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2010年7月14日 (水)

人生の手触り

・・・と書いたのだが、はて手触りと言えるのかどうか? 

過ぎ去ってしまえば、過去はまったりとして取り留めも無い。

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物事の本質などよりも、鮮烈な瞬間の幾つかが重なり合って、

それすらも既にセピア色になろうとしている。

時代の流れに幾ばくかでもこの手で関ったのならともかく、

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がむしゃらに流れに溺れまいとしていたのではなかったか。

戦後生まれの団塊の世代だから、

子供の頃は食べ物も着物も粗末だったけど、

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中学校に行く頃から世の中が目まぐるしく変わり始めた。

牛車がテーラーになり、三輪車になった。

真空管むき出しのラジオがテレビになり、水道が引かれた。

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そんなことが十数年のうちに起こったのだ。

学校を卒業したら、父親の後を継いで農業をやるものと思ってた。

しかし農業も様変わりし、それを許してはくれなかった。

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かくして、勤め人としての毎日が始まる。

初任給が33,150円だった。

それから道草もせずに夢中で走ってきた。

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その今日までのドラマは、まさに泡沫の夢のようでもある。

勿論、得心もあればザラザラとした後悔だって多い。

とは言え、人生に消しゴムは無い。

手触りそのものは、今日の私自身の中にある。

死ぬまで生きてみなけりゃ、肝心のところは分からないだろうな。

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