登って、2kmほどで賎機山の山頂に至る。

この賎機山からの眺望は、静岡清水を一望に出来るし、Cimg9664

西側の安部川の流れも俯瞰できる。

実はこの山、静岡県の名の起こりでもある。

維新直後、この駿河を賎機県と名づけようとした。Cimg9663

が、賎の字に謀反の意味が含まれるとかで、

静岡と読み替えたと伝わる。

山頂からの眺めは、まさに静かな岡を見晴るかす雰囲気である。Cimg9662

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2010年1月11日 (月)

エイジ・セレモニー

町の成人式に出席して、色々と昔を思い出した。Cimg9675

私の成人式の日は、何十年ぶりかの雪の日で、

随分寒かった思いがある。

学生の私は、前夜静岡に泊まって式典に直行した。Cimg9660

公民館は、同窓生で溢れかえっていた。

色々と不安はあったけど、時代は高度成長の初口だ。

私達団塊の世代は、時代の波に乗ることが出来た。Cimg9659

でも、今年のこの町の新成人は207人しかいない。

私達の時代の半分だ。

それに男の数が圧倒的に多くて、・・・・・・。Cimg9658

平成に入って誕生した成人は、彼らが初めてだ。

127万人だと言う。

彼らは、ずっとバブル崩壊以降の時代を生きてきた。Cimg9657

そして時代は、彼らに決して好意的ではない。

恐らく、これからもそうした時代が続く。

新成人が、不安の中に見出す夢が欲しい。Cimg9656

彼らの生きる甲斐を、私達は提供すべきなのだ。

今日の哲学の無い政治は、残念ながら彼らに何も提案していない。

さすれば、知識人こそ彼らに道標を示すべきなのだ。Cimg9655

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2010年1月10日 (日)

夫婦ヤシ

JR伊東駅の前に、カナリーヤシが寄り添って立っている。Cimg9645

ヤシは雌雄異株だが、その雌雄が1938年の伊東線開通記念に植えられた。

既に70年以上が経過している訳で、高さも8mはある。

幹の部分が重なり合って、殊更仲良く見える。Cimg9643

故に、夫婦ヤシと呼ばれているらしい。

雌雄の仲がよければ、必然として種が出来る。

そしてその実が、縁結びの縁起物になっている。Cimg9634

観光協会が収穫して、どんぐり大の実を配布しているのだ。

只それだけのことだが、何ともほんのり感がある。

植えられたのは戦時中のことでもある。Cimg9638

アフリカ西海岸原産の別名フェニックスと呼ばれるこのヤシは、

当時としては珍しい植物だったはずで、

どうして記念樹種に選ばれたのだろうか?

その後の時代は「伊東温泉に行く」は憧れであった。Cimg9633

実に多くの人々が、このヤシの下を通って温泉に向かった。

そして今、伊東は静かな保養地になっている。

そんな時代の流れを、このヤシはジッと見続けてきたのだ。

夫婦ヤシの実は、今度はどこに根付くのだろうか?

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2010年1月 9日 (土)

大瀬崎

伊豆半島の左肩の部分、Cimg9534

駿河湾の一部を小さく抱き込むように砂州が伸びている。

それが大瀬崎で、駿河湾越しに富士を眺める絶景の地だ。

かつて夏には、沼津港から船が出ていて、

水のきれいな海水浴場として全国に知られていた。

その大瀬崎が、今では年中賑わっている。Cimg9533

目的は、スキューバダイビングだ。

透明度の高い水が、何にも代え難い財産だったのだ。

それに岬の外側は外洋だし、湾内は静かな内海だ。

初心者にもアクティブダイバーにも楽しめる。

この真冬にも、ダイバーがやってきていた。Cimg9531

浜辺に風呂桶を置いて、冷えた体を温めたり、

インストラクターが付きっ切りでコーチしたりしていた。

多分、海の中は別世界なんだろうな~!

ところで、岬の先端に神池と呼ばれる泉がある。

幅50mほどの岬の突先だから、真水なのが不思議である。Cimg9539

かつて、その泉に大鯰が沢山いた。

ところが今は、一匹もいなくて鯉ばかりになっていた。

伊東沖にでも引っ越して、先般の地震でも起こしたのかしらん?

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2010年1月 8日 (金)

ロボットの未来

静岡市の「る・く・る」で、ロボットの企画展が開かれている。Cimg9613

手塚治のアニメ世界以来、ロボットは私達の夢だった。

それが頭脳(コンピュータ)の登場で、一気に現実のものになった。

製造業の世界では産業ロボットは当たり前だし、Cimg9608

癒しや介護の分野でも現実のものになりつつある。

それに最近では、玩具にその機能が組み込まれて、

子供達にも結構親しい存在になっている。Cimg9615

中でも、ミニロボットが素晴らしい動きを見せる。

激しいダンスを踊ったり、綱を登ったり、

自転車に乗ったり、24時間耐久レースを走ったりもする。Cimg9616

そして、そんなロボットが電池性能のPRにも使われる時代だ。

エボルタやバロ、エルボタカーやワカマルなどは、既に著名ロボだ。

ロボットクリエータの高橋智隆さんは、Cimg9609

そんなミニロボットの開発を職業にしている。

ともかく私も興味深々で、孫をだしにして覗いてみた。

小さな子供にはちょつと難しかったが、Cimg9612

でもロボットは、まだまだ夢の有る産業を生み出すのではないか。

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2010年1月 7日 (木)

八重洲

久しぶりの東京で、八重洲口を見上げながら思った。Cimg9647

私達は、歴史の上を歩いている。

そうして、歴史は人が創ってきたのだと。

八重洲と言う地名の由来である。Cimg9650

この国に、初めてやってきたオランダ船がデ・リーフデ号だった。

九州の豊後に漂着した。

時は、関ヶ原戦の直前である。Cimg9651

1598年6月にオランダを出帆した時の乗員が110人だった。

だが、漂着した時には24人になっていた。

大航海時代の先駆けとは言え、大変な冒険航海だったのだ。Cimg9653

大阪城にいた家康が、彼らの冒険の航海に興味を持った。

彼ら乗組員を大阪城に呼び、後に彼らを幕臣にすることを考えた。

そうして航海長だったウイリアム・アダムスは、Cimg9646

三浦半島に領地を貰い、三浦按針と名乗って帰化した。

同じように航海士だったヤン・ヨースチンも、

江戸の海岸べりに屋敷を拝領して、ヤヨス殿と呼ばれた。Cimg9648

これが、東京八重洲の地名の起こりだ。

思うだに、歴史と言うものは面白いものだ。

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2010年1月 6日 (水)

観光盛衰

お客の来ない店舗ほど寂しいものは無い。Cimg9642

今、国内の観光地は、何れも閑散としている。

観光ニーズの変化に不況に輪をかけているからだ。

それでも、昭和年代まではかなりの賑わいがあった。Cimg9641

それが殊に、伊豆や紀伊半島に向かう人が減っている。

観光と言うのは装置産業で、小回りが利かない。

客が来なければどうしようもないのだ。Cimg9637

観光のニーズも、海外や体験型に変わったりして、

昔からの温泉型観光地の苦戦が続いている。

それに加えて、観光地を支える人材の高齢化も進んでいる。Cimg9636

だから地場の産業も一緒に沈んでいく。

はて、この大きな流れを止める手立てが有りや無しや。

政府は観光立国などといっているが、一朝にして成るものでもない。Cimg9632

観光地は、歴史の積み重ねと人々の営みの上に生まれる。

観光立国が都市だけのものであってはならない。

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2010年1月 5日 (火)

験かつぎ

「屋敷に南天を植えると家が栄える」と言われる。Cimg9621

それはナン(難)をテン(転)汁からだと言う。

その程度の語呂合わせに過ぎないのだが、

そこは人間の弱さで大抵の家に植えられている。

我が家の庭にもあって、これが繁茂して困ったことがある。Cimg9587

子供の頃、この南天で箸を作った。

南天を見るたびにそんな事を思い出す。

正月の鉢植えには必ず南天が植わっている。

話は変わって、茗荷の由来について。Cimg9620

茗荷は、春と秋にあの香り高い花芽をつける。

中国由来の生姜科の宿根草である。

この茗荷、何故か鈍根草などと言われて、

「食べ過ぎるとバカになる」などとされる。Cimg9581

そりゃ~、まったく根拠の無い話だ。

だけど、その話の由来はあった。

お釈迦様の弟子に物忘れの激しい人がいた。

自分の名前さえ忘れてしまうのだ。Cimg9580

それで茶の木で作った名札を、いつもぶら下げていた。

茶の木のことをかつては「茗」と書いた。

それで彼のことを茗荷と呼んだそうな。

お釈迦様の弟子のあだ名とミョウガが結びついて、Cimg9579

バカになると言われるようになった次第らしい。

何とも、これはミョウガには可愛そうな話しだ。

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2010年1月 4日 (月)

依存から甲斐へ

人は、何がしかを頼りに生きている。Cimg9618

それは仕事てあったり、趣味や家族だったりする。

子供の成長が後生大事の人もいるし、

仕事だけが生きがいと言う方もいる。Cimg9603

要するに、何かに支えられている実感が必要なんだ。

ところが、その実感が得られなくなると、

途端に不安定な精神状態に陥る。Cimg9591

そうして代わりになるものを探して逃げようとする。

タバコや覚醒剤、パチンコやギャンブル、アルコールもその対象だ。

気晴らしに酒を飲んでるつもりで、何時の間にか中毒になったりもする。Cimg9586

酒に依存する人生になっちゃうんだね。

あの酒井紀子は、その依存先が覚醒剤だったんだろうか。

人間は、決して強くはないんだよね。Cimg9584

だから携帯電話やゲーム、ペットにも依存するようになる。

依存は、生きてる目的を見失うことから始まる。

だから些細な目的地でも、そいつに向かって歩けば迷いは無くなる。Cimg9489

人は、目的地に向かって歩き、そして走り続けることが肝要だ。

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2010年1月 3日 (日)

RCの初詣

例年のように、小笠山RC揃っての初詣である。Cimg9597_2

小笠山山頂近くに集合、山中を縫って麓の法多山尊永寺に参る。

8kmほど山を下ると、眼下に人波が見えてくる。Cimg9598_2

一日に10万人ほども参拝者があるから、

もちろんその人波に続いて健康祈願。

それん健脚祈願。Cimg9600_2

長引く不況の故か、今年は参拝時間が心なしか長い。

困った時は、みんな神頼みと言うことか。

ともかく私達は、その人垣を掻き分けながら走っていく。Cimg9604

着膨れた参拝者からすれば、超薄着の私達は奇異に見えるだろう。

心なしか怒らし差を胸に、健康を感謝する。

法多山と言えば、名物の厄除け団子だ。Cimg9602

それで、五体満足の五本の団子を頂く。

それから、山頂に向けて再びダッシュである。

汗をタップリかいた後は、今年の抱負に花が咲く。Cimg9607_2

よし、今年も元気で走り続けるぞ。

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2010年1月 2日 (土)

遠州三山

袋井市の可睡山と油山寺、そして法多山を遠州三山と呼ぶ。Cimg9576

その三山を巡って走るのが今日のマラニックだ。

JR袋井駅を9時にスタート、

道連れは8名の仲間である。Cimg9582

総延長で28km程度であろうか、

でも渋滞知らずである。

否、法多山の延々とした渋滞を尻目に悠々と走る。Cimg9583

可睡山は、家康ゆかりの寺で三つ葉葵の紋を伝えている。

油山寺は、異国情緒タップリの寺で、

目の神様と言うことになっている。Cimg9585

それに「知足」が寺の教えだとか。

参拝客もそんなに多くなくて、敬虔な新年を賀するには気持ちがよい。

神社仏閣には、独特の雰囲気があって、Cimg9588

あんまり人が多いと、その人いきれに飲まれてしまう。

その点、この二山は是非新年の参拝には打ってつけだろう。

最後に、法多山に向かう。Cimg9589

法多山尊栄寺は人人人であった。

今年は昨日の寒さの故か、大変な人出である。

その法多山から和らぎの湯へ。Cimg9590

皆で汗を流して、それから新年会である。

気の会う仲間とともに、今年も元気で走ろうと乾杯。

快晴の青空の下、三山を巡って、Cimg9594

きつと今年は良い事が沢山あるぞ!

新年早々、嬉しい一日だったな!Cimg9595

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2010年1月 1日 (金)

迎春

いよいよ、2010年代がスタートです。

張り切っていきましょう!  Cimg9571

チョット張り切りすぎて、「松の内」の書き込みが

31日と1日の境になっちゃいました。

そちらを・・・・。

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