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2010年4月16日 (金)

平城京へ

奈良を訪れている。

飛鳥の宮から奈良に都が移されてから、今年で1300年になる。

西暦710年から、784年に京に移るまでの都だ。

Cimg0281

往時は「あおによし 寧楽の宮師は咲く花の

にほうがごとく 今盛りなり」と詠われた。

街の広さは甲子園の30倍はあったらしいが、

つい先頃まで広い野原になっていた。

そこに1998年に、宮城の正門の朱雀門が復元され、

そして昨年秋、政治の中心だった大極殿が出来た。

この平城京は藤原の仲麻呂の乱など、

Cimg0282

血なまぐさい政権争いの場でもあった。

奈良時代は、実質的に藤原氏の時代だったのだが、

京都の平安時代に比べると、

奈良時代の歴史ドラマはどうしても霞んで見える。

だけど、唐招提寺に象徴的なように、

平城京は、この国の基礎的仕組みや文化のルーツなのだ。

朱雀門越しに大極殿を見晴るかすと、

1300年もの昔が、陽炎のように浮かび立つかに思われた。

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コメント

あなたの表現
凡人に理解に苦しみますが いつも楽しみ
にみてます 

投稿: かじやけん | 2010年4月16日 (金) 19時54分

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