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2010年9月12日 (日)

バイカルの畔

バイカルの水は、アンガラ川からエニセイ川へと下って北極海に注ぐ。

冷たくて、今でも十分透明度が高いのだが、

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ロシア人は、一昔前はもっと綺麗だったと言う。

パルプ工場が出来て水を汚したらしいのだ。

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それで、ここにしか棲息しない淡水イルカも随分と減ったし、

オームリと呼ばれるニシンの仲間も漁獲が減っているらしい。

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もう夏も終わりだが、湖畔には日光浴を兼ねた人々が出ている。

裸になっても、水が冷たいから泳ぐことは出来ないのだ。

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湖と言っても、640kmに渡って北東から南西に広がっている。

バルト海と同じほどの広さがあるのだ。

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50kmほど先の対岸がかすんで見えるのだが、

丁度、弘前から函館を眺めるような気分だ。

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塩気がないからベタベタしないのが違うところだろう。

この湖の主な魚は、深さ200mくらい?に棲むオームリだ。

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サケの仲間で大抵は干物にして食べる。

私達も湖岸で食べてみたのだが、これが驚くほど美味だ。

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私が水産会社なら、輸入を試みるところだ。

イルクーツク側の湖岸には、リゾート施設も僅かにできている。

しかし、余りに広大で人口が少ないためか、ほとんど未開発のままだ。

地球上の淡水の5/1はこの湖にあると言われるのだから、

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余り開発しないほうが良いのかもしれない。

僅かにアルカリ性を帯びた透明な水が、

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何処までも限りなく青色に輝いて続いていた。

確かに、ただただ冷たい美しさが広がっている。

かつてスターリンに抑留された日本人は、

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この湖まで来て、これは日本海だと糠喜びさせられた。

「日本に返してやる」と、騙して抑留してきたからだ。

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