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2010年7月23日 (金)

親孝行

犬の親孝行ってのは聞いたことが無い。

本来生き物は、殊に野生ほど親は子に一方的に施しをする。

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人間の場合には、家族と教育のお陰で子が老親の面倒を見る。

この点、儒教の果たした役割は極めて大きいだろう。

だけど年金と介護保険の制度が、その親孝行を危うくしている。

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つまり、親孝行は年金と介護保険でよかろうという現実だ。

「老後はカネだ」と社会全体が考えてしまった。

おまけに、超高齢化社会が到来しようとしている。

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はて、その任せたはずの年金が続くのかどうか? 

現実は、その年金もあらかた国債と言う借金になりつつある。

逆に言うと、今日の年金世代は、

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国に借金で親孝行を強いていることになる。

それにしても、親孝行は金ではなかろう。

「親は無くとも子は育つ」のかも知れないが、

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やはり親心に報いるには日々の会話だったり、

気配りではなかろうか。

「親思ふ心にまさる親心 けふのおとづれ 何ときくらん」は、

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吉田松陰の辞世の句である。

松蔭は、親心を気遣いつつ29歳の命を絶たざるを得なかったが、

その志は遂に明治への革命を惹起させていくのだ。

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