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2010年7月31日 (土)

霊峰に挑む

今夜は、山頂を目指して麓を走っている。

富士山頂往復マラニックに挑戦して、もう何度目だろうか。

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この田子浦の海抜0mから山頂を往復する24時間レースは、

毎年高山病に苦しめられてきたし、昨年は荒天で死ぬ思いをさせられた。

それで未だに完走できていないレースなのだ。

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田子浦の突堤もドカッと蒸していた。

汗は、スタート前から背を流れている。

とにかく今年は、急がずに走り続けよう。

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波音を耳にそんな決意を胸にスタートしてきた。

富士の市街から富士宮の浅間神社の脇を抜け、

富士スカイラインをひたすら登っていく。

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スカイラインは、5合目までの25kmほどの道程だが、

この何時果てるとも知れぬ真っ暗な道を、只黙々と走り登っていく。

見えるのはヘッドランプの照らす路肩の白線だけだ。

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果たして昔の修験者ですら、こんな過酷なことはしなかったろう。

私はその修験者でもなく、いわんや亡者でもない。

目標に向かう一個の人間に過ぎない。

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黙々と辿る道すがら、やはり考えているのは昔のことやこれからのこと。

そして何時の間にか、頭の中は空白になっていく。

とは言え「やはり富士山は仰ぎ見るものかしらん」と思ったもする。

「わが庵は 松原続き 海近く 富士の高嶺を 軒先にぞ見る」(道灌)

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コメント

お伺いしていたマラソンの日ですね。
あきらめないお気持ち、本当にかっこよいです!
ご自身のお体とお話をしながら1歩1歩目標に向かい進んでください。
清水より、応援しています!

投稿: 菊乃 | 2010年8月 1日 (日) 21時07分

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