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2010年7月25日 (日)

私の貸借対照表

高校生の頃の自分を思い出している。

当時の年齢のなせる業だろうが、

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自分のあれこれが欠点として際立って見えていたし、

言うならばコンプレックスの塊だったろう。

それで毎日、漂う浮き草の上をさまよっているような気分だった。

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受験や就職など全てが未知の世界にあったし、

同級生の全てが自信に満ちていて、

私一人が不安の中にいるように思われた。

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余りにも小心な自分がそこにはいた。

それから50年近い歳月が経った。

試行錯誤を繰り返す間に、余分なものを捨て去って、

残ったのが今の自分だ。

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しかして何が残ったのかと考えるのだが、

これこれですと言うものが無い。

財産を作った訳でもないし、

子供達にスクッとした背中を見せてきたかと言うと疑問だ。

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社会的にも何ほどかの貢献が出来ただろうか? 

つまり刈り方が圧倒的で、貸し方は取るに足りないものばかりなのだ。

これが上場企業なら、

倒産すれすれの気の毒なバランスシートと言うことになる。

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そして決算の結果として、老化しつつある心身だけが残る。

それに、肉体は一つだけて他に持ち合わせも無い。

しかしまあ、肉体の老化は若死にを免れた栄誉だから不平は言うまい。

ともあれ、自分と言う入れ物の中身を、

良く見定めておかねばなるまい。

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