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2010年2月28日 (日)

カンアオイ

「この紋所が目に入らぬか ! 」

あの三つ葉葵のモデルが、このカンアオイの葉である。

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カンアオイにも色々と種類が有るが、

小笠山に自生しているのはスズカカンアオイらしい。

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絶滅危惧種に指定されている。

このカンアオイは、不思議なことに土中に花を咲かせる。

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虫の来ない土中に咲かせてどうするのかと思うのだが・・・。

秘すれば華なのか?

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ともあれカンアオイには、あのギフチョウが産卵する。

幼虫は、カンアオイの葉を食べて育つのである。

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そして、春の女神と呼ばれる美しいチョウになる。

カンアオイは、小笠山のような雑木の林床に生えている。

見過ごせばそれだけのことだが、

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地中の花などを知ってしまうと、愛おしく思われてくる。

それにしても、徳川家は葵の紋章に何を託したのか?

ギフチョウは、残念ながらこの小笠山には棲息していない。

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2010年2月27日 (土)

多文化共立

ジョーダンは、カナダからのALTである。

それにルイスは、ニューヨーカーだ。

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その彼らと、今日の午後を共に楽しく過ごした。

浜松駅を中田島に向けて走り始めたのは13時だ。

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中田島では、彼らは海に出会って歓喜していた。

砂丘では、天竜高校陸上部の生徒達が、

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ダッシュを繰り返し足腰を鍛えていた。

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彼らの初々しい姿にも、感心しきりである。

私達はその傍らを八扇の湯に向かって走る。

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今では何処にでも、温泉があってマラニックには好都合だ。

私達も、タップリと疲れを取って浜松へ。

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浜松では皆でカラオケに繰り込んだ。

選曲に横文字が多くなるのは致し方ないが、

国籍なんて関係ないね。

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皆で仲良く、2時間余り声を張り上げた。

今日も、実に楽しい一時を過ごさせていただいた。

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みなさん、ありがとう。

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2010年2月26日 (金)

改めて益なき事

物事の仕組みを変えるには大変なエネルギーを伴う。

場合によっては、変える事に専心のあまり、

実質を悪くしてしまうことすらある。

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増して国の政治である。

政府は、国の行政組織をフル・モデルチェンジしようとしている。

人事を融通無碍にしたり、権限を大幅に制限したりである。

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当然のことながら、行政組織のバイタリティは失われる。

それに、政治主導の名の下に

素人の政治家が大量に政務官やら副大臣になった。

その素人が、一切を取り仕切ると言うのである。

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能率が上がるはずが無い。

それに、そんな遣り甲斐のない行政組織に、

有為な人材が集まるはずも無い。

世界的信頼を誇った日本の官僚機構は、瞬く間に劣化していくだろう。

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はてさて、この国にそんな社会実験をやってる余裕が有るのかどうか。

徒然草に「改めて益なき事は、改めぬをよしとするなり」とある。

ここは、マイナーチェンジに止めるべきなのではないのか。

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急いて事を仕損じないためにも。

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2010年2月25日 (木)

セレナーゼ

昨日から、イタリアでミラコレが始まっている。

それで、女性のファッションについて書くことにする。

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当然だが、人間以外の動物は衣服を着ない。

その代わり、体そのものを衣服にしている。

それに、メスよりもオスの方が総じてカラフルな装いをしている。

羽を広げる孔雀も綺麗な雷鳥もオスだ。

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その理由は、動物の世界では大抵が一夫多妻で、

メスがオスを選ぶかららしい。

つまり選んでもらうためには、オスは自分を魅力的に見せねばならない。

それで、派手な格好が必要と言う訳だ。

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ところで、服を着る人間のファツションはもっぱら女性のものだ。

この寒さにもめげずにミニスカートをはいたりもする。

ファッションも様々で、一人として同じ格好をしていない。

異性は勿論のこと、同姓にも自分の魅力を強調するかのようだ。

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動物の世界は、かくも不思議である。

それにメスは、どんな時でもより良いオスを求めている。

それが進化を促すからだろう。

セレナーデとは、虫達のオスがメスを呼ぶあの声のことだ。

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2010年2月24日 (水)

子供見守り隊

今月から毎朝、交差点に立って75人の小学生を見送っている。

出勤前の一時だが、

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子供達の「お早うございます」「有難う」の声が快い。

実はこの交差点には、今村さんと言う先輩が立っている。

今村さんは、もう既に朝晩一年間も、

雨の日も風の日も子供達を見守り続けている。

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立ってみると、この交差点は結構危険なのだ。

信号もないし、特に朝は誰もが急いでいる。

交通量もかなり多い。

中には、横断歩道で停車した車を追い越すやつだっている。

これは極めて危ない。

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交通安全は当然のことだが、

地域の人達が皆で子供達を見守る雰囲気を作りたい。

そんな些細なことから、安心感溢れる地域が生まれるのではないか。

この一年の間に、どれだけの方が加わって頂けるか分からないけれど、

今村さん一人の、孤独な努力にさせちゃいけないと思っている。

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2010年2月23日 (火)

鉄舟寺

清水港の奥まった所に、鉄舟寺と言う名刹がある。

そしてその門前には、二体の厳めしい仁王像が睨みを利かせている。

実はこの寺は、1568年まで久能山の山頂にあった。

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駿河湾を睥睨する絶壁の上にあった頃の久能寺は、

堂塔伽藍も数多く豪壮な寺だったらしい。

その寺を、武田信玄が久能城を築くに当たって山の麓に移した。

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麓に移された寺は、その後寂れてしまっていた。

寂れた寺の再興の契機を作ったのが、幕臣の山岡鉄舟(鉄太郎)だった。

山岡と清水の縁は、幕末の動乱期に生まれている。

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勝海舟の意を受けて駿府に西郷隆盛を訪ねる途中、

薩埵峠で東征軍(官軍)に追われる身になってしまう。

その鉄舟をかくまって舟で清水港まで送ったのが、

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望嶽亭の主人だったという。

そして清水港で山岡を迎え、

子分ともども護衛して駿府に送り届けたのが次郎長だった。

ともあれその後の戦乱で幕府の船が沈み、

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港に幕臣の死体が多数流れ着く。

その埋葬を買って出たのが清水次郎長だった。

それは多分に鉄舟と次郎長の親交の故だったかも知れない。

鉄舟寺の再興もそんなこととの関連も深いのではないか?

今日の名刹「鉄舟寺」は、山岡の43歳の折の提唱で始まっている。

たかだか130年前のことだ。

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2010年2月22日 (月)

街の変遷

久しぶりに浜松に出かけて、かつての浜松中心部を懐古した。

昭和50年までの浜松市街は、眩しいほどに輝いていた。

デパートにもバスターミナルにも人が溢れ、

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夕方の飲食店街の賑わいもかなりのものだった。

品のよい御茶屋や果物屋だって一等地にあった。

田舎暮らしの私でも、たまには浜松まで買い物や食事に出かけた。

と言うよりも、田舎にはそんな店も会館も無かった。

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だから近在から、みんな浜松の中心部に押しかけた。

果物屋には珍しい果物があって、バナナだって珍しかった。

それから40年近くが経過した。

この間の大きな変化は、誰もが車で移動するようになったことだ。

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その車が、物流を変え街を変貌させてきた。

郊外に大きなショッピングモールが出来、

映画館だって沢山入っている。

街中よりも、郊外店の方がはるかに便利になったのだ。

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そんな訳で、今では街中に出かける必要が皆無になった。

デパートが次々に撤退するのは当たり前なのだ。

駅前の果物屋も御茶屋も商売にならなくなった。

あの頃、永遠とも思われた街の輝きは今は昔だ。

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2010年2月21日 (日)

日本茶の輸出

外国人観光客の日本で買って帰りたいもの。

そのトップが日本茶になったそうだ。

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日本食の世界的流行とも関連がありそうだが、

かつて隆盛を誇った茶輸出を想起させる。

明治の前半期には、この国から輸出できる物など無かった。

政府の必死の殖産興業策も遅々として進まない。

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そんな中で気を吐いたのが、お茶と絹だった。

いずれも農民の汗の結晶としての農産物だ。

時の政府は、その輸出代金で軍艦を買って日清日露を戦った。

お茶は、この国の黎明期の基礎産業だったのだ。

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時代は変わって平成の今日、改めて日本茶に視線が注がれている。

それは単なる飲み物ではなくて、生活文化としてのお茶だ。

お茶を喫する日本の文化だろうと思う。

ところで台湾は、かつては安い茶の供給地だった。

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それが今では、阿里山の東方美人など、

茶産地の物語と共に高給茶に一変している。

やはり台湾土産は、彼の地のウーロン茶だろうか。

日本で買うべき物も、浴衣やデジカメより銘茶だね。

一昨日が二十四節気の雨水だ。

これから草木も花も動き出すぞ。

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2010年2月20日 (土)

ハイチの悲劇

人口1,003万人の国で、国民の2.3%、23万人が亡くなった。

M7のハイチ地震の死者だ。

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このハイチと言う国には、恒常的に380万人もの飢餓人口がある。

まさに異常な国なのだ。

この国の歴史は、悲劇の連続だと言える。

スペインの占領以降、フランスやドイツ、アメリカの占領が続き、

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先住民はすべからく虐殺され、

黒人の奴隷移民やらと何一つ良いことが無い。

それでもこの国は、1804年に抵抗運動の末、

ラテンアメリカでは最初の独立国になった。

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もっとも独立を承認する国が無くて、

フランスに莫大な賠償金を払うことで独立した。

その賠償金が、今日に至る貧困の遠因になっている。

国の産業は、米や砂糖などの農業だった。

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今日でも国民の7割は、極小規模な農業者だ。

ところが政府は、度々の経済破綻の危機から逃れるために、

1995年に国際融資を受け入れた。

実はその融資の条件が、

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米の関税率を35%から3%に引き下げることだった。

それでアメリカから安い米がドッと流入し、

米の価格は暴落してハイチの稲作地帯は壊滅する。

現在も米の4分の3をアメリカから輸入している。

だから一昨年の国際穀物暴騰時には、

国中で大規模な食糧暴動が起きた。

先日の地震とその後の混乱は、

国内の農業が崩壊状態にあることにも原因があるのだ。

これは私達の日本にとっても、他山の石かもしれない。

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2010年2月19日 (金)

ウエルネス

イルネスの反対語で、健やかで快適なことだ。

言葉を変えると、快いストレスのことだとも思う。

人間の肉体は、当然ながら歳とともに老化していく。

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だけど気持ちは、何時までも若々しくありたいものだ。

人間も動物だから、食って生きて死んでいくのだが、

その間に色々と感じ考え、懸命な行動も愚かな行為もする。

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そうしてその行動の原点は何かと言うと、

ドーパミンとアルファー波のもたらす快感の追求だ。

快感とは脳を楽しませることに他ならない。

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だからその脳の感性が、若々しければ良いのだ。

その秘訣は体を動かすことだと思う。

人間は精神的動物だが、物から得られる快楽で若さは保てない。

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体の底からジワーッと涌くような快感が必要だ。

ランニングは苦しいけれど、

そうした爽快感を確実にもたらしてくれる。

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先日のマラニックを走りながら、そんな事を思っていた。

これからも、快いストレスを追い求めようと思う。

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2010年2月18日 (木)

三保の羽衣

海越しに富士を望む白砂青松の三保からの眺望は、

一昔前まで、まさに日本一と言って良かった。

だからこそ天女伝説が生まれ、

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ここなら天女が舞い降りてもさもありなんと思わせた。

かつて徳川家康は、この眺望を愛し保護したと伝わる。

それて江戸期を通じて、三保半島全体が保全されてきた。

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そいつが明治以降、

特に戦後の乱開発で半島の先端まで人家が迫っている。

それに対岸は、臨海工業地帯として変貌してきた。

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もういくら待っても、とても天女は降りてこないだろう。

それでも今日、羽衣の松には大勢の「カップル」がやってくる。

仲良く手をつないで、海沿いを歩いているのだ。

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やはり天女伝説は、男女の駆け引きのあやなのだろう。

半島の先端が折戸と呼ばれる所で、

ここでは今も折戸茄子が栽培されている。

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あの家康が吉兆とした「一富士 ニ鷹 三茄子」のナスである。

富士は気高い心、鷹は狩による健康づくり、

そしてナスは臓腑の栄養である。

いずれも健康の源なのだ。

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2010年2月17日 (水)

久能山東照宮

久能山の名は、かつてここに久能寺があったことに由来する。

その久能寺を1568年、武田信玄が寺を東麓に移して、

寺の跡に久能城を築いた。

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移された寺はその後寂れてしまっていたが、

明治の初め幕臣の山岡鉄舟が再興を提唱する。

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それが今日の名刹「鉄舟寺」である。

ともあれ家康は、自分をこの久能の城跡に葬ることを遺言して死んだ。

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それで1616年、東照宮が建立されて今日に至っている。

本殿の奥まった所に家康公の墓がある。

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しかも墓は、彼の西方鎮護の意を戴して、西向きに建てられている。

その後日光東照宮に一部分骨されるのだが、

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ここが彼の墓であることに変わりない。

楼門も社殿も総漆塗りの極彩色であって、規模こそ日光に劣るが、

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荘厳なたたずまいは天下人の廟所にふさわしい。

標高270mの高台から駿河湾を見晴るかすと、

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東には伊豆半島、西には御前崎を一望できる。

家康公は、良い所に眠っている。

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2010年2月16日 (火)

赤い靴

最近、ランナーのウェアーも靴も実にカラフルになった。

茶娘やチアガールの装束で走る女性だっている。

パンダなどの縫いぐるみも見かけるが、あれは暑いよね。

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みんな、単調で苦しい何時間かを精一杯楽しもうとしている。

目立ちたがりと言うよりも、サービス精神と言うべきだろうな。

私は最近、真っ赤な靴を履いて走っている。

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地味な靴よりも、よほど気分が高揚するからだ。

それはさておき、童謡の話だ。

日本平の山頂に母子の像が建っている。

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野口雨情の詩に「赤い靴」と言うのがある。

「赤い靴 履いていた 女の子。横浜の波止場から船に乗って

異人さんに連れられて行っちゃった。・・・」のあの歌である。

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実はあの女の子にはモデルがあって、

その生まれた場所が清水港の近くなのだ。

二歳に過ぎない女の子が母子と別離して、異国にもらわれて行く。

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誰が考えても憐憫を感じるほか無い。

その女の子が、真っ赤な靴を履いている。

詩は、赤い靴に思いの全てを凝縮させている。

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清水港を見下ろしながら、暫し不可思議な哀愁に浸っていた。

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2010年2月15日 (月)

石垣イチゴ

久能山の南面に、イチゴのハウスが帯のように連なっている。

南からの太陽熱を石垣と土で受け、

その蓄熱で古くからイチゴが栽培されてきた。

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そもそもイチゴは初夏の果物だが、

この方法で真冬の収穫を可能にした。

中国の山東省などでは、この方式を大規模に取り入れている。

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北側に堤防のように土を盛り上げて、

その南面にハウスを造っているのだ。

そこで茄子やキュウリなどを年中栽培していて、

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もちろん化石燃料で加温なんてしていない。

この太陽温室のお陰で、北京や上海の食生活は格段に良くなったのだ。

ともあれ日本では、この石垣ハウスがモデルになって、

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昭和20年代にスリークオーターと言う形の傾斜温室が作られた。

それで静岡県がハウスメロンの産地になったのだが、

やがて石炭や重油で加温する形に変わっていく。

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安い石化燃料に依存することになったのだが、

今ではそれが為に苦しんでいる。

ここ久能では、石垣イチゴが観光化したこともあって、

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依然として旧来の方式を守っている。

私達も、自然エネルギーの活用の方法として大いに学ぶべきなのだ。

ところでオクラホマ州立大学の研究によると、

イチゴはコレステロールの値を引き下げて、

メタボ対策にもなるんだそうだ。

そんな訳で、25度位の温かなハウスの中で、

腹一杯にイチゴを食べてきましたよ。

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2010年2月14日 (日)

快汗

今日一日、良い汗をかいた。

走る観光と言ったらよいだろうか。

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清水の名所を38kmランニングして回る。

「清水いいとこマラニック」だ。

走って味わって学んで、人間の本源的娯楽だろう。

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9;00清水駅スタート、エスパルスプラザを抜けて、次郎長通り。

龍華寺から日本平に向かって登って行く。

標高308mの山頂では、グリーンのお茶たい焼きを頂いて、

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おもむろにロープウエイに乗る。

今日は、随分混んでいて満員なのだ。

久能山東照宮を参観して、1250段の石垣を下る。

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それからのこ一時間は、イチゴ食べ放題タイムである。

イチゴで満腹になったら、一路海岸線を三保に向かって走る。

羽衣の松では、おでん屋で一杯。

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それから気を奮い立たせて、三保半島の突先真崎灯台へ。

そこからは一路清水港に向かって帰っていく。

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清水では鉄舟寺に寄って、後は草薙の湯に向かう。

到着したのは、16:43であった。

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湯から出るとお決まりの宴会である。

そんな訳で、全てを忘れて一日を楽しんだ。

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人生には、こんな一日があっても良いのだ! ! !

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2010年2月13日 (土)

新しい自分

人生の目的は何か?

何を今更と言われそうだが、

それは自分の人生物語を面白くすることに尽きる。

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もとより人生は、自分の思い通りになんてなりっこない。

殊に昨今、決まった流れなぞ捜しようも無い。

もっとも、思い通りになるんなら面白くないだろう。

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それより、思いがけない事や思わぬ出会いが面白くしてくれる。

千変万化する世の中で暮すからこそ、私達は飽きずに生きている。

とは言え、嫌なことにも次々と出っくわすのが常だ。

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問題は、その嫌な事を楽しめるか否かだな。

例えば、地域の役員を押し付けられたとする。

「嫌だいやだ」と思って過ごせば、それだけのことだ。

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そいつを「一丁、自分を試してやれ」と思うだけで、

世の中はかなり変わってくる。

犬も歩けば棒に当たる。

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棒を恐れずに、あちこちと歩き回ることだ。

棒に当たって初めて、新しい自分が楽しめる。

棒は、私達を楽しませるためにあると思えばよい。

私の物語にも、新しい自分をと思うのだが・・・・。

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2010年2月12日 (金)

サラ金天国

この国は実に不可思議な国だ。

昨年末の国の借金が871兆円になった。

赤ん坊から寝たきり老人まで、一人当たり平均683万円だそうだ。

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それでこの借金、この三月には900兆円になりそうだ。

それでも低金利のお陰で、年間の金利負担は15兆円程度で済んでいる。

とは言え、その金利だけで昨年の税収の1/3である。

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そして来年3月には、この借金が973兆円になるらしい。

一方、ギリシャの借金が国際的な信用不安を起こしている。

EU各国が支援と言うことで、ともかく小康を得られそうだ。

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が、ギリシャの借金など、日本の800兆円に比べれば屁の様なもんだ。

にもかかわらず、何故騒ぎにならないのかって?

そりゃあ、その借金を郵便貯金なんかで、

大部分を日本人が貸しているからだ。

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いずれ大増税すれば、帳消しになるだろう。

そんなこと、知ったことかと言うことだ。

ともあれ、国の財政はサラ金に追われる毎日状態にある。

だが政府は、子供手当てに高速道路無料化、

所得戸別補償に高校授業料を無料にとバラマキに余念が無い。

サラ金に追われながら、住宅新築や海外旅行してるようなもんだ。

この国の人々の能天気も、間もなく不可能になるだろう。

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2010年2月11日 (木)

格差と社会

バブル崩壊以降、サラリーマンの賃金格差が大きくなった。

派遣労働が相当な比重を占めるから、尚更である。

そもそも同じ労働をするなら、

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身分保証はともかく賃金は同じであるべきなのだ。

それを派遣イコール低賃金労働にしたことに問題がある。

人には色々な生き方があって、拘束よりも気侭を選ぶ人だっている。

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それに一定以上の評価がされるなら、派遣労働だって正社員よりも働く。

要は、企業との雇用関係の違いだけなのだ。

だから、派遣労働を禁止する方向じゃないだろう。

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派遣労働の質(待遇)を変えることが肝心なんだと思う。

仮に不況の谷間で雇用調整があったとしても、

それは社会のシステムとしてそれを補うべきだ。

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兎に角、低賃金で働かされた上に、不況でポイでは救われない。

多様な生き方を包含できる社会、

そんな社会システムを創ることこそ成熟社会だと思う。

民主党政権にも、仕分けは程ほどにして、

そんなことを考えてほしいと思う。

人は働くために生きるのではなく、

生きるために働くのだから!

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2010年2月10日 (水)

新しい窓

「自分の中に、新しい窓を開けるのは容易でない。」

新幹線の戸口に立って、

窓枠の外を飛ぶように過ぎ去る景色を眺めながら、そう思った。

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窓の外に降り立って、人と話をし、土産を食べて、

匂いも音も、その風さえも味わわなければ、

窓を開けたことにはならないだろう。

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近頃の私達は、それを避けて生きてきたのではないか。

私達は日々、そのルーチンの中で神経をすり減らして生活している。

新しい窓など何処に有るのかさえ、探すことも出来ないでいる。

人と人だって、そそくさとビジネスライクに済ませてしまう。

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一昔前の人々のように、「まあ~、お茶でも一杯・・・」とはならない。

それぞれ孤高を守って生きているかのようだ。

そうしてこの新幹線のように、時間の流れをひたすら追いかけている。

何処に有るんだろうか、自分の新しい窓は?

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見つかったら、恐る恐るでもその窓を開けてみたい。

フッと、そこでは外に出て明るい孤独を楽しみたいと思った。

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2010年2月 9日 (火)

ベンチャード

人生は難しい。

進むべきか退くべきかは、処世の永遠のテーマだ。

仕事の判断はもとより、投資、冠婚、購買、趣味などすべからくそうだ。

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ゴルフの石川遼が「ナツシング ベンチャード ナッシング ゲインド」などと、

かっこ良く言っている。

その通り、挑戦しなくっちゃ何も得られないだろう。

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だがそのゴルフとて、猪突猛進では勝利は得られまい。

勝負の駆け引きとして、安全策をとることだって当然あるはずだ。

あの老子だって「敢えてせざるに 勇なれば 即ち活く」と言っている。

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果報は寝て待てなんて言葉だってあるぞ。

いわんや、私達の日常である。

大抵は、事なかれで済ませたい。

それが本心なのだ。

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だから、何か変化を起こそうとすれば、必ず波風が立つ。

今、地域に『安全会議』なるものを組織しようとしている。

地域で共に防犯や防災活動をやろうとする集まりだ。

「そんなものを・・・」なんて声も当然ある。

しかし、地域のコミニティなんてものは、

そんなことでも無かったら育たない。

ここは敢えて、ベンチャードと思っている。

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2010年2月 8日 (月)

土の感触

田舎暮らしの私は、時として土の有難さを思ったりする。

そりゃ~雑草との追いかけっこだし、梅雨時の泥濘にも往生する。

だけど、土は素晴らしい力を持っている。

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私達の食べ物は、肉も魚もすべからく土から生まれている。

水の循環で環境も浄化しているし、実に多くの生き物も養っている。

ところが多くの人々が、その土を忘れて生きている。

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都市生活者のかなりの人々は、土の上を何年も歩いていないのではないか。

おそらくは、土の感触を知らないで一生を終える人すらいるのだろう。

そういう人には「土に帰る」なんて情感は無かろう。

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ところで私の週末は、里山の尾根道を走って過ごすことが多い。

もちろん、落ち葉を踏みしめながら疾駆するのだ。

舗装道路を走るランナーは、どうしても膝や腰を痛め易い。

それに比べると、私は実に恵まれている。

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土の道が、何よりのクッションになっているからだ。

この得難い自然と田舎暮らしに、絶対の満足感を味わっている。

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2010年2月 7日 (日)

子供手当て

今、子供を増やすことはこの国の未来にとって不可欠なことだ。

その新政権の目玉政策、子供手当ての財源5.5兆円の確保が難題だ。

現状では月額2万6千円の支給は、恐らく逆立ちしても無理だろう。

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10年度の半額支給ですら、過去の基金の取り崩しでやっと予算化した。

「無駄をなくせば出来る」公約とは大きな乖離だが、

もともと無理があったのだ。

ここは、消費税を3倍にしてでも財源を確保すべきだ。

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この手当てが足がかりになって出生率がアップに転じるなら、

国民はこぞつてそいつを支持するのではないか。

それから、子供手当ては経済活性化の柱などには成り得ない。

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乗数効果(消費性向0.7)の議論では、この手当ては成り立たないからだ。

苦しくとも、子供は国全体で大切に育てる。

そもそも、そういう社会実験であるはずだ。

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2010年2月 6日 (土)

韓の国とは

民族的にも歴史的にも、掛け替えの無い国だ。

もともと日本人の血には、かの国の人々の血が濃厚に流れている。

稲作や焼物、仏教や織物を伝えたのも彼らだ。

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任那には日本府があって、親類付き合いしていた古い歴史も有る。

その国と過去三度、戦火を交えている。

663年の白村江の戦、秀吉の文禄・慶長の役、そして明治の戦乱だ。

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とどのつまり100年前の1910年、日韓併合に至った。

あげくに、韓国語を廃し、人の名すら日本式に改名させたのだ。

差別と徴用をも含め、塗炭の苦しみを与えたのだ。

あの時、仮にロシアに占領されていたとしても、

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38度線の経過も含め、あれほどの惨禍を繰り返したかどうか・・・。

韓国の人々が、日本との付き合いに感情的になるのは無理は無いのだ。

歴史の過誤から100年、

未来志向で改めてお互いを思いやる必要がある。

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観光も人的交流も、もっと掘り下げるべきだ。

この日本が学ぶべきことも、結構たくさん有るぞ。

韓国語で人をサラムという。愛はサランだ。

二つの言葉は同源で、「人は愛」という共生の文化なのだ。

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2010年2月 5日 (金)

心の扉

人間は、どこかに自己満足が必要らしい。

心の奥に潜む様々なエゴイズムだ。

それで、ペットを偏愛したり仕事中毒になったり、

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酒におぼれたり、はたまた無駄な議論や喧嘩に夢中になったりする。

恐らく、人それぞれに思い当たる節が有るはずだ。

所詮人間は、群れの中でしか生きられない。

そして又、一人で生死しなければならない。

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それならば心の扉を思いっきり開いて、みんな仲良くすりゃ良いのにね。

そうすりゃ、戦争も諍いもなくなるはずだ。

それが、あたら小さな自己満足を求めるために、

そして利害や感情の故に、そいつが中々難しい。

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心の扉を閉じて、時々小窓を明けるのが精一杯なのだ。

いくら威張ってみたところで本当は孤独で、

現実には、雨の日の捨て犬同様にしょぼくれていたりする。

はてさて、とかく人の世は難しいのだが、

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扉を開いて心に風を通さないことには、

この世の中は明るくならないな。

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2010年2月 4日 (木)

炒り豆

昨夜は節分、豆撒きはしましたか?

この小さな非日常に、我が家の孫達も大はしゃぎでした。

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でも、鬼を払うのに何故炒り豆なのか、不思議ではありませんか?

伊豆の民話に、こんな話が残っています。

「その年は干ばつが続いて、田の早苗も枯れかかっていました。

人々は懸命に雨乞いするのですが、雨は気配さえありません。

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そんなある夜、一軒の農家に天城山の鬼がやって来て、

『娘をくれるなら、俺が雨を降らせてやろう』と言います。

それで、泣く泣く娘を鬼に差し出すことになります。

その娘との別れの晩、母親は娘に菜種を一袋渡します。

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そして『この種をこぼしながら、お行き』と言うのです。

鬼と共に娘が去って間もなく、村に雨が降りました。

飢饉の恐怖が去って暫くすると、

天城山からこの里まで、一筋の金色の帯が続いているのです。

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そう、娘の落としていった菜の花が咲き出したのです。

娘は、その金色の道を辿って里に辿り着くことができました。

鬼は怒って『娘を返せ』と押しかけてきます。

その時母親は一握りの大豆を鬼に渡して、

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『この種で一袋の豆が稔ったら、娘を返そう』と言うのです。

止む無く鬼は、この豆を持ち帰って播くのです。

ところがこの豆は炒り豆で、芽など出る訳がありません。

待ちくたびれた鬼は、とうとう娘を諦めましたとさ。」

そんな話です。

だから節分の豆は、よく炒ってから「鬼は外」なんだそうですよ。

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2010年2月 3日 (水)

瑞穂の国はどこに

瑞穂の国と呼ばれたこの国の農業が、いよいよ崩壊の瀬戸際にある。

農業就業者の70%が既に60歳を超えている。

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今日の農業生産は、高齢者によって辛うじて支えられているのだ。

それでいて、若者の参入は医者になる人間よりも遙かに少ない。

危機と言う段階はとうに過ぎているのだが、

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ダイナミックな産業変革への動きは未だ見えない。

古典的な国の政策、土地所有制度、

それに過去の農業の常識が邪魔しているからだ。

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しかも、これからの時代は、

かつてのように食料を海外から買いあさるのが困難な時代なのだ。

この国の人々は、あくまでも利己主義で、

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そんなことは考えようともしていない。

過去40年間の飽食の経験が、将来の苦境を想像させないのだろう。

先日農林水産省が、

今後の10年で、この国の農業生産力が3/4になると発表した。

いよいよ地滑り的な農業の崩壊が始まりつつあるのだ。

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2010年2月 2日 (火)

一億円あったらッ?

「自由に使える一億円があったら、何に使う? 」

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ビジネスホリックの、経営者へのアンケート結果が面白い。

「一年間休みをとって、世界一周する」や、

「高給老人ホーム」は月並みだ。

それで、「自分専用のスポーツジムを作る」とか、

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「自分の乗る専用の馬を買う」がメインになっている。

そこらへんが、さすが経営者なのかな?

まあ、「嫁に渡す」なんてのもあるし、

当然ながら「愛人を囲う」「離婚のための慰謝料」なんてのもある。

あなたならどうする?なんて聞くのは野暮だね。

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そんな、自由に使える金なんて・・・・!

それにしても、あの土地を買った4億円は、

既に死んだ知人から預かったんだって ! !

あれこれと説明に苦労するよね、ほんとに !

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2010年2月 1日 (月)

春はそこまで

やっと、葡萄の剪定を終えた。

やれやれなのだが、もう既に暦は立春ま近である。

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堆肥も春肥も急がなくっちゃならない。

寒さの本番はこれからのはずだが、

季節を先駆けて白梅が咲き誇っている。

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それに、我が家の三本の河津桜も花芽を膨らめ、

数輪ほころび始めている。

この季節の移り変わりが、こよなく健気に感じられる。

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ところで、経済の春は何時になったら訪れるのか?

この春、就職先を得られない卒業生も多い。

失業率6%だって、家庭内失業を含めるともっと高いはずだ。

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景気低迷もあるが、そもそもこの国の就業の場が減り続けているのだ。

企業の新興国への移転は当たり前になって、

空洞化という言葉すら聞かれなくなった。

炭酸ガス排出規制は、さらにこれに拍車をかけるだろう。

公共事業が無駄とされて、田舎も働き場が無くなった。

はてさて、この国の春は如何とも悩ましものになりそうだ。

「梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」(嵐雪)

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