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2010年9月13日 (月)

バイカルの湖底

バイカル湖は、最大水深1670mと世界で最も深い湖である。

それに面積だって、3万1千平方キロメートルと、

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静岡県が4つもすっぽり収まる広さだ。

水深が深いのは、

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地殻が潜り込む二つのプレートの間に位置しているからだ。

この湖には330の小河川が流れ込んでいて、

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アンガラ川からエニセイ川を経て北極海に繫がっている。

かつて(1992年)この湖を一周するのに73日間を要したと言う。

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つまり湖岸には、切り立った崖や谷が続いているからだ。

それに冬には氷点下50度にもなって、厚さ4mもの氷が張る。

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日露戦争当時は、その氷の上に線路を走らせて兵隊を戦線に送った。

冬になると湖はトラックの走る道になる。

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だが、突然ひび割れが出来たりして、

トラックやブルドーザーが中に落ち込むこともあるのだとか。

それで湖の底では、

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一世紀も前に落ち込んだラクダの隊商と遭遇できるとか?

それはともあれ、この湖には無限の資源が眠っている。

特にハイドロメタンは、エネルギー源として注目されている。

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それで先頃、プーチン首相も潜水艦ミールでこの湖底に潜っている。

実は私達も、潜水艦でこの1600mを体験したのだ。

もちろん、バイカル湖沼博物館での疑似体験ではある。

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透明度は高いのだが、50mも潜るともう暗闇の世界になる。

バイカル湖には、淡水アザラシがすんでいる。

このアザラシ、北極海から川を遡ってきたのかどうか?

ミズウミノチョウザメ沖には、も生息していて、

大きいものでは230kgもある。

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そんなのには9kgほどもキャビアを抱えているらしいのだ。

が、何と言ってもオームリの湖だ。

干物やら燻製やらとして年間5千トンが漁獲されている。

そいつを沿道のあちこちで売っている。

どんな生活をしているのか、売り子は娘さんか婆さんだ。

彼らを見ながら、ふとこの地位派の原住民ナナイ族の生活を思った。

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