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2010年4月17日 (土)

薬師寺に

奈良で最も印象的な寺は、薬師寺だろうか。

平山画伯の絵にも、この世界遺産でもある薬師寺が何点かある。

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シルクロードを辿ってきて、奈良のここに至ったという気持ちだろうか。

実は薬師寺は、飛鳥の地から平城遷都(710)とともに現在地に移された。

そうしてバランスの良さと言う事を先ず感じる。

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両脇に東塔に西塔の立ち、

その中央に大講堂が圧倒的な偉容をみせる。

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そしてその大講堂には、薬師三尊像が鎮座している。

中央の薬師如来、右の日光菩薩、左の月光菩薩だ。

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人生は、月日の間にあると言う悟りだと、

誰かが書いていたことを思い出す。

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東塔は730年の創建当時の姿のままであり、

対する西塔は昭和56年の復興である。

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青い格子に丹(赤)色の柱は、奈良を表す枕詞「青丹良し」を表徴する。

薬師寺の最も奥まった所に玄奘三蔵院がある。

その須弥壇の奥に、平山郁夫画伯の大唐西域壁画殿がある。

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シルクロードの終着点としての奈良に、画伯の想いが込められている。

彼が晩年に最も心血を注いだのが、この壁画だった。

古からの世界の中でのこの国在り様を、

大河の悠久の流れのように感じさせてもくれるようだ。

つまり、薬師寺とはそんな所なのだ。

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