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2010年8月14日 (土)

おらんとこ

子供の頃、隣村の子供達と石を投げ合って争った。

まるで種族の争いのようだが、村の身内意識の発露でもあった。

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江戸時代には、村境で水争いが頻発した。

利水も排水も下流と上流では利害が異なるからだ。

私の家の近くに小さな若宮がある。

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江戸期に水争いで犠牲になった若者を祭ってある。

用排水路の整備された今日では想像も出来ないことだが、

水が無ければ田は干からびてしまう。

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水は地域の死活問題だったのだ。

村の住人は、10人が10人村の中で働いていたし、

極めて限られた生活圏で生涯を終えたのだろう。

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勿論今では、村は永住の地ですらなくなった。

住民相互の交流も激減して、村のコミュニティーは崩壊した。

だから「この地区をもっと良くしよう」などと言っても、

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福祉であれ防災・防犯であれ、そんなに熱心にはなってくれない。

要するに「おらんとこ意識」が希薄化してしまったのだ。

しかして、自治体では対応困難な問題が増えていく。

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行方知れずやら独居やら、超高齢化時代はどうなるのか?

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コメント

 ん~そうなんですか~。
水争い・・。死活問題ですからね~。
命も張りますよね。
 私の住む地域にも、芝山での肥料や燃料取りの村同士の闘争の記録がありますね。

 明治以降のいつから終身(道徳)教育が始まったのか分りませんが、戦前の終身を読んで思ったことです。
 家庭の愛情の大切さが最初に書かれていました。
やはり家庭愛が基本ではないでしょうか?
家庭愛・地域愛・祖国愛と成長する過程で生かされている大切さ、有難さをしる訳です。地域愛なしで、祖国愛は生まれません。
 明日で、終戦で65年が経過します。
知識ある若者達が、勝てないと分かっている特攻で尊い命を燃やしたのも、家族愛、祖国愛があったからなのでしょう。
 つまらぬ徳義にこだわり始めた戦争を負けて気付かせようと尊い命を散らせた若者も多かったはずなのに・・・。
 優れしアメリカを真似して、アメリカ型の資本主義を取り入れて来ましたが、悪い面が次々と現れているのが現在です。
 更なるハイパーインフレに歯止めを掛けないと、65年前に散って行った若者や村争いに散った若者に恥ずかしい・・。
 
 問題意識を持つ大切さが日本を救える原動力になる事を切に願います。
 
 山草人様は、如何思われますか?

投稿: ひろ | 2010年8月14日 (土) 20時38分

 ひろさん、コメント有難うございます。

 そう、戦後の65年と言うのが、今日の結果なんでしょうね。自治会の「本来」が出来ないのは、役員の個人の問題化と考えていたのですが、間違った「勝って主義」がまかり通ってるんですよね。

 でも、これどうすりゃ良いんでしょうね? これからの時代は、経済よりも社会問題の方が、より深刻かもしれませんね。

              山草人  

投稿: 山草人 | 2010年8月15日 (日) 20時00分

山草人様、お返事ありがとうございます。自分優先の『勝手主義』の横行で進まない自治会運営は困り者ですね。
自治会の運営目的・会則等がしっかりしてないと上手く機能しなかったりする様です。ワンマンな自治会も困り者です。理想を伝えて行く事がリーダーシップですよね。
ご苦労な事ですが、役員さんは、地域への奉仕の気持ち、地域愛が必要ですね。私の父親からは、『住む土地は地域から借りて居ると思へ、そうしたら問題も起きないし感謝の気持ちがわく』と言われました。
よそから移り住んだ父親の知恵でした。重ねレスですみません。また書かせて下さい。

投稿: ひろ | 2010年8月15日 (日) 22時24分

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