目標と言う光
どうも私は、目標を持たないと生きられない男のようだ。
男は大抵そうだろうが、何かやっていないと不安になる。
ジッとしていると、バタッて倒れやしないかって思うんだ。
その何かに、ちゃんとした目標があれば言うことはない。
この事にもっと早く、仮に40年も前に気が付いていたら、
少しは自慢できる何事かが出来たのかも知れない。
しかし怠惰に流されたのか、迷路をさまよっていたのか、
既に随分と川を流れ下ってしまったようだ。
正に「歳月人を待たず、盛年重ねて来たらず」である。
だが流れが穏やかになった分、海までは未だかなり時間が有りそうだ。
ならば、これまでと違った自分を見つけ出せないか?
水の少ない苔生した清流に分け入っても良い。
出来るものなら、マングローブの林を探検したって面白かろう。
導水路に沿ってあの台地の畑に浸み入っても良かろう。
それでもって、何が実現できるかって訳だ。
あぁ~、冒険の果てに何処に行き着くことか・・。
人間ってヤツは、安寧と冒険との矛盾をわきまえないのだ。
果たして、曙光が見つかるものかどうか?
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