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2010年4月26日 (月)

万葉文化のルーツ

明日香村飛鳥に奈良県立万葉文化館がある。

飛鳥は、山部赤人や額田王、柿本人麻呂らの万葉歌人の舞台だった。

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例えば「明日香川 川淀さらず 立つ霧の 思い過ぐべき 恋にあらなくに」

「春過ぎて 夏来るかし しろたえの 衣乾したり 天の香具山」

「君待つと わが恋をれば わが屋戸の すだれ動かし 秋の風吹く」

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などと、大和三山や明日香川を織り込んだ歌を思い出す。

文化館では、そうした飛鳥人の生活をジオラマや映像で紹介している。

その文化館で、幸いにも平山郁夫画伯の

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「シルクロード奈良への道展」に巡り合わせた。

画伯の自伝を読んだことがあるが、

広島での被爆体験から仏教の世界へと入っていく。

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その仏教への想いが、やがてシルクロードへと繫がっていく。

つまりは日本文化の源流へと遡ることになるのだ。

画伯の絵は、いずれもその流れの中にある。

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そうして、その終着点が奈良なのだ。

砂漠の民の思いも、この列島に暮す人々の思いへと、

とうとうと繫がっている事を伝えているのだ。

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そんな事を考えながら、

飛鳥の地に金色に浮かぶいにしえの都を見詰めていた。

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