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2010年5月15日 (土)

小笠山と水

私が週末を過ごす小笠山は、巨大な三角州が隆起して出来た。

かつては大井川の河口部だったのだ。

だから、全体が河原の礫で出来ている。

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標高は264mもあるのだが、

礫だから降った雨がほとんど地下に浸み込んでしまう。

幾つか川があるのだが、水が流れるのは希でしかない。

だから山には、乾燥に耐えられるウバメガシが純林をなしている。

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あの備長炭の原料になる大変硬い木だ。

ウバメガシの群生は珍しくて、それだけでも独特の風情がある。

ともあれ小笠山に浸み込んだ水は、裾野で湧出する。

その水と山の薪で、かつては酒蔵や醤油製造業が栄えた。

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湧き水は、水田を潤し人々の生活用水にもなってきたのだ。

小笠山は、水が森から生まれることを分かり易く教えてくれている。

この山の地下は、大きな水を貯めるダムなのだ。

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近頃、この里山を歩く人が増えている。

でも、この山のことを知って歩けば、もっと楽しくなるだろう。

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