瑞穂の国はどこに
瑞穂の国と呼ばれたこの国の農業が、いよいよ崩壊の瀬戸際にある。
農業就業者の70%が既に60歳を超えている。
今日の農業生産は、高齢者によって辛うじて支えられているのだ。
それでいて、若者の参入は医者になる人間よりも遙かに少ない。
危機と言う段階はとうに過ぎているのだが、
ダイナミックな産業変革への動きは未だ見えない。
古典的な国の政策、土地所有制度、
それに過去の農業の常識が邪魔しているからだ。
しかも、これからの時代は、
かつてのように食料を海外から買いあさるのが困難な時代なのだ。
この国の人々は、あくまでも利己主義で、
そんなことは考えようともしていない。
過去40年間の飽食の経験が、将来の苦境を想像させないのだろう。
先日農林水産省が、
今後の10年で、この国の農業生産力が3/4になると発表した。
いよいよ地滑り的な農業の崩壊が始まりつつあるのだ。
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