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2010年6月12日 (土)

ふるさとに生きる

私はここで生まれ育って、それからずっと居つきだ。

東西に細く堤防状の土手の上に集落ができていた。

だから前も後ろも田圃で、戦後の耕地整理までは

集落への道も細い野良道しかなかった。

だが高度経済成長以降、住宅も公共施設も増えて景色は随分変わった。

何故か時折、昭和30年頃の景色を思い出す。

その景色は、おそらく江戸時代もずっと同じだったはずだ。

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家は茅葺で、田の字に座敷があった。

家の前には「黄土」と呼ぶ前庭があって、

そこは秋に収穫したモミを干す貴重な場所だった。

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家の裏には掘り抜きの井戸が有って、コンコンと水が涌いていた。

とにかく、村には時間がゆっくりと流れていた。

その井戸は、台地に工場が出来て枯渇してしまった。

Cimg0630

ともあれ私の先祖も村の人達も、ここで生まれて死んでいった。

そう私も、退職したら彼らと同じように農業をしよう。

様々な野菜や果物を育て、その成長を慈しもう。

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時代は一変してしまったけど、先祖が踏ん張ってきた土地を耕そう。

それが故郷に生きるということだろう。

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