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2010年8月23日 (月)

空蝉と春秋

秋の月が天空に輝いている。

そう立秋はとっくに過ぎたのに、暑さはまだまだ続くようだ。

それでも蝉の鳴き声がツクツク法師に入れ変わって、

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幾分の哀愁を漂わせている。

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夕暮れ時、ふと地面を見渡すと、

命絶えた蝉の死骸がそこここに目立つ。

そこには、昨日までの賑やかさを疑うほどの静けさがある。

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夕焼け空は、やがて夜の闇に溶け込もうとしている。

思えば私も、ずう~っと走り続けてきたのだ。

ハラハラドキドキも修羅場だって幾たびもあった。

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寝るのを惜しんで資料作りに明け暮れた夏もあった。

冷や汗も歓喜も激論も、すべからく私の人生の一齣だった。

時折、後輩の皆さんの奮闘ぶりを聞かされる。

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しかしそれは、既に私の重大事ではなくなっている。

この微妙な寂しさは如何ともし難い。

春秋に富む人々にとっての夏はこれからなのだ。

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おおいに鳴いて貰わねばなるまい。

問題は空蝉の我が身である。

空蝉がただの空蝉のまま朽ち行くのかどうか?

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空蝉を眺める度に、そんなあれこれを自問している。

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