« 走りと人生 | トップページ | 親孝行 »

2010年7月22日 (木)

仏壇は偉かった

どのお宅にも、仏壇と神棚は祭られている。

父母を始とした先祖を敬い、八百万の神々に感謝するのだから、

Cimg0957

これは一種のこの国の美風なのだろう。

だけど近年、この仏壇と神棚が埃をかぶっている。

実際のところ私なぞ、線香も拍手も全く希なのである。

Cimg0993

その理由を考えている。

かなり昔の事になったが、貰った初任給を仏壇に供えたことがある。

ともかくも自分が独り立ちできたのは先祖のお陰だと言う気持ちだろうか。

Cimg1024

だがそれもそれで終わりで、やがて給料も銀行振り込みになった。

結婚して妻に手渡していた給料もしかりだ。

結果として女房はご苦労様とも言わなくなって、

Cimg0894

給料は誰が稼いだものかも曖昧になった。

おまけに、小遣いすら女房殿から頂く身分に成り下がってしまった。

子供達は、そんな父親の背中をジッと見て育っている。

それで、この家で一番偉いのは、

Cimg0795

仏壇の中の先祖でも父親でもないと悟るのだ。

つまり、あの昔のまま毎月の給料を供えていたら、

私の地位はもっと高かったはずなのだ。

時代は世襲の部分をどんどん削り取ってしまった。

Cimg0719

しこうして、「先祖のお陰です」も死語になろうとしている。

とは言え今更、急に仏壇の掃除を始めたとしたら・・・?

一体、彼らは何を思うかしらん・・・。

|

« 走りと人生 | トップページ | 親孝行 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

はじめまして
神仏は生き方を導いてくださいます。
 私は生き方が分からなかったので
一般的なお釈迦様の本を読みました。
教えと現実のギャップに、
屁理屈ばかりがが多くなりました。
神仏は実行が伴わない考え、思い悩むのを嫌います。
かといって感謝だけして生きろと言われても疑問がわきます。
すべてのものがあって自分がいる、
自分はすべての中に溶け込むしかない。
分からないことだらけ、
そんな自分を許すしかない。
笑顔で優しい言葉をかける、それすらできない。
人って悟れない、そんなものかも知れません。

投稿: エスプリ | 2010年7月22日 (木) 20時43分

仏壇もお墓でも、みなさん 自分が見てきれいに
お花を供えるでしょう。なんで どうして 
考えて見てはいかがですか。それはね、、、、、

投稿: かぢやけん | 2010年7月23日 (金) 19時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 仏壇は偉かった:

« 走りと人生 | トップページ | 親孝行 »