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2010年9月18日 (土)

ダッツァンへ

ウランウデから車で30分ほど行った草原のはずれに、

チベット仏教のロシア総本山がある。

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大学と修道院も兼ねていて、

この国における歴史の中断を回復しようと懸命な様子だ。

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ラマ教は、社会主義革命によって、

キリスト教以上に壊滅的被害を受けた。

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1930年当時、

1500人余の僧侶が射殺若しくは流刑され、

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ソ連内の全ての寺院がことごとく破壊されてしまった。

生き残ったラマ僧は

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隠れキリシタンのような生活を余儀なくされるのだが、

1945年になって、驚いたことにスターリンが仏教を公認したのだ。

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それからこの地を選んで、

チベット仏教の再建が少し筒始まる。

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だから本山と言っても、その歴史はほんの30年程でしかない。

ダライラマを教主とする事も含めて、全てはチベットと同じだ。

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信者は、この本山を右回りに一周してお参りする。

そのところどころに、例の回転するドラムがあって、

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それを回しながら歩く。

人間には、外からの誘惑と内なる誘惑に苦しむと言う。

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外からの誘惑はラマ僧への帰依で逃れられるが、

内なるものは自分自身でしか修正できない。

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その自分を修正するために、

あのサークルを回すのだと説明してくれた。

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お参りの参道には、小銭が無数に振り撒かれている。

私達はそれをふんずけて歩く訳で、

貧乏性の私なぞは目が潰れるかと心配してしまった。

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その落ちている金は、

本当に困った人だけが拾っても良いのだそうだ。

境内には仏教大学もあって、150人ほどが学んでいるらしい。

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