土の感触
田舎暮らしの私は、時として土の有難さを思ったりする。
そりゃ~雑草との追いかけっこだし、梅雨時の泥濘にも往生する。
だけど、土は素晴らしい力を持っている。
私達の食べ物は、肉も魚もすべからく土から生まれている。
水の循環で環境も浄化しているし、実に多くの生き物も養っている。
ところが多くの人々が、その土を忘れて生きている。
都市生活者のかなりの人々は、土の上を何年も歩いていないのではないか。
おそらくは、土の感触を知らないで一生を終える人すらいるのだろう。
そういう人には「土に帰る」なんて情感は無かろう。
ところで私の週末は、里山の尾根道を走って過ごすことが多い。
もちろん、落ち葉を踏みしめながら疾駆するのだ。
舗装道路を走るランナーは、どうしても膝や腰を痛め易い。
それに比べると、私は実に恵まれている。
土の道が、何よりのクッションになっているからだ。
この得難い自然と田舎暮らしに、絶対の満足感を味わっている。
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