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2010年7月15日 (木)

私をもいで

私の育てている葡萄が、色付き始めて最終段階を迎えている。

先日は例年のように、小学二年生の街中探検隊がやってきた。

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この街の生産現場のあれこれを訪ねて勉強するらしい。

先ず最初に、彼らを最も管理の行き届いている温室に案内する。

そこには、あと10日程で収穫できる「甲斐美嶺」と

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「サマーブラック」が育っている。

一斉にワァーと言う声が上がる。

先ずは珍しい景色を見たと言うことだろうか。

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そこでブドウの色々や栽培の難しさについて話す。

それからが問題で、味も見せずに帰す訳にもいかない。

それでこの為に、となりの温室で早生のベニバラードを育てているのだ。

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少し収穫には早いのだが、これを30人の子供達に食べてもらった。

「アッ、種が有る」とか「おいしいッ」と、

ワイワイ言いながら平らげていく。

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やがて嵐は去ったのだが、事はそれで終わらなかった。

翌朝そのハウスに入ると、残りの房の半分ほどが無くなっていた。

種も皮もなくなって被いだけが残っている。

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果たして犯人はカラスなのか、はたまたハクビシンかタヌキなのか?

おそらく、子供達の食べるのを見ていたヤツに相違ない。

悔しいがどうすることも出来ない。

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マアッ、多少は食べさせてやることにしよう。

しかし、もう少しでもっと美味しくなるはずなのだ。

私は、彼女らが「私をもいで」と言うまでは、ジッと我慢の子でいよう。

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