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2010年8月28日 (土)

汗とカネ

不思議な時代である。

かつて「額に汗して働く」のが当たり前だった。

農業だって左官や鍛冶屋だって、カネのために汗を流した。

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食べ物だって粗末だったけど、それでも空腹には美味しかった。

今日では、冷房があるし力仕事自体も希少になった。

農業でさえあらかたの作業は機械任せなのだ。

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お陰でメタボや糖尿病が蔓延している。

掻くことのなくなった汗は、

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その分地球の蓄えたエネルギーを費消している。

石油や原子力、風力や太陽光に依存しているのだ。

そして私達は、健康の為にせっせと汗を掻こうとしている。

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ウオーキングにランニング、水泳に自転車。

極めつけはジムで、走ることのない自転車を漕いでいる。

かくしてカネを稼ぐためだった額の汗は、

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むしろそれを掻くためにカネを使うようになった次第である。

これはひとえに科学の進歩のお陰ではあるが、

幸せ限りないのだが何所か変だ。

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この幸せの永続には、不滅のエネルギーと資源が必要だ。

資源は何時の日にか枯渇するのだが、これって杞憂かな?

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コメント

幸せと言う時代の不幸・・。
戦艦大和に乗った事のある老人の話・・。
特攻の計画が出され人員を募る時、あっという間に予定人員が、集まったと言う。
どうせ死ぬんだから、お金を貰って華やかに散ろうとしたと言う。
 今思うと不幸だろうか?
生きる目的がはっきりしていて幸せにも思えてならない。
 暑くてエアコンが壊れたら、もの凄い勢いで怒るひとがいる・・・服を脱いだらいい。
 労働に汗は付き物、服の汚れも労働の勲章・・・。
 不況だと嘆いて不満だらけの人もいる・・・でも戦下とは違い今夜食べる夕食は山ほどある。

 産業革命以来進む革新行為で、便利に成ることは、良いが生きる目的を失いつつある。生きる目的、生きた証・・・。
 我が祖父は、晩年弓道に生きた、弓が引けないと呟いて、食事をやめた、二週間でこの世を去って行った、享年92歳。
 生きる目創造は、自分次第の時代。
汗が掛ける事は、幸せの証。
 そして生きる目的、何のために汗するかだと思う。汗無くして正しい証も結果もない。 そう思いたい。

投稿: ひろ | 2010年8月29日 (日) 17時18分

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