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2010年9月15日 (水)

ブリャート共和国の空

イルクーツクからバイカル湖に沿ってウランウデまでは、

600kmほどの道のりである。

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そしてウランウデは、ブリャート共和国の首都だ。

この600kmの道のりは、相当にスリルに満ちたものになった。

シベリアのことだから道路は山なりに続いている。

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黒の背広で固めた男前のドライバーが、その腕前を誇るかのように、

片道一車線の道を時速120kmの快速で飛ばすのである。

否、飛ぶと言う表現の方が当たっているだろう。

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舗装は日本の高速のように決して平じゃない。

起伏の頂上を過ぎる瞬間には、スゥ~ッと体が空を飛ぶ。

そして又、真っ逆さまに思える下り坂を滑降して行く。

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しかもその最中に、反対車線に出て前の車を次々と追い越すのだ。

それは正に、ジェットコースターさながらであった。

車は、トヨタである。

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そのトヨタであることだけが、心を安らげる材料にはなった。

だがそのスリルも、数時間続くと次第に慣れてしまうから不思議だ。

やっと体が慣れた頃、前面の景色がガラッと一変する。

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あのシベリアのタイガ(針葉樹)から、

空が広がって牧野の平原になるのだ。

牛や未、そして馬が放牧されている。

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柵も人影もまったくなくて牛が道を横切っていく。

果たして、牛の所有者が判別できるのかどうか心配になる。

そう! ブリャート共和国はロシアの自治区だが、

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十二分にモンゴルなのだ。

モンゴルの首都ウランバートルからウランウデまで、

北に600kmに過ぎないのだ。

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シベリア鉄道の沿線にあるのだが、

ハバロフスクまでは列車で二日半の距離だ。

如何にせん、航空便の無いのがこの街のネックのようである。

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それで今、飛行場の再整備が進みつつあるようだ。

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